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by hinaseno
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カテゴリ:音楽( 400 )



それにしてもあっついですね。

🎵あっつさでのぼせぁがった心は宙に浮いたまま~🎵 妙におこりっぽくなっています。なんでもシャクの種…。

考えたら「シャクの種」って最近使われることってないですね。なんで「シャクの種」っていうんだろう。


さて、ゆっくり書きたいことがいくつかあるんですが、時間と気力がないのでさらっと。

今朝、海外のオークションサイトで買ったレコードが届きました。これです。

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先日、最近発売された『The Jack Keller Songbook』を入手したので、久しぶりにこのジャック・ケラー自身によって作られたソング・リストを見ながら未聴の作品をチェックしていたんですが、そのときに目に留まったのがこの作品でした。もちろんCD未収録。YouTubeにも音源は貼られていません。

曲のタイトルは「Congratulations」。作詞はジェリー・ゴフィン(Gerry Goffin)。でも、レーベルにはGerryではなくJerryとクレジットされています。リストでは制作年が1959年となっていますが1960年の7月にリリースされているようです。

歌ってるのCarol Hughesという女性シンガー。Carol Hughesというシンガーのことは知りませんが(女優?)、僕のパソコンには「Hello Heartbreak」という曲が1曲入っていました。歌はそこそこうまいけど、あまり好みの歌い方ではありません。


この作品に興味を持ったのはもちろんジャック・ケラーとジェリー・ゴフィンの作品ということがありますが、他にも気になる名前がいくつもあったんですね。

まずはプロデューサーがHugo&Luigiのコンビ。Hugo&Luigiのコンビは確か大瀧さんのアメリカン・ポップス伝でも登場していたはず。優れたソングライターチームでプロデューサーチームです。

そしてこの曲のアレンジがなんとテディ・ランダッツォ。悪かろうはずがありません。


とここまで書いて、レコードに針を下ろしました。一番ドキドキワクワクする瞬間です。


(リスニング・タイム)


ん~ん、曲はまずまず。でも、女優ということもあってか大袈裟な歌い方が鼻についてしまいます。歌い上げる人、苦手です。もう数年待ってジョニー・ソマーズかシェリー・フェブレーが歌っていれば、きっと素敵な曲になったのに。コニー・フランシスでもよかったけど。


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by hinaseno | 2018-07-17 15:41 | 音楽 | Comments(0)

9月5日発売予定の世田谷ピンポンズさんのニューアルバム『喫茶品品』について、1つ書き忘れていることがありました。それは「すみちゃん」という曲のこと。Pヴァインの告知を見ると、どうやら1曲目に収録されるようです。

ただ、アルバムは純喫茶がテーマなんですが、「すみちゃん」って曲、純喫茶と関係あったっけ?

それはさておき「すみちゃん」こと松本穂香さんが主演を務めるドラマ『この世界の片隅に』が昨日から始まりました。気がついた時には番組が半分くらい終わっていたんですが、録画しているので改めて観ます。少し観たけど、松本さん、いい演技しますね。予告編のようなものがあったので貼っておきます。




世田谷ピンポンズさんの「すみちゃん」という曲がきっかけで松本穂香さんという女優を知ったんですが、今ではすっかり彼女のファンになってしまいました。Instagramの「週刊 松本穂香」というのがなんとも面白いんですね。ドラマなんてほとんど見ないので偉そうなことは言えませんが、彼女は独特の個性を持っています。

実は『この世界の片隅に』がドラマになるのがわかったとき、当然「のんちゃん」こと能年玲奈さんが主演の「すずちゃん」役を務めるべきだと思っていたんですが、そうでないことを知ってかなり不満な気持ちでいました。

でも、ある日、その主演を務めるのが松本穂香さんだとわかったんですね。これも不思議な縁。


『この世界の片隅に』の舞台は広島県の呉市で映画の撮影も呉で行われていたので、呉の商店街や古い町並みをとらえた写真を何枚もInstagramに投稿されていたんですが、その呉も今回の豪雨災害で大きな被害を受けたんですね。もしかしたら撮影した場所も被害を受けていたかもしれません。松本さんもきっと心を痛めているはず。


その松本さんをモデルにした「すみちゃん」も今回のCDに収録されることになったので、ぜひ松本穂香さんの耳に届いたらと思っています。考えたらこの曲もバンド演奏に合いそうですね。どんなサウンドになっているか楽しみです。松本さんもこれを聴いたらきっと元気が出るはず。


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by hinaseno | 2018-07-16 14:56 | 音楽 | Comments(0)

Come September


豪雨災害の影響でいろんな面で不便になっている日々の生活に戸惑う中、先のことが見えづらくなっている状態ですが、でも、先に楽しみがあるというのはやはり励みになります。

とりわけ9月のこと。9月になれば、です。


お知らせが遅くなりましたが、先月の末に飛びこんできた超ビッグなニュースというのはこれでした。

そう、世田谷ピンポンズさんの新作の告知です。

新作が出るってことだけでもうれしかったんですが、びっくりしたのはその内容。このブログでも何度か喫茶店ソングを集めたものを出してほしいと書いてきましたが、まさにそんな内容のもの。アルバムタイトルは「喫茶品品(きっさぴんぽん)」。「大陸」「回転展望台」と姫路を舞台にして書かれた曲が2曲も収録されています。狂喜乱舞でした。


驚いたのはそれだけではありません。これまでは世田谷ピンポンズさんのCDは自主レーベルからのリリースでしたが今回のアルバムは大手のP-VINE(Pヴァイン)。あの寺尾紗穂さんが所属しているレーベルです。


実は僕自身このPヴァインとの付き合いは相当古くて、まだPヴァインがブルース・インターアクションズという名前だったときからいろんなCDを買ってきました。一番古いのはたぶん『ローリング・ストーン・クラシックス』。新春放談で達郎さんが紹介していたのですぐに買いました。

Pヴァインはもとの名がブルース・インターアクションズということからもわかる通り黒人音楽、とりわけR&B系の作品を多く出していました。これは昔買ったCDで一番好きなものです。以前紹介したはず。

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そのPヴァインも時代のニーズに応じて方向性も変わったようで、今ではR&Bとは関係のない日本人のシンガーソングライターとも契約してるんですね。紗穂さんがPヴァインだと知ったときもびっくりだったんですが、まさか世田谷ピンポンズさんがそこと契約するとは思ってもみませんでした。


今回の作品は「大陸」「回転展望台」など、はじめてCDに収録される曲もありますが、以前のCDに収められた曲も入っています。おそらくバンド形式で。

今まで基本的にピンポンズさんのギター1本で演奏されているのを聴いてきた人間としてはちょっと戸惑うかもしれません。でも、僕は個人的に、ピンポンズさんのいくつかのポップな曲は、もっと分厚いサウンドで演奏されたら全然違う感じの曲に生まれ変わるんじゃないかと思っていました。「大陸」もそのひとつ。


Pヴァインのサイトの紹介文には「ノスタルジアをたたえつつ、現代にアップデートしたフォーキー&バンド・サウンドの名盤がここに誕生です」との言葉。とにかく9月を楽しみしましょう。

そういえば9月には他にも楽しみなことがいくつかありそうです。


「私の場合はCome September、9月になれば」と大瀧さんが昔どこかで言ってましたが、大瀧さんと同じように僕も個人的に重要なことは9月に始まっています。今回は僕のことではないけど、この9月、大きなことが始まる予感がします。


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by hinaseno | 2018-07-13 15:00 | 音楽 | Comments(0)

「ねえ、彗星」


ここ数日、ブログへのアクセスが少しだけ増えていました。なんだろうと思ったら、この日書いたブログへのアクセスが7月6日の晩くらいから一気に増えていたんですね。7月6日の晩といえばこのあたりは尋常ではない雨が降り続いていたとき。でも、アクセスが増えていた理由はすぐにわかりました。

7月6日の昼過ぎにNHK-BSでこの映画が放映されていたんですね。

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ジョン・フォードの1953年の作品『太陽は光り輝く』。

映画を見て気に入った人がネットを検索して見つけたようです。あまりこの映画のことについて書いている人がいなかったんでしょうね。


『太陽は光り輝く』という映画は、先ほど紹介した前日のブログにも書いているように、ちょうど大瀧さんが亡くなられた日にたまたま見ていたということで、タイトルにも使われているフォスターの「My Old Kentucky Home」という曲とともに僕にとって特別な映画となっています。


そのときのブログのタイトルは「ナイアガラ・ムーンがまた輝けば、太陽は光り輝く」。久しぶりに読み返して見たら、最後にちょっと驚くことが書かれていました。

そう、「字幕 寺尾次郎」という言葉を発見したんですね。寺尾さんは主にフランス映画の字幕をされていますが、アメリカの、しかも大好きなジョン・フォードの映画の字幕をされていることがわかって驚いたわけです。で、その縁の流れで、寺尾さんがベースを弾いている大瀧さんの「ナイアガラ・ムーンがまた輝けば」に話を持っていったんですね。もちろんタイトルつながりで。テレビで放映されたものは寺尾さんの字幕だったんでしょうか。


ところで寺尾次郎さんといえば娘さんの紗穂さんがお父さんについて書いたた文章が『新潮』の最新号に掲載されていて先ほどようやく届きました。タイトルは「二つの彗星ーー父・寺尾次郎の死に寄せて」。

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文章が書かれたのは寺尾次郎さんが亡くなられた翌日。ちなみに寺尾次郎さんが亡くなられたのは6月6日。その日、紗穂さんがされたこのツイートで僕は寺尾次郎さんが亡くなられたことを知りました。


父寺尾次郎が今朝永眠しました。葬儀は親族と関係者のみで行います。私にとっては長らく「遠くて遠い」父でしたが、最後に少し近く感じることができました。ホスピスに移る日、看護師さんに「またどこかで」と言った父の姿が目に焼き付いています。映画の一場面のようでした。

エッセイでは今まで知ることのなかった父娘の関係のことが書かれ、こんな言葉が出てきます。


父の死を知らせるツイートでも私は「最愛の父」と書けないまま、「「遠くて遠い」父」としか書くことができなかったと。


で、紗穂さんのこの言葉に対してある人からこんなメッセージが届いたそうです。


遠くて遠い それは いつもこころの中では すごく近いとこに 居た からですよね きっと

まさにその通りですね。Farawayはnearest。


次郎さんがホスピスへ移る3日前に、紗穂さんが次郎さんの病院を訪ねた時に、次郎さんが紗穂さんにこんなことを言ったそうです。

「葬式で何か歌って。何でもいいから」

紗穂さんが何も答えずにいると、

「そうだ、あれがいいな。ねえ、彗星。あれが好きなんだ」


これがその「ねえ、彗星」という曲。紗穂さんのファーストアルバム『御身』に収録された曲。




エッセイの最後はこんな言葉でしめくられています。


 私も父も彗星だったかもしれない。暗い宇宙のなか、それぞれの軌道を旅する涙もろい存在。二つの軌道はぐるっと回って、最後の最後でようやく少しだけ交わった。そんな気がした。
 ねえ、パパ、次にすれ違うのは何十年後、何百年後かな。
 そのときまで、元気でね。

彗星の軌道が楕円であることは紗穂さんもよくご存知のこと。

大瀧さんが亡くなった日に見ていた映画『太陽は光り輝く』の字幕で、大瀧さんと一緒に活動していた寺尾次郎さんと再開し、そし紗穂さんが『楕円の夢』という作品を出されたことを知った矢先に次郎さんが亡くなられたことを知る。

いや、それだけでなく大瀧さんや達郎さんや佐野さんたちとの出会いのことを考えても寺尾次郎さんの存在はまさに彗星のような存在ですね。


そういえばその寺尾紗穂さんの『楕円の夢』がLPになることが決まったそうです。うれしいですね。

ちなみに彼女が所属しているレーベルの名はPヴァイン。

そのPヴァインからこれまた腰が抜けるようなビッグニュースが先日届いたんですね。


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by hinaseno | 2018-07-11 15:50 | 音楽 | Comments(0)

この夏、ラジオのDJをするという情報に続いて村上春樹関連のものが立て続けに出ました。まずは先日紹介した新作の短編を収録した『文學界』。それからつい先日発売された雑誌『MONKEY』の最新号。ここで、村上さんはなんと僕の大好きなジョン・チーヴァーの短編をいくつか訳しているんですね。

個人的にはすごく喜んでいるものの、はたしてジョン・チーヴァーという作家のことをどれだけの人が知っているのかと思ってしまうのですが、僕にとってジョン・チーヴァーといえばなんといってもこの『橋の上の天使』。

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訳者は川本三郎さん。僕は川本三郎さんをアメリカ文学の翻訳者として知ったのですが、ジョン・チーヴァー経由で川本さんを知ったのか、川本さん経由でジョン・チーヴァーを知ったのかは忘れてしまいました。

『橋の上の天使』は当時未訳だったものを収録してるんですがどれもいいんですね。特に表題作である「橋の上の天使」は素晴らしい。「天使」好きとしては最高の天使文学の一つです。

でも、この本はすでに絶版。文庫にもなっていません。


今回発売された『MONKEY』に収録された村上訳のジョン・チーヴァー作品は有名な「泳ぐ人」をはじめ全部で5つ。いずれも『橋の上の天使』に収録されていない作品ばかり。ちなみにバート・ランカスターが主演して映画化された「泳ぐ人」は、『ミステリ・マガジン』か何かに掲載された菊池光訳のものをもっています。

今回の村上訳のジョン・チーヴァーを読んで思ったのは、川本三郎さん訳の『橋の上の天使』を絶版にしておくのはあまりにももったいないなということ。そこに収録された作品にいいのが多いので。村上訳の作品集が近いうちに出るに違いないけど、できれば『橋の上の天使』もどこかで出してくれないかな。


ところで今回村上さんが訳した「引っ越しの日」を読んでいたら、ある曲が出てきて、ちょっと反応してしまいました。曲のタイトルは「歩いている夢を見たことがあるかい?」。

ちょっとその部分を引用。


彼は葉巻に火をつけ、デスクの前に座った。誰かが歌っている声が聞こえた。「歩いている夢を見たことがあるかい?」。その歌には笑い声と手を叩く音が伴っていた。

「歩いている夢を見たことがあるかい?」のあとには村上さんがこんな註をつけています。


(1933年のヒット曲。ビング・クロスビーなどの歌で有名)

ちょっと気になってこの曲のことを調べたんですが「歩いている夢を見たことがあるかい?」という邦題の曲は見当たりませんでした。とするとこれは直訳に違いないと思って、それらしき単語を入れて僕のiTunesに入っている曲を検索したら見事にヒット。以前、ブログで紹介していた曲でした。

原題は「Did You Ever See a Dream Walking?」。フランキー・アヴァロンが歌ったこのヴァージョンを紹介していました。




夏向きのスタンダードのカヴァーを集めた『Summer Scene』に収録されています。作曲者はハリー・レベル。リンダ・スコットの「Never In A Million Years」を聴いて以来、ハリー・レベルという作曲家にはまって見つけた曲でした。

ハリー・レベル、いい曲書きます、でも、全然有名じゃないんですね。ハリー・ウォーレンも全然知られていないけど、それ以上に知られていない。


『MONKEY』では、村上さんと柴田元幸さんの対談も収録されていて、そこでジョン・チーヴァーに関して興味深いやり取りがありました。こんな会話。


柴田:チーヴァーと一番似たような印象を持たれるジャズミュージシャンはいますか。
村上:白人でピアニストのアル・ヘイグかな。スタン・ゲッツと一緒にやった人ですけど、非常に知的で自分の世界を持って完結していて、趣味のいいスタイルを持つピアニストです。

アル・ヘイグ、何枚かCDを持っているので、へえ~でした。確かに知的な感じ。でも、すごく地味だけど。

これがスタン・ゲッツと一緒にやっているアルバム。

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久しぶりに聴いたら、この中にハリー・レベル作曲の「Goodnight My Love」という曲が収録されていました。歌っているのはJunior Parkerというシンガー。このJunior Parker、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でもかかった「Mystery Train」を歌っている人と同一人物なのかどうかは定かではありません。




チーヴァーと一番似たような印象のあるポピュラー音楽の作曲家を選ぶとハリー・レベルになるかもしれません。


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by hinaseno | 2018-06-27 13:17 | 音楽 | Comments(0)

2018年は JKの時代


今朝、アマゾンをチェックしていたら、先月、なんとなんとあのジャック・ケラーの作品集がCDで発売されていることがわかりました。

タイトルは『The Jack Keller Songbook』。

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発売しているレーベルはNot Now Music。このレーベル、ジャック・ケラーの作品なのに別の人の作品集に入れているのを発見して、このブログでもいくつか指摘しました。例えば「(I Play The) Part of a Fool」という曲はバリー・マンの作品集に、それからエヴァリー・ブラザーズのとびっきり素敵な「How Can I Meet Her?」はキャロル・キングの作品集に。間違えた理由はある程度推測がつくのですが、きちんと調べないで曲を収録する廉価版レーベルのひとつ、というイメージを強く持っています。

とはいえ、今までどこのレーベルからも出ていなかったジャック・ケラーの作品集を出したことは評価に値します。ジャケットに使われている写真も初めて見ました。まだ入手していないのでブックレットや、肝心の音がどうなのかはわからないけど。

CD3枚に全60曲収録。曲のリストはこうなっています。


Disc 1
1. Venus In Blue Jeans - Jimmy Clanton
2. How Can I Meet Her? - The Everly Brothers
3. A Forever Kind Of Love - Bobby Vee
4. Everybody's Somebody's Fool - Connie Francis
5. What A Nice Way To Turn Seventeen - The Crystals
6. That's Where My Lovin' Goes - Conway Twitty
7. Before We Say Goodnight - The Poni-Tails
8. That's How Much - Brian Hyland
9. Who - Gary Crosby
10. One Little Acre - George Hamilton IV
11. A Heartache Named Johnny - Jaye P. Morgan
12. It's Unbearable - Dorothy Jones
13. Now You Know How It Feels - Wink Martindale
14. Next - Johnny O'Neill
15. When Does Friendship End And True Love Start - Debbie Stuart
16. Have A Nice Weekend - The McGuire Sisters
17. Cute And Collegiate - The Brooktones
18. A Most Impossible Dream - Dwayne Hickman
19. I've Got A Lot Of Things To Do - Johnny Burnette
20. Walking In The Footsteps Of A Fool - Ben E. King

Disc 2
1. Run To Him - Bobby Vee
2. Little Hollywood Girl - The Crickets
3. Yum Yum Yum - The Cinderellas
4. Seven Minutes In Heaven - Poni-Tails
5. It Started All Over Again - Brenda Lee
6. Ask Me No Questions - Carl Dobkins Jr.
7. Keep In Touch - Georgia Gibbs
8. Never Say Goodbye - Jimmy Beaumont
9. Everybody Loves A Guy Named Johnny - Cardigan Brothers
10. A Pair Of Scissors - Dean Reed
11. Just Couldn't Resist Her With Her Pocket Transistor - Alma Cogan
12. One More Time With Billy - Anita Bryant
13. Poor Little Puppet - Jan & Dean
14. Lonely Tomorrows - Tony Orlando
15. Just Between You And Me - The Chordettes
16. The World In My Arms - Nat King Cole
17. Say Hello (Goodbye Makes Me Cry) - Cardigan Brothers
18. I've Got My Pride - Jack Jones
19. I Can't Sit Down - Marie And Rex
20. Beats There A Heart So True - Perry Como

Disc 3
1. No One Can Make My Sunshine Smile - The Everly Brothers
2. Who Do You Think You Are? - The Four Lads
3. If I Didn't Love You So Much - Babs Tino
4. Short Hair And Turtleneck Sweater - Billy Adams
5. Don't Read The Letter - Patti Page
6. The Lovin' Touch - Mark Dinning
7. Notify The F.B.I. - The Arena Twins
8. Love Is A Two Way Street - The Chordettes
9. He Who Laughs Last - Freda Payne
10. Give It Up - The Deb Tones
11. Wanted, One Girl - Jan & Dean
12. Fantastico - Peggy Lee
13. Please Don't Ask About Barbara - Bobby Vee
14. My Heart Has A Mind Of Its Own - Connie Francis
15. Chills - Tony Orlando
16. He's Got My Sympathy - Ray Adams
17. Breaking In A Brand New Broken Heart - Jean Campbell
18. One Way Ticket (To The Blues) - Neil Sedaka
19. Don't Ask Me To Be Friends - The Everly Brothers
20. The Tiger's Wide Awake (The Lion Sleeps Tonight) - The Romeos


Disc 1の1曲目はやはりジミー・クラントンの「Venus In Blue Jeans」。キャロル・キングの作品集に入っていたエヴァリー・ブラザーズの「How Can I Meet Her?」はDisc 1の2曲目に。それからペリー・コモの「Beats There A Heart So True」もDisc 2のラストに収録されています。僕が手に入れることができなかった曲も何曲かあります。まあ、その一方であの曲をいれてないんだというのも何曲かあるけど。


本当はACEレーベルからか、あるいは宮治淳一さんの編集で日本盤を出してもらいたかったけど。

こうなったら宮治さん、これに負けないだけのものを出してもらわないと。「2017年は JK(ジャック・ケラー)の時代」という宮治さんの言葉は空振りに終わったけど「2018年は JKの時代」ということで。


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by hinaseno | 2018-06-18 13:15 | 音楽 | Comments(0)

今日はあまりゆっくりブログを書く時間がないので短い話を。

昨日は21日。

余白珈琲さんから焙煎したての珈琲豆が届く日です。いつも朝10時半頃に配達されるんですが、昨日はその前にちょっと外出していてタッチの差で不在連絡票が郵便ポストに。

仕方なく再配達をお願い。昼食後に飲めなかったのが残念。ちょっと予定が狂いました。でも、物事が思い通りにいかないときに何か別の「たまたま」を用意してくれているのが余白珈琲さんの不思議なところ。


午後の2時半頃、いつものとても感じのいい郵便配達の人がやってきて、珈琲豆が入った箱を受け取ったら、「あっ、これも」とレターパックを渡されました。見ると武蔵小山のペットサウンズからのもの。昨日注文した相川理沙さんの『唄うように伝えられたなら』のCDがもう届いたんですね。


ということで理沙さんのCDをセットして、関口直人さんが詞を書かれた1曲目の「船は行く」を聴きながら箱から珈琲豆の入ったパックを取り出し、豆を缶に移す作業をしました。

続けて流れてきた2曲目も海の曲。タイトルは「海が見えたら」。こちらは理沙さんが作詞作曲した曲ですがとてもいい曲。ギターも理沙さんの歌もいうことありません。

というわけで、海に関係のある曲を聴きながら作業をしていたら、不思議なことに実際には自動車で運ばれたはずなのに、まるで船で海を渡って届けられた気分になりました。


で、ふと思ったことですが、理沙さん、塩屋の旧グッゲンハイム邸でライブをしてくれないかなと。あの風景に曲がぴったり合っているような気がしました。そしてそこでは余白珈琲さんが珈琲を淹れていて。

そんな新しい縁が生まれそうな予感を感じた瞬間でした。

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by hinaseno | 2018-05-22 08:13 | 音楽 | Comments(0)

七尾旅人さんのことなど


『伊藤銀次 自伝 MY LIFE, POP LIFE』、ようやく読了。でも、僕にしてみたら”一気読み”したほうですね。

本の最後の方で銀次さんは「他者との関係性の中での音楽」ということを僕らはもっと考えないといけないと主張されていました。「僕」ではなく「僕ら」という言葉で。

改めて考えてみたら銀次さんというアーティストはまさに「関係性」の中に生きてきたような気がします。それは本人の意思というよりも、多くのきっかけは「たまたま」なんですね。もし、そこに銀次さんがいなければということがあまりにも多い。


近年、銀次さんが関わりを持ったアーティストで、ちょっと驚いたのは七尾旅人さんと接点があったこと。これは知りませんでした。

七尾旅人というアーティストを知ったのは青葉市子さん経由でした。ある時期、青葉さんは七尾旅人さんと一緒にいろんな活動をしていたんですね。彼の「サーカスナイト」という曲をカバーしたりもしています。




そういうこともあって一時期、七尾旅人の曲をいろいろと聴いていました。


その七尾旅人がまさにデビューするときに銀次さんが関わっていたとは驚きでした。彼の4曲入りのデビュー・シングル「オモヒデ オーヴァ ドライヴ」をプロデュースしたのは銀次さんでした。


七尾旅人さんのことは本でもいろいろと書かれていましたが、銀次さんのブログに、ある人が書き込んだコメントの返事として七尾旅人さんとのことをかなり詳しく書いていたのでそちらを貼っておきます。2011年7月に書かれています。


1990年代、僕はソニー系の音楽出版出版社にいました。毎年たくさんのデモテープが送られてきました。1997年だったか1998年、そのテープの山の中から、群を抜いてすばらしい声と美しいメロと個性的な詞のアーティストを見つけました。ギター1本の伴奏による、録音状態も決してよくないテープでしたが、強力に惹き付けられるものがありました。それが七尾旅人君。まだ 若干18歳でした。
初めてその出版社のスタジオに来て歌ってもらった日のことを今でもよく覚えています。故郷を離れるとき持ってきたというアコギの弦はサビサビでした。弦を張り替えてから、次から次に歌ってくれる曲と声の素晴らしいこと。天才に出会えたと思いました。
その中の1曲が「オモヒデ オーヴァ ドライヴ」に収められた「八月」です。この曲を聞くたびに、僕はいつでも10代にタイムスリップしてしまいます。
とにかく早く彼の存在を世に知らせたいと、彼の弾き語りに、ピアノやフィドルを加えただけのシンプルなサウンドでレコーディングしました。フィドルには元シー・トレインのリチャード・グリーンも参加してくれた、いきなりのロサンゼルス録音でした。
さていざアルバムを作ろうという段になると、旺盛な好奇心とどん欲な探究心を持っていた彼の頭の中に広がっていたのは、僕がイメージしていたシンガーソングライター的なサウンドではなく、ありとあらゆるサブカルチャーな音楽を取りこんだものでした。僕には予期せぬ出来事で、なんとか1枚アルバムを作りましたが、残念ながら袂(たもと)を分つことになりました。
ここ最近の旅人君の活躍ぶりには目をみはっています。いままで僕がプロデュースしたアーティストの中でも、飛び抜けた才能と独立心、持久力の持ち主でしたから、きっと、こんな日がくると信じていました。
その旅人君が佐野君の「ザ・ソングライターズ」に出演とは、不思議なめぐりあわせを感じています。

最後にも書いていますが、僕がちょうど七尾旅人さんに興味を持った頃、彼がNHKの番組『佐野元春 ザ・ソングライターズ』にも出演したんですね。もちろん見ました。

「八月」もいい曲です。


ところで青葉市子さんの話が出てきたので彼女のことを少し。

彼女、先週末、姫路に来ていたようで、ハルモニアというライブハウス(昔ここで青葉さんのライブを見ました)で行われたチクチクホイというグループのライブで飛び入りで演奏したようです。

で、そこから近い、あの回転展望台のある手柄山中央公園にも行ったようですね。もちろん船場川を渡って。彼女のライブもまた見たいな。


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by hinaseno | 2018-04-18 12:07 | 音楽 | Comments(0)

少しずつ読み進めていた『伊藤銀次 自伝 MY LIFE, POP LIFE』も、たぶん今日、読了。いや、とっても面白かったです。佐野元春さんがらみの話も素敵なエピソードがいっぱいでしたね。2つほど紹介しておきます。いずれも小さな「伏線」の話。

まずは、ずっとバックミュージシャンとして裏方に徹していた銀次さんが、再びソロ・アルバムを出す少し前のエピソード。


 実は僕がポリスターからソロ・アルバムを出すことに決まるちょっと前くらいに、伏線のような出来事がありました。僕はハートランド(註:佐野さんのバックバンド)では歌ってなくて、ギターに専念していたわけですよね。あるとき日比谷野音で、いくつかのバンドが出るイベントに、佐野元春&ハートランドも出たんですけど、そのリハーサルのときに佐野君が突然、「銀次に歌ってほしい曲がある」って言ってきて、「幸せにさよなら」をシンガー・ソングライターっぽいピアノのアレンジで聴かせてくれて、びっくりしたんですよ。その野音で1曲だけ、「今日は僕のバンドのバックの伊藤銀次が歌います、『幸せにさよなら』!」って佐野君の紹介つきで歌ったことがあって。

なんとも素敵な佐野さんからの贈り物。佐野さんのシンガー・ソングライターっぽいピアノのアレンジで演奏された「幸せにさよなら」、聞いてみたいですね。


それからもう一つは銀次さんの『STARDUST SYMPHONY ’65-’83』に収録された「ビューティフル・ナイト」という曲に関するエピソード。


 あれは『Heart Beat』(註:佐野さんのセカンド・アルバム)の頃、大阪に佐野君とメンバーで行ったときに、新大阪から移動車に乗って、難波のディスコみたいな会場へ行って、その途中、かつて自分が10代を過ごした御堂筋のあたりを通ったんです。そのときちょうど出来上がったアルバム『Heart Beat』の曲を順番にウォークマンで聴いてたんですよ。夕方の御堂筋を通ったときに「彼女」(註:『Heart Beat』の中の1曲)の「流れてゆく 変わってゆく」という一節が聞こえてきて。その瞬間、70年代初頭のまだ学生運動が盛んだった頃、御堂筋で過激派と警察官がもみ合ってるのを友達と歩道橋の上から眺めていたことを思い出してね。警察官が警棒で殴ったりとか、本当にそういうことがあったのが、それから何年も経つと影も形もなくなっていて。たぶんそれから後に生まれてきた若者は、あんなことがあったことすら知らないと思うんですよ。すごく不思議に感じてね。それが一つの伏線としてあります。

このあとに銀次さんの高校時代の同級生で友達でもあった人の話が出てきます。それがダッカ日航機ハイジャック事件を起こした西川純。

『Heart Beat』に収録された「彼女」は基本的に佐野さんのピアノだけで演奏されるとびっきり切ないバラード。特に「流れてゆく 変わってゆく」からのサビは何度聞いても心が震えます。ちなみにストリングスのアレンジは大村雅朗。


下の写真は佐野さんとハートランドのメンバー。銀次さんはたぶん一番左。

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by hinaseno | 2018-04-15 13:38 | 音楽 | Comments(0)

今頃気づいてどうすんだ! 

って自分でツッコミを入れたくなってしまいました。これを書き始めて気がついたことなんですが、とりあえず順序立てて。

ここ数日、『夢で逢えたら』から離れて別のものを聴いていました。太田裕美さんのこの『こけていっしゅ』というアルバム。

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『こけてぃっしゆ』は、太田裕美さんの中で一番好きなアルバム。といってもCDになってから聴いたので(調べたら1991年)、かなりの後追いです。


アルバムが発売されたのは1977年7月1日。

1977年7月1日と聞いて、何か気がつく人がいるでしょうか。

実はこのアルバム、シリア・ポールの『夢で逢えたら』のアルバムとほぼ同時期に出ているんですね。シリア・ポールの『夢で逢えたら』のアルバムが発売されたのは1977年6月25日。『こけてぃっしゆ』が出たのはその6日後。これも最近気がついたことでした。それぞれに時代の先端というか、時代の縁(ふち)を行っていますね。


大瀧さんの『A LONG VACATION』や大瀧さんがA面をプロデュースした松田聖子の『風立ちぬ』のことを考えるときに、シリア・ポールの『夢で逢えたら』で行ったサウンドの実験や女性シンガーをプロデュースした経験が重要だったと同時に、作詞家である松本隆さんがこの時期の太田裕美さんのアルバムで様々な実験と経験を積んだことの重要性も絶対に押さえておかなければならないこと。とりわけ『こけてぃっしゆ』では、それまでの太田裕美さんの詞にはなかったリゾート感が出てきているんですね。

さらに筒美京平さんが書いた曲が、1曲の例外を除いて、とびっきり爽やかな曲調のものばかり。「恋愛遊戯」以外にもボサノヴァ調の曲がいくつもあって時代を完全に先取りしています。


ちなみに「1曲の例外を除いて」というのはアルバムの最後に収録された「九月の雨」。この中では一番有名な曲ですが、正直、このアルバムを好きな人はたぶんみんなこの曲を好きではないはず。僕もいつもその前の曲が終わったら針を上げます。


ちなみに一番好きなのはこの「自然に愛して」という曲。




ところで久しぶりに『太田裕美白書』を取り出して太田裕美さんによる『こけてぃっしゆ』の解説を読んだら、僕と同じ思いを書いていたのでびっくり。『こけてぃっしゆ』は太田裕美さんの中ではベスト3に入る大好きなアルバムで、一番好きな曲は「自然に愛して」。で、やっぱり「九月の雨」には違和感を感じていたと。


そういえばアルバムのA面1曲目のこの「夏風通信」、イントロがあの「海が泣いている」にそっくりなんですね。これも大好きな曲です。




さて、太田裕美さんといえばつい先日『きらり!えん旅~太田裕美 宮城・女川町へ~』という番組に出演されることがわかったので録画して見ました。震災・津波の被害を受けた宮城県の女川町を訪ねて行くんですが、そこの体育館のような場所でちょっとした小さなライブを開くんですね。

番組で流れたのは3曲。1曲目が「雨だれ」、2曲目が震災の前日にレコーディングしたという「金平糖」、そして3曲目が「木綿のハンカチーフ」。


曲の演奏は1曲目と2曲目は基本的に太田裕美さんのピアノの弾き語り。で、3曲目はギターのソロ演奏。太田裕美さんはハンドマイクを持って「木綿のハンカチーフ」を歌っていました。

そのときギタリストの名前が字幕で出たんですが、それを見て思わず、おっ!と叫んでしまいました。

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ギター:西海孝

西海孝さんといえば以前紹介したこのアルバムですね。

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全部の曲の作詞をされているのが関口直人さん。いや~、つながりますね。

これはアルバムの1曲「敵も味方も」の映像。西海さんの隣でギターを弾いているのが関口直人さん。




そしてこれはアルバムに収録された「父の言葉」を関口さん本人が歌ったもの。西海さんはそばでギターを弾いて、途中でハーモニーを入れています。




さて、ここまでの話でも十分にびっくりなんですが、久しぶりに今朝、その西海さんのCD(『空を走る風のように、海を渡る波のように』)を取り出して、クレジットを見たらなんと! 太田裕美さんの名前があったんですね。

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最後の12曲目の「祈り」という曲でハーモニーを入れているのが太田裕美さん。言われてみれば確かに太田裕美さんの声を最後にはっきりと聴きとることができます(『ロンバケ』の「FUN×4」で「散歩しない」というセリフを言っているのが太田裕美さんです)。西海さんは近年、太田裕美さんのサポートミュージシャンとしてずっと演奏されていたんですね。


それにしても日頃からクレジットはきっちりと見るのにどうして見落としたんだろう。「All lyrics written by 関口直人」と書かれている上に太田裕美さんの名前があるのに。


ちなみにこれが「祈り」という曲。

太田裕美さんが歌っているところを関口さんと相川理沙さんが歌っています。




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by hinaseno | 2018-04-04 12:52 | 音楽 | Comments(0)