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by hinaseno
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2018年 02月 13日 ( 1 )



2016年9月10日に尾道に行って、『東京物語』の「とみ」(東山千栄子)の葬儀の行われた寺、つまり物語的には「とみ」と、原節子の夫である「しょうじ」が眠ることになったはずの墓がある福善寺を見つけた後で、僕は世田谷ピンポンズさんのライブを弐拾dBで見たわけですが、そこでピンポンズさんが披露してくれたのが「さびしんぼう」という曲でした。何か尾道に関係のあるという曲で、昔、尾道を舞台にした大林宣彦監督の映画『さびしんぼう』にインスパイアされて作ったということでした。


『さびしんぼう』は『転校生』、『時をかける少女』とともに尾道三部作と呼ばれているものの一つですが、実はこんな作品があったこと知らなかったんですね。この中で見たことがあるのは『転校生』だけ。それも遠い昔のこと。『時をかける少女』はユーミンが作った主題歌だけはよく聴きました。


ピンポンズさんの曲を聴いて以来、一度きちんとこの尾道三部作を観ておきたいと思いながら、なかなか機会がないまま時が過ぎ、すっかり忘れかけていた頃、日本映画専門チャンネルで放送されたんですね。

『さびしんぼう』もとてもいい映画でしたが、何よりも驚かされたのは尾道三部作の第1作である『転校生』でした。

何が驚いたかといえば、映画の中にいっぱい『東京物語』の風景が登場したこと。「おおっ」から「おおおおおおおおおおっ」まで、驚きの連続。

このブログでも紹介したように『東京物語』の尾道のロケ地(結果的には映画に使われなかった場所も含めて)をかなり細かく調べ上げていたので、普通であれば気づかないことまで気づくことができました。

『東京物語』や『転校生』については素人も含めてくまなくロケ地を調べ上げられているとは思いつつ、例の大滝詠一的手法を使ったら、びっくりするようなものを発見することができました。きっと誰も気づいてないはずのこと。


それにしても大林さん、小津の『東京物語』をどこまで意識して映画を作られたんだろう。「たまたま」というのもあるのかもしれないけど(『大林宣彦のa movie book尾道』という本に『東京物語』に触れた部分があるようですが、まだ入手できていません)、偶然にしてはできすぎているところも。

ってことで、今日はあくまで予告編ということで話は次回から。

それはさておき『転校生』っていい映画ですね。ラストシーンは何度見ても泣けます。

そう、そのラストシーンを静止画像にして辿っていた時に「おおおおおおおおおおっ」ていうのを発見したんです。


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by hinaseno | 2018-02-13 16:18 | 映画 | Comments(0)