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Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
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2014年 08月 28日 ( 1 )



『ナイアガラ・カレンダー』に収められたとびっきり美しいバラード、「真夏の昼の夢」の演奏が終わって石川さんが再度登場。
ここで石川さんは「青空のように」を例に挙げて、大瀧さんがいろんな形で様々な曲を自作に取り入れている話をします。
例えば「青空のように」はクリフ・リチャードのこの「I Could Easily Fall (In Love With You)」のハンド・クラップが使われているんですね。



僕も以前、石川さんにこの曲で”テスト”されたことがありました。どうにか正解して「合格」をいただきました。
ちなみにクリフのこの曲の邦題は「いつも青空」で「青空」つながりでもあるんですよと。これも相当にマニアックな話。

ところでちょっと話はそれますが、昨日、久しぶりに『ナイアガラ・ムーン』の1995年盤の大瀧さんの解説を読んでいたら、へえ〜と思うことが。
昨日紹介した「三文ソング」についてこんなことが書かれていました。
この曲はエンディングで始まる曲、というアイディアを思いつき、「I Need Your Lovin'」という曲のエンディングをイントロに持って来ました。この手法の逆を「夏のペーパー・バック」で使いました。ナイアガラ・マニアは(時として見当違いな)原曲探しを盛んに行なっているようですが、そういう種類のアイディア探しとなると、あまり行なわれている気配がないようです。

「I Need Your Lovin'」という曲はたくさんありますが、大瀧さんが使われたのはおそらくこのConway Twittyが歌っているもののはず。



この曲のエンディングのフレーズを「三文ソング」のイントロに持ってくてるんですね。そんなの気づけるはずがない。でも、考えてみると「終わり」を「始まり」に持ってくるなんて、なんとナイアガラ双六的。

ところで先程引用した大瀧さんの文にはこんなことが書かれているのに気づきました。
この手法の逆を「夏のペーパー・バック」で使いました。

ということは「夏のペーパー・バック」は何かの曲のイントロがエンディングに使われているということになります。つまり「始まり」が「終わり」になっていると。これまたなんともナイアガラ的。

でも、はたしていったい何の曲のイントロがエンディングに使われているんだろう。いつかそれに気づける日はくるんでしょうか。というか、20年前にこのネタばらしのヒントを大瀧さん自身が出されているわけなので、だれか見つけられたのでしょうか。
まあ、ネット上で探したり、可能性のありそうな曲を聴きまくるよりは、”たまたま”見つかるのがいいですね。

と、話はそれてしまいましたが、モメカルのライブ、前半の最後は『ロング・バケーション』からの5曲。
その1曲目はやはり「君は天然色」。なんとアルバムの最初に収められている曲の始まる前のチューニングの音までコピーしていました。すごいすごい。
で、曲が始まると、会場の空気が一変。
やはり『ロンバケ』。やはり「君は天然色」ですね。それまで演奏された曲は知らない人も多かったみたいですが、この曲を知らない人はいないので、会場全体が華やいだ雰囲気になるのがわかりました。
そしてそれに続くのが「Velvet Motel」。『ロング・バケーション』の中で僕が一番好きなこの曲が演奏されて感動。この曲、メロディはとってもロマンチックなのに、リズムはかなり複雑。変拍子、転調が繰り返されます。でも、さすがモメカル、見事に演奏していました。大満足。
次が「恋するカレン」。この曲の完成度の高さはすごいですね。もう涙をこらえるのが大変。ハンカチを目に当てている人も何人か見えました。
次は一転してとっても楽しい「FUN X 4」。会場にいるみんなで手拍子、足拍子しながらの演奏。できる人は両方を、ということだったので両方をチャレンジしましたが難しくて手拍子だけに。
で、前半の最後が「さらばシベリア鉄道」。
演奏前にリーダーの小野瀬さんが、この曲は疲労度がマックスになると言われてましたが、まさにまさに。すごいとしかない演奏。有馬さんと飯田さんは曲の始まりから終わりまで、腕が激しく動きっぱなし。
ふと、伊藤銀次さんと佐野元春さんが目の当たりにした「さらばシベリア鉄道」のレコーディング風景を見ているような気持ちになりました。あの日もまさにこんな感じだったんだろうなと。
というわけで僕の興奮度合もマックスに。

ここまでなんと20曲。その20曲目にこの激しい演奏。いや、本当にお疲れさまとしかいいようがありません。
by hinaseno | 2014-08-28 12:41 | Comments(0)