ようやく『夢で逢えたらVOX』が到着。
昨年の初夏、全くの夢物語のつもりで、この日のブログから4回に分けて書いたことが実現したわけなので、これ以上の感激はありません。まだ全貌を把握できているわけではありませんが、よくぞここまでのものを出してくれたと関係者の方には心から感謝。
さて、何から聴こうかと考えて、やはり「香り’77」の収録されたCD-4 Raritiesをセット。それを聴きながらブックレットをパラパラとめくりました。見たこともないシリアの素敵な写真がいっぱい。もちろん大瀧さんの写っている貴重な写真も。たまらないですね。
1978年のコロンビア・カレンダーの11月に写っている大瀧さんとシリア・ポールのツーショットの写真にはびっくり。そしてにっこり。大瀧さん、めちゃくちゃ真面目な顔で写っています。
笑ってしまったのはその右下に添えられた試し撮りのポラロイド写真。大瀧さんのそばに立って大瀧さんの方に手を置いている女性はいったいだれ? ナイアガラのスタッフの人でしょうか。試し撮りのポラロイド写真といえば、もう一枚これはだれなんだというのがありますね。
と、にこにこしながらブックレットをめくりながら、何度も耳を留めてしまう驚きの音源がスピーカーから次々と流れてきます。
そして最後、ついに「香り’77」。
僕が聴き慣れたものと違ってとびっきりクリアな音。なんと別バージョンも。
ブックレットを見ると、曲のクレジットが。ADで関口直人さんの名前があるのがうれしいですね。
ミュージシャンの名前を見るといずれもナイアガラ関係の人ではないので、レコーディングに大瀧さんが関わったわけではなさそうです。ただレコーディングされたSound Cityスタジオでは大瀧さんも『夢で逢えたら』の曲をレコーディングしていたので、「香り’77」を録音していた時に大瀧さんもきっとその場にいたはず。
ひょっとしたら別バージョンが先に録音していたスザーナ・ウォーカーの歌った本来のメロディで、その一部を語りに変えるアドバイスをしたのが大瀧さんだったかもしれません。
ところでこの曲でボサノバタイプの素晴らしいギターを弾いていたのは杉本喜代志さん。ジャズギタリストとして何枚もアルバムを出している人ですね。竹内まりやさんの「五線紙」でもギターを弾いていました。
アミーゴガレージWe Love Celiaの解説。
重複する所も多いのですが欲を言えば
大滝さんが書いたものなので
まんま載せて欲しかったです。
https://web.archive.org/web/20010713000236/http://www.fussa45.com/celia.html
予想として来年はライブ物が出そうな気が、、、
期待ですけどね、、、いかがでしょうかねえ。
いつも貴重な情報ありがとうございます。
噂には聞いていたWe Love Celiaが今、閲覧できるとは知りませんでした。
ざっと眺めただけですが興味深い話がいっぱいです。
今、ようやくVoxの萩原健太さんのライナーを読み始めたところです。
大瀧さんのライナーはまだ読んでいませんが、何からとったものかと思っていたところでした。
いずれにしてもいろんなものが満載のVoxなのでゆっくりと味わっていこうと思っています。