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ジミー・クラントン、ジャック・ケラー、そしてニール・セダカのこと


昼前に新しく書いたものをアップしようとしたら、リンクしようとした3年ほど前に書いたものが今日書いたものとしてアップされてびっくり(言っている意味がわかるでしょうか?)。
消すわけにもいかず、あれやこれややっていたらかなり時間が経ってしまいました。でも、なんでそんなことになったのかいまだに不明。

ってことで改めて。

久しぶりにシングル盤のレコードを1枚買ったので、その紹介を。
本当はそれが(A面B面の両方とも)収録されたCDが発売されるのをずっと待っているのですが、一向に出そうにないので入手。

買ったのはジミー・クラントン。
ジミー・クラントンといえば「Venus In Blue Jeans」!、ってことになりますが違います。
このシングルです。
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タイトルは「Red Don’t Go With Blue」。作曲は「Venus In Blue Jeans」と同じジャック・ケラー。YouTubeに音源があるので貼っておきます。あまりいい音ではありません。



ジャック・ケラーはこの日のブログで紹介した新春放談での大瀧さんと達郎さんのやりとりを聴いて以来、すっかり夢中になっていまだに曲集めをしています。このリストをもとにしてYouTubeとかiTunesとかを半年おきくらいにチェックしてみると、以前はアップされていなかった曲がアップされていたりしているんですね。このYouTubeの音源もあるときひょこっと見つたもの。

「Red Don’t Go With Blue」は「Venus In Blue Jeans」ほどわくわくする曲ではありませんが、でも、なかなかいいバラードです。大ヒットした「Venus In Blue Jeans」の1年後の作品ということで、”Blue”つながりで作られたのかもしれません。ただし、作詞は「Venus In Blue Jeans」のハワード・グリーンフィールドではなくラリー・コルバー。
ラリー・コルバーが作詞したいちばん有名な曲ではなんといってもパリス・シシターズの「I Love How You Love Me」。こちらの作曲はバリー・マン。同じくバリー・マンと共作した、ニール・セダカの歌った「Forty Winks Away」も素敵な曲です。ジャック・ケラーとも例のジュリー・ロンドンの「We Proved Them Wrong」など何曲か共作しています。

で、「Red Don’t Go With Blue」のB面がこれ。タイトルは「All The Words In The World」。
a0285828_1353587.jpg

これもYouTubeにあります。



作曲はニール・セダカ、作詞はハワード・グリーンフィールド。「Venus In Blue Jeans」のレコードにはジャック・ケラーではなくニール・セダカの名前が間違ってクレジットされているので、その意味でもなかなか興味深いレコードです。この曲は、ニール・セダカが歌ったものもあって、僕はそちらで曲を覚えたのですがとってもいい曲ですね。曲の雰囲気としてはこちらのほうがA面でもよかったかもしれません。

ところでジミー・クラントンのCDはいくつも出ていますが、どれもAce(イギリスの再発レーベルとは違います)時代の作品を収めたものばかり。「Red Don’t Go With Blue」はPhilipsに移籍した最初の作品なので入っていないんですね。
こういってはなんですがジミー・クラントンはAce時代には「Venus In Blue Jeans」以外はそんなにいい曲はありません。唯一、いいのはニール・セダカ作曲の「Walk With Me」くらいでしょうか。

でも、Philips以降は注目すべき曲がいくつかあるんですね。
たとえばこの「I'll Step Aside」。



曲を書いたのはボブ・ゴーディオとサンディ・リンツァー。あのフォー・シーズンズの「Dawn」を書いたコンビ。悪かろうはずがありません。

それから次のMalaの時代にかけて、アデル=ゲルドのコンビの曲をいくつも歌っています。とりわけきちんとした音で聴いてみたいのがこの「Hurting Each Other」。



後にカーペンターズがカバーして大ヒットした曲。ちなみにジミー・クラントンの「Hurting Each Other」は「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でもかかっています。大瀧さん、シングル持っていたんですね。
曲をかけた後で大瀧さんはアデル=ゲルドの曲をいくつか紹介。最初に紹介しているのがゲイリー・ルイス&プレイボーイズのこの「We'll Work It Out」。



僕も含めて多くの人はこのすばらしい曲を達郎さん経由で知ったわけですが、その10年近く前に既に大瀧さんが紹介していたんですね。

ちなみにアデル=ゲルドの作品をいちばん多く歌っているのは、大瀧さんもラジオで語っていた通りブライアン・ハイランド。そういえばそのブライアン・ハイランドのPhilips時代の作品集が昨年出て、この日のブログで紹介していますね。
この流れで、ぜひジミー・クラントンのPhilips〜Mala時代の作品集が出ることを願っています。
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by hinaseno | 2016-07-06 14:00 | 音楽 | Comments(0)