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by hinaseno
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Reconsidering The Parade (1)


パレードというグループのことを考える日々。
ロジャー・ニコルズ&スモール・サークル・オブ・フレンズのファン(信者)であるならばパレードというグループを知らないはずがないだろうと思います。ロジャー・ニコルズ&スモール・サークル・オブ・フレンズのメンバーの一人であるマレイ・マクレオドが在籍していたグループ。といってもライブなどは一度もしたことがない、実態があるようなないようなグループですね。一応、3人の写真は撮られていますが。
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左からジェリー・リオペル、マレイ・マクレオド、そしてスモーキー・ロバーズ。
ちなみにロジャー・ニコルズ&スモール・サークル・オブ・フレンズというのはロジャー・ニコルズとマレイ・マクレオド、そしてマレイの妹の3人からなるグループでした。
彼らのアルバムが日本で世界初CD化され奇跡のように騒がれて、ロジャー・ニコルズは渋谷系のシンボルのようになって、ロジャー・ニコルズのかいた曲を血眼になって探す人々があちこちに登場したわけです。もちろん僕もそれなりに。でも、今、ウィキペディアで「ロジャー・ニコルズ」を見るとなんともあっさりしたもの。まあ、「一部」の人たちが熱狂していただけだったということ。
で、その「一部」の人たちの盛り上がりの中で、企画はされたけれども実現はしなかったパレードというグループのアルバムがやはり世界初でCD化されたんですね。解説を書かれていたのは長門芳郎さん。その解説の中には大瀧さんのことが書かれていました。でも、その後、未発表曲をいっぱい収めたCDを買ったためにそのCDを手放してしまった...ってことは昔書きましたね。
解説で長門さんはたぶんこんなことを書かれていたはず。
「パレードという素晴らしいグループの曲を僕の耳に届けてくれたのは大瀧詠一さんの『ゴー!ゴー!ナイアガラ』だった」と。

「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でロジャー・ニコルズ&スモール・サークル・オブ・フレンズの曲のかかった日の放送を聴いてわかったのは、大瀧さんはロジャー・ニコルズよりもパレードの方が好きだったということ。一般的(ごく一部の人たちですが)にはパレードはロジャー・ニコルズ&スモール・サークル・オブ・フレンズのメンバーのひとりがいたグループということになりますが、大瀧さんにとっては逆。ロジャー・ニコルズ&スモール・サークル・オブ・フレンズはパレードにいたメンバーが入っていて、パレードのメンバーが作った曲を歌ったグループという位置づけなんですね。

ちなみにロジャー・ニコルズ&スモール・サークル・オブ・フレンズの曲がかかったのは2回。最初が1977年8月15日に放送された「さわやかサウンド特集」。
ここでかかったのが前回紹介した「Kinda Wasted Without You」。



この曲を書いたのはロジャー・ニコルズではなくてパレードの3人。ジェリー・リオペル、マレイ・マクレオド、スモーキー・ロバーズ。もともとはパレードによって録音されていた曲でした。



この日の放送ではこの次に同じ3人によって書かれたパレードの「Sunshine Girl」がかかります。



この「Sunshine Girl」を下敷きにして大瀧さんは1979年のサイダーのCM用に曲を書きます。「透明ガール」といわれるものですね。この曲を『Niagara CM Special Vol.1 3rd Issue』で初めて聴いたときには本当にびっくりでした。
でも、この「透明ガール」はボツに。でも(が続きますが)、そこで作り上げたサウンドが「君は天然色」につながっていくんですね。「透明ガール」が「天然色の少女(カラーガール)」になって。
パレードの「Sunshine Girl」がなければ『ロンバケ』は生まれなかったわけです。
by hinaseno | 2016-01-23 13:15 | 音楽 | Comments(0)