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by hinaseno
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スナッフ・ギャレット追悼(その2)


1977年の7月4日に放送された「ゴー!ゴー!ナイアガラ」は「スナッフ・ギャレットのリバティ・サウンド特集」でした。
その日の放送で大瀧さんは「曲を持ってくる才能というのはプロデューサーには不可欠の要素」だと語っていました。スナッフ・ギャレットはその才能がすごかったんですね。余り知られていない作家でもいい曲であれば採用する。たとえば前回紹介した「3000 Miles」の作者はアーティ・ウェイン(Artie Wayne)という人。知らない作家ですが、いくつか調べたらいい曲を書く人であることがわかりました。
さて、その「3000 Miles」の次にもってきたのはさらに魅力のある曲。曲を書いたのはあのボビー・ラッセル。このブログでも「魅惑のボビー・ラッセル」と題してかなり長々と特集した人です。
同じ1966年の春、スナッフ・ギャレットは当時まだそんなに名前が知られていなかったはずのボビー・ラッセルが書いた曲を大ヒットを連発していたゲイリー・ルイス&プレイボーイズのシングル曲としてリリースします。タイトルは「Sure Gonna Miss Her」。全米9位の大ヒット。



で、その数ヶ月後、ブライアン・ハイランドの新曲としてスナッフ・ギャレットがもってきたのがそのボビー・ラッセルがかいた曲が「The Joker Went Wild」。これが全米20位の大ヒットとなります。



「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の「スナッフ・ギャレットのリバティ・サウンド特集」でも、「Sure Gonna Miss Her」と「The Joker Went Wild」の2曲は続けてかかっています。で、「The Joker Went Wild」がかかるとき、大瀧さんはこんなことを語っています。

さて、ブライアン・ハイランド、「ビキニスタイルのお嬢さん」などでいろいろヒットしましたが、それ以降ちょっとはやらなかったんですけどね、わざわざ(スナッフ・ギャレットを)呼んできまして、プロデュースしまして、ヒットさせましたよ、実に。


で、曲の後にボビー・ラッセルのことを簡単に紹介して、冒頭に引用した「曲を持ってくる才能というのはプロデューサーには不可欠の要素」という言葉が語られます。

ちなみにゲイリー・ルイス&プレイボーイズの「Sure Gonna Miss Her」は「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の第2回目の放送、つまりキャロル・キング特集でもちらっとかかっています。「キャロル・キングの曲がスナッフ・ギャレットのリバティ・サウンドに与えた影響」という話の中で曲をかけられたんですね。この視点には本当に驚かされました。

ところで最近見つけたボビー・ラッセルの曲を。Vic Danaというシンガーの「Heart, Hand And Teardrop」という曲。ボビー・ラッセルがまだ無名だった1963年の曲ですが、いかにもボビー・ラッセルらしい曲です。お得意のクリシェを使っていますね。このYouTubeの音源は20秒ほど関係ない音楽が流れます。


by hinaseno | 2015-12-23 12:09 | 音楽 | Comments(0)