今日の10枚は白人の男性ボーカル・グループ3枚、女性ボーカル・グループ5枚、そして男女のデュエットが2枚となっています。
51 The 4 Seasons / Ain't That A Shame And 11 Other Hits
大瀧さんが一番好きなのはこの曲ですね。
The Four Seasons / Honey Love
52 The Tokens / The Lion Sleeps Tonight
これもシングル盤です。
The Tokens / The Lion Sleeps Tonight
53 The Cascades / Rhythm Of The Rain
カスケーズについては2日前に松本隆さんがネットで書いていた面白い話があります。
先日、松本さんの運転する車に細野さんが乗っていたとき、たまたまカスケーズの曲がかかっていて、松本さんが細野さんに「前から気になってたんだけど、この声って大滝さんにそっくりじゃない?」って言ったら細野さんも「本当だ。まったく同じ発声だよ」と答えたというエピソード。改めてカスケーズを聴き返してみたら確かにその通り。特に『ロング・バケーション』の頃の大瀧さんにそっくり。
考えてみるとカスケーズのリードシンガーも大瀧さんリッキー・ネルソン系の声質。カスケーズはリッキー・ネルソンの「For Your Sweet Love」をカバーしたりと、リッキー・ネルソンをかなり意識していたことは確か。「I Wanna Be Your Lover」とか聴いているとリッキー・ネルソンの曲かと思ってしまうくらい。
大瀧さんはいろんな歌い方ができる人ですが、『ロンバケ』はアルバムタイトルがそうであったように相当リッキー・ネルソンを意識していたことは確かなはずで(『ロンバケ』前夜には、西田敏行さんが歌った「ロンリー・ティーンエイジ・アイドル」という、リッキー・ネルソン・タイプの曲を作ってますね)、バラードなんかではリッキー・ネルソンの歌い方を真似たのではないでしょうか。
で、本来の声質が似ているカスケーズのリードシンガーと大瀧さんの声がそっくりに聴こえたと。でも、このあたりのこと、大瀧さんは気づいていたでしょうね。
というわけでカスケーズといえば「悲しき雨音」ですが、その曲以上に大瀧さんの声にそっくりに聴こえるこちらのバラードを。曲を書いたのはバリー・ディボーゾン。
The Cascades / Shy Girl
54 Paul & Paula / Sing For Young Lovers
一番有名なのは「Hey Paula」ですが、こちらのほうが好きです。いずれもヒットしたのは1963年、大瀧さんが中学3年のときです。
Paul & Paula / Young Lovers
55 Nino Tempo & April Stevens / Deep Purple
大瀧さんがシリア・ポールとのデュエットでカバーした「Whispering」はこのアルバムには収録されていないようですね。このコンビの代表曲といえばやはりこれです。
Nino Tempo & April Stevens / Deep Purple
56 The Exciters / Tell Him
エキサイターズは僕も大好きです。大瀧さんが書いている通りリード・シンガーの声が最高に素晴らしい。そしてリーバー・ストーラーのプロデュースによるサウンドも。
トニー・パワーズとエリー・グリニッチが共作したこの曲を。
The Exciters / He's Got The Power
57 The Chiffons / Everything You Wanted To Hear By The Chiffons
シフォンズも大好きなグループ。ロニー・マックというのは「He's So Fine」の曲を書いた人。ジョージ・ハリソンの「My Sweet Lord」がシフォンズの「He's So Fine」の盗作が裁判で認定されたんですね。ロニー・マック印税が入ったってほんとでしょうか。
というわけでこの曲を。本当は「Sweet Talkin' Guy」の方が好きですが。
The Chiffons / He's So Fine
58 The Angels / My Boyfriend’s Back
このレコードも前から欲しいなと思っているもの。
やっぱりこの曲が一番好きです。
The Angels / Why Don't The Boy Leave Me Alone?
59 The Ronettes / Presenting The Fabulous Ronettes Featuring Veronica
59枚目にしてようやくこのアルバムの登場ですね。プロデューサーはもちろんフィル・スペクター。
まあ、やっぱりこの曲です。
The Ronettes / Be My Baby
60 The Crystals / He’s A Rebel
これもやはりフィル・スペクターがプロデュースしたアルバム。でも、コメントにはフィル・スペクターのことに触れていませんね。
クリスタルズには本当はダーレン・ラブはいないけど、スペクターはこの曲を彼女に歌わせているんですね。でも、シングルのアーティスト名はクリスタルズ。すごい話です。ちなみにこの曲をかいたのはジーン・ピットニー。
The Crystals / He’s A Rebel
51 The 4 Seasons / Ain't That A Shame And 11 Other Hits
大瀧さんのコメント:彼らは全部よいのですが、Vee-Jay時代のエキスがこれに。
大瀧さんが一番好きなのはこの曲ですね。
The Four Seasons / Honey Love
52 The Tokens / The Lion Sleeps Tonight
大瀧さんのコメント:フォーク・ロックだったんですね。
これもシングル盤です。
The Tokens / The Lion Sleeps Tonight
53 The Cascades / Rhythm Of The Rain
大瀧さんのコメント:バリー・ディボーゾンのメロディーは日本向きです。
カスケーズについては2日前に松本隆さんがネットで書いていた面白い話があります。
先日、松本さんの運転する車に細野さんが乗っていたとき、たまたまカスケーズの曲がかかっていて、松本さんが細野さんに「前から気になってたんだけど、この声って大滝さんにそっくりじゃない?」って言ったら細野さんも「本当だ。まったく同じ発声だよ」と答えたというエピソード。改めてカスケーズを聴き返してみたら確かにその通り。特に『ロング・バケーション』の頃の大瀧さんにそっくり。
考えてみるとカスケーズのリードシンガーも大瀧さんリッキー・ネルソン系の声質。カスケーズはリッキー・ネルソンの「For Your Sweet Love」をカバーしたりと、リッキー・ネルソンをかなり意識していたことは確か。「I Wanna Be Your Lover」とか聴いているとリッキー・ネルソンの曲かと思ってしまうくらい。
大瀧さんはいろんな歌い方ができる人ですが、『ロンバケ』はアルバムタイトルがそうであったように相当リッキー・ネルソンを意識していたことは確かなはずで(『ロンバケ』前夜には、西田敏行さんが歌った「ロンリー・ティーンエイジ・アイドル」という、リッキー・ネルソン・タイプの曲を作ってますね)、バラードなんかではリッキー・ネルソンの歌い方を真似たのではないでしょうか。
で、本来の声質が似ているカスケーズのリードシンガーと大瀧さんの声がそっくりに聴こえたと。でも、このあたりのこと、大瀧さんは気づいていたでしょうね。
というわけでカスケーズといえば「悲しき雨音」ですが、その曲以上に大瀧さんの声にそっくりに聴こえるこちらのバラードを。曲を書いたのはバリー・ディボーゾン。
The Cascades / Shy Girl
54 Paul & Paula / Sing For Young Lovers
大瀧さんのコメント:中学時代を思い出します。モテたんですよ。
一番有名なのは「Hey Paula」ですが、こちらのほうが好きです。いずれもヒットしたのは1963年、大瀧さんが中学3年のときです。
Paul & Paula / Young Lovers
55 Nino Tempo & April Stevens / Deep Purple
大瀧さんのコメント:名曲です。
大瀧さんがシリア・ポールとのデュエットでカバーした「Whispering」はこのアルバムには収録されていないようですね。このコンビの代表曲といえばやはりこれです。
Nino Tempo & April Stevens / Deep Purple
56 The Exciters / Tell Him
大瀧さんのコメント:このハリのある歌声。リーバー・ストーラーがプロデュースしたものに悪いものなし。
エキサイターズは僕も大好きです。大瀧さんが書いている通りリード・シンガーの声が最高に素晴らしい。そしてリーバー・ストーラーのプロデュースによるサウンドも。
トニー・パワーズとエリー・グリニッチが共作したこの曲を。
The Exciters / He's Got The Power
57 The Chiffons / Everything You Wanted To Hear By The Chiffons
大瀧さんのコメント:女版トーケンズ。ロニー・マックは『マイ・スイート・ロード』の印税が入りました。
シフォンズも大好きなグループ。ロニー・マックというのは「He's So Fine」の曲を書いた人。ジョージ・ハリソンの「My Sweet Lord」がシフォンズの「He's So Fine」の盗作が裁判で認定されたんですね。ロニー・マック印税が入ったってほんとでしょうか。
というわけでこの曲を。本当は「Sweet Talkin' Guy」の方が好きですが。
The Chiffons / He's So Fine
58 The Angels / My Boyfriend’s Back
大瀧さんのコメント:マッコイズに通じるmid 60’sサウンドのハシリ。
このレコードも前から欲しいなと思っているもの。
やっぱりこの曲が一番好きです。
The Angels / Why Don't The Boy Leave Me Alone?
59 The Ronettes / Presenting The Fabulous Ronettes Featuring Veronica
大瀧さんのコメント:言うことなし。
59枚目にしてようやくこのアルバムの登場ですね。プロデューサーはもちろんフィル・スペクター。
まあ、やっぱりこの曲です。
The Ronettes / Be My Baby
60 The Crystals / He’s A Rebel
大瀧さんのコメント:ダーレン・ラブの歌はうまい。
これもやはりフィル・スペクターがプロデュースしたアルバム。でも、コメントにはフィル・スペクターのことに触れていませんね。
クリスタルズには本当はダーレン・ラブはいないけど、スペクターはこの曲を彼女に歌わせているんですね。でも、シングルのアーティスト名はクリスタルズ。すごい話です。ちなみにこの曲をかいたのはジーン・ピットニー。
The Crystals / He’s A Rebel