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Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
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厩橋、吾妻橋、明石橋...


小山清をきっかけに、樋口一葉の「たけくらべ」や小池昌代さんの『厩橋』を読みながら、隅田川の西の地域、今の台東区あたりをバーチャルウォークする日々。『厩橋』の主人公が住む家庭も台東区にあります。
これまでは荷風の影響で隅田川の東(濹東)は何度もバーチャルウォークしていましたが、台東区の辺りははじめて。だいぶ台東区の辺りも詳しくなりました。といっても、見ているのは戦前の、台東区になる前の風景ばかり。

そういえば隅田川にかかる橋を題名にした本がいくつかあったなと。でも、手元にあるのは荷風の『あづま橋』と野口冨士男の『明石橋煙雨』だけ。小池さんの『厩橋』も書店で見つけたら買うつもりでいるので、これで3冊。
言問橋、勝鬨橋、両国橋、清洲橋、永代橋、白鬚橋などをタイトルにした作品もきっとあるんでしょうね。いいものがあれば少しずつ集めてみようと思います。隅田川にかかる橋には心惹かれるものがあります。やはり川本三郎さんの影響でしょうね。隅田川にかかる橋がいくつも出てくる藤沢周平の『橋ものがたり』を久しぶりに読み返したくなりました。
築地川にかかっていた橋も気になります。

ところで樋口一葉の「たけくらべ」はようやく、「さりとは陽氣の町と住みたる人の申き」までは、どうにか言えるようになってきました。さて、どこまで覚えることができるやら。
厩橋、吾妻橋、明石橋..._a0285828_11442089.jpg

by hinaseno | 2015-02-04 11:44 | 文学 | Comments(0)