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ビリー・ヒル、a.k.a. ジョージ・ブラウン


「In The Chapel In The Moonlight」の曲を書いたのはビリー・ヒル(Billy Hill)という人。今まで一度も意識したことのない人でした。曲のクレジットにビリー・ヒルの名前がひとつしか記載されていないということは、彼が詞も曲も書いたことになりますね。
というわけで、まずはパソコンに収めた曲を検索。でてきたのはこの1曲だけでした。
ファイヴ・キーズ(The Five Keys)というドゥーワップが歌った「The Glory Of Love」。1951年のR&BのNo.1ヒットソング。ドゥーワップの名曲の一つで、よく知った曲でした。「アメリカン・ポップス伝」でももちろんかかっています。



この「The Glory Of Love」、作られたのは「In The Chapel In The Moonlight」と同じ1936年のようです。「In The Chapel In The Moonlight」以上に多くのシンガーに歌われていて、間違いなくビリー・ヒルの代表曲といえます。
「The Glory Of Love」というば、近年、あのポール・マッカートニーもカバーしています。これが本当に素晴らしい。



さて、ビリー・ヒルをウィキペディアで調べてみて、わかったことは彼がジョージ・ブラウンという名前で曲を書いていて、あのエルヴィスにも歌われていたこと。
そのひとつがこの「That's When Your Heartaches Begin」。大瀧さんがエルヴィスが亡くなった1年後に「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でエルヴィスの特集をしたときにかけた曲の中の一つ。数多いエルヴィスのバラードからその日は10曲がかけられているのですが、そのひとつがビリー・ヒルの曲だったんですね。ただし、この曲はビリー・ヒルの単独ではなくフレッド・フィッシャー(Fred Fisher)とウィリアム・ラスキン(William Raskin)との共作。曲が作られたのは1937年頃。
ところでエルヴィスは「That's When Your Heartaches Begin」を2度録音しています。1978年8月14日に放送された「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でかかったのは、1957年にリリースされた「All Shook Up」のB面ですね。邦題は「心のうずく時」。バック・コーラスはもちろんジョーダネイヤーズ。



もうひとつはエルヴィスがデビューして間もないサン・レコード時代の1953年に録音されたもの。こちらは「アメリカン・ポップス伝パート1」の第2夜にかかっています。



で、このヴァージョンをかけたあとに、大瀧さんはエルヴィスが参考にしたのはおそらくはこれだろうということで、インク・スポッツが1941年に歌ったものをかけます。黒人のコーラス・グループが歌うと、どこか宗教的なものを感じてしまいますね。



ジョージ・ブラウン名義で作られた曲でエルヴィスが歌ったものではもうひとつ「Have You Ever Been Lonely」という曲がありますが、僕のパソコンにはThe Caravellesというガールグループが歌ったものがあって、そっちの方がいいのでそちらを貼っておきます。この曲はPeter De Roseという人との共作。


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by hinaseno | 2014-12-03 14:15 | 音楽 | Comments(0)