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by hinaseno
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「パッカ・ポッコ」、そして服部レイモンドのこと


「夏の日の恋」や「真夏の昼の夢」に聴かれるヴァイオリン・ピッチカートもいいですが、今、はまっているのは(よくはまります)「パッカ・ポッコ」。
昨日紹介したアル・カイオラの「Laramie」をはじめとして西部劇がらみ(カントリー・ウェスタン)の曲でしばしば耳にする音。もちろん馬の歩む音を表しています。
Al Caiolaの『The Caiola Bonanza』には「Laramie」の他にも「パッカ・ポッコ」が聴かれる曲が入ってました。「Wagons Ho!」という曲。



これもどうやらテレビで放映された西部劇のテーマソングのようです。アル・カイオラのギターはそんなには目立ちませんが、とってもいい曲ですね。このバージョンがテレビで使われたのかどうかはわかりません。

「パッカ・ポッコ」といってすぐに思いつくのは小坂一也の「ワゴン・マスター」。大瀧さんの「スピーチ・バルーン」というラジオ番組の小林旭の特集で知った曲。これがまたいい曲なんです。



1954年に作られた日本のオリジナルのウェスタン・ソング。おそらくは和製のカントリー・ソングのヒットの第一号だろうと。

曲を書いたのは服部レイモンドという人。「日本の歌謡界では傍流」だそうです。ただ、服部レイモンドさんは「ワゴン・マスター」の前年の1954年に「Gomen-Nasai(ゴメンナサイ)」という曲を書いていて、なんとビルボードに入ったそうです。リチャード・バワーズ盤が15位、エディ・ハワード盤が17位、ハリー・ベラフォンテ盤が19位という大ヒット(調べたら江利チエミも歌っているようです。江利チエミさんのがオリジナル?)。
聴いてみたらこれがなかなかいい曲。
YouTubeにリチャード・バワーズ盤があったので貼っておきます。最初に「さくら、さくら」がちょこっと出てきます。



この曲、大瀧さんによると、いろんな理由で放送禁止になってしまい、結局、服部レイモンドという人は「埋もれてしまった作曲家のひとりになってしまった」と。ネット上でチェックしても、やはり「埋もれた」状態は続いているみたいですね。だれか掘り起こしてくれないかな。僕の力では限界が見えていますので。

ところで昨日も触れた「パッカ・ポッコ」という音。もちろん何か木魚のようなものを叩いているんでしょうね。それも「パッカ」という音のするものと「ポッコ」という音のするものの2種類。小坂一也さんの歌った「ワゴン・マスター」ではまさに木魚が使われているのかもしれませんが。

いずれにしても、これからちょっとずつ「パッカ・ポッコ」ソングを探していこうと思います。もしご存知の方がありましたら教えて下さい。それから服部レイモンドさんのことも。
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by hinaseno | 2014-04-26 10:53 | 音楽 | Comments(0)