さて、昨日少し触れた、ジーン・ピットニーの「Little Betty Falling Star」の話。
ところで、明日4月5日はジーン・ピットニーの命日だったんですね。どれくらいの人がジーン・ピットニーのことに触れてくれるんでしょうか。
ジーン・ピットニーはバカラックの曲をいくつも歌っていて、大ヒットしている曲も多いのですが、「Little Betty Falling Star」はアルバムの中の1曲。ジーン・ピットニーの歌ったバカラック作品としては”小品”と言ってもいいですね。
曲も地味といえば地味。というわけで、「Little Betty Falling Star」はジーン・ピットニーのかなりの曲数を収録したベストにも入っていません。同じように、バカラックの作品集に収められることも少ない。僕は10年ほど前にオーストラリアのRavenというレーベルから出た『The Rare Bacharach』というCDで初めてこの曲を知りました。でも、当時は地味なこの曲はあまり僕の心に響くことはありませんでした。
というわけなので、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のジーン・ピットニー特集でこの曲がかかったときはちょっとびっくり。というよりも、こんないい曲があったのかと思って調べたら、僕のiTunesにあったんですね。ほとんど聴いていませんでした。で、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」を聴いて以来「Little Betty Falling Star」は僕の愛聴曲になっています。
ジーン・ピットニーはとても歌唱力があるので、それを活かした(声を張り上げるサビがあるような)大作が多いのですが、大瀧さんは明らかに”小品”好み。
興味深かったのは、大瀧さんがこの曲に何度も使われている”バ・バ・バ・バン”というギターのフレーズがリンダ・スコットの「I've Told Ev'ry Little Star」に使われているのと同じだという指摘をされていること。
ギターの音の響きも同じですね。
「I've Told Ev'ry Little Star」がヒットしたのが1961年。「Little Betty Falling Star」は1963年のアルバムに収められているので、「星」つながりということで、バカラックがいただいたんでしょうね。ギターの響きが何となくアル・カイオラではないかと思ったりもしています。
というわけで、50年前に作られたジーン・ピットニーの「Little Betty Falling Star」という地味な曲を「ゴー!ゴー!ナイアガラ」をきっかけに好きになり、さらにそれがリンダ・スコットの「I've Told Ev'ry Little Star」とペリー・コモの「Catch A Falling Star」につながっていく。
「ゴー!ゴー!ナイアガラ」という番組の奥の深さを感じます。
ところで、明日4月5日はジーン・ピットニーの命日だったんですね。どれくらいの人がジーン・ピットニーのことに触れてくれるんでしょうか。
ジーン・ピットニーはバカラックの曲をいくつも歌っていて、大ヒットしている曲も多いのですが、「Little Betty Falling Star」はアルバムの中の1曲。ジーン・ピットニーの歌ったバカラック作品としては”小品”と言ってもいいですね。
曲も地味といえば地味。というわけで、「Little Betty Falling Star」はジーン・ピットニーのかなりの曲数を収録したベストにも入っていません。同じように、バカラックの作品集に収められることも少ない。僕は10年ほど前にオーストラリアのRavenというレーベルから出た『The Rare Bacharach』というCDで初めてこの曲を知りました。でも、当時は地味なこの曲はあまり僕の心に響くことはありませんでした。
というわけなので、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のジーン・ピットニー特集でこの曲がかかったときはちょっとびっくり。というよりも、こんないい曲があったのかと思って調べたら、僕のiTunesにあったんですね。ほとんど聴いていませんでした。で、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」を聴いて以来「Little Betty Falling Star」は僕の愛聴曲になっています。
ジーン・ピットニーはとても歌唱力があるので、それを活かした(声を張り上げるサビがあるような)大作が多いのですが、大瀧さんは明らかに”小品”好み。
興味深かったのは、大瀧さんがこの曲に何度も使われている”バ・バ・バ・バン”というギターのフレーズがリンダ・スコットの「I've Told Ev'ry Little Star」に使われているのと同じだという指摘をされていること。
ギターの音の響きも同じですね。
「I've Told Ev'ry Little Star」がヒットしたのが1961年。「Little Betty Falling Star」は1963年のアルバムに収められているので、「星」つながりということで、バカラックがいただいたんでしょうね。ギターの響きが何となくアル・カイオラではないかと思ったりもしています。
というわけで、50年前に作られたジーン・ピットニーの「Little Betty Falling Star」という地味な曲を「ゴー!ゴー!ナイアガラ」をきっかけに好きになり、さらにそれがリンダ・スコットの「I've Told Ev'ry Little Star」とペリー・コモの「Catch A Falling Star」につながっていく。
「ゴー!ゴー!ナイアガラ」という番組の奥の深さを感じます。