今朝、時間がなくて確認できなかった、昨日の「大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝パート2」第5夜でかかったアル・カイオラというギタリストが独特のギター・フレーズを弾いている曲がすべてわかりましたので改めて紹介を。
ただ、その前にアル・カイオラがギターを弾いている曲がかかる前の段階から少しくわしく説明する必要があります。
まず、ドゥー・ワップにラテン・フレーヴァーを取り入れた曲としてターバンズの「When You Dance」(1955)がかかります。
これが大ヒットしたので、このタイプのサウンドが流行したということで、次のような同タイプのドゥーワップがかかかります。
フォー・ラヴァーズ「You're The Apple Of My Eye 」(1956)
グラジオラス「Little Darlin'」(1957)
同じ「Little Darlin'」をカナダ出身のダイヤモンズがカバー(1957)
そして、このサウンドのラインを受け継いで、ダイヤモンズと同じカナダ出身の14歳のポール・アンカが1957年7月に自作の曲でデビュー。それが「ダイアナ」。
この「ダイアナ」という曲のユニークなところとして、それまで打楽器がやっていたリズムの部分をギターが担当してメロディーをつけていたということを大瀧さんは指摘します。ドンドコランカンランタンタンタンというフレーズですね。
このフレーズを弾いていたのがアル・カイオラ。
で、彼は他のシンガーのセッションでもこのフレーズをじゃんじゃん弾くことに。
こんな曲が次々とかかります。
ボビー・ダーリンの「Dream Lover」(1959)
ニール・セダカの「Oh! Carol」(1959)
キャロル・キングの「Under the Stars」(1958)
ジャッキー・ウィルソンの「Lonely Teardrops」(1959)
クレスツの「The Angels Listened In」(1959)
ジミー・ジョーンズの「ステキなタイミング(Good Timin')」(1960)
ブライアン・ハイランドの「Four Little Heels (The Clickety Clack Song)」(1960)
そして最後に「極めつけは」という大瀧さんの紹介でアル・カイオラ自身の「峠の幌馬車(Wheels)」がかかります。
全部並べて聴いてみるとすごいですね。感動します。よくぞここまで、という感じです。
そして何より興味深かったのは、ロックンロールからポップスという移行期を、陰で、ユニークな形で支えていたアル・カイオラというギタリストの存在。こういう人、どこか惹かれてしまいます。
ドンドコランカンランタンタンタンというギター・フレーズ、他にもきっとあるはずだと思うので、またどこかで出会えたら楽しいですね。
ただ、その前にアル・カイオラがギターを弾いている曲がかかる前の段階から少しくわしく説明する必要があります。
まず、ドゥー・ワップにラテン・フレーヴァーを取り入れた曲としてターバンズの「When You Dance」(1955)がかかります。
これが大ヒットしたので、このタイプのサウンドが流行したということで、次のような同タイプのドゥーワップがかかかります。
フォー・ラヴァーズ「You're The Apple Of My Eye 」(1956)
グラジオラス「Little Darlin'」(1957)
同じ「Little Darlin'」をカナダ出身のダイヤモンズがカバー(1957)
そして、このサウンドのラインを受け継いで、ダイヤモンズと同じカナダ出身の14歳のポール・アンカが1957年7月に自作の曲でデビュー。それが「ダイアナ」。
この「ダイアナ」という曲のユニークなところとして、それまで打楽器がやっていたリズムの部分をギターが担当してメロディーをつけていたということを大瀧さんは指摘します。ドンドコランカンランタンタンタンというフレーズですね。
このフレーズを弾いていたのがアル・カイオラ。
で、彼は他のシンガーのセッションでもこのフレーズをじゃんじゃん弾くことに。
こんな曲が次々とかかります。
ボビー・ダーリンの「Dream Lover」(1959)
ニール・セダカの「Oh! Carol」(1959)
キャロル・キングの「Under the Stars」(1958)
ジャッキー・ウィルソンの「Lonely Teardrops」(1959)
クレスツの「The Angels Listened In」(1959)
ジミー・ジョーンズの「ステキなタイミング(Good Timin')」(1960)
ブライアン・ハイランドの「Four Little Heels (The Clickety Clack Song)」(1960)
そして最後に「極めつけは」という大瀧さんの紹介でアル・カイオラ自身の「峠の幌馬車(Wheels)」がかかります。
全部並べて聴いてみるとすごいですね。感動します。よくぞここまで、という感じです。
そして何より興味深かったのは、ロックンロールからポップスという移行期を、陰で、ユニークな形で支えていたアル・カイオラというギタリストの存在。こういう人、どこか惹かれてしまいます。
ドンドコランカンランタンタンタンというギター・フレーズ、他にもきっとあるはずだと思うので、またどこかで出会えたら楽しいですね。