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Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
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しばらくの間


書きたいこと、いっぱいたまっていますが、
しばらくの間、このブログをお休みさせていただきます。

# by hinaseno | 2019-05-27 07:25 | 雑記 | Comments(0)

ハワイ(イ)な日々


あいかわらずハワイ(イ)な日々を送っています。

村上春樹原作の映画『ハナレイ・ベイ』を観たり(とてもいい映画でした。吉田羊さんが本当にピアノを弾いているとは思わなかった。メイキングには本作ではカットされた吉田羊さんの弾く「What A Wonderful World」が入っていて、これがすばらしかった。カウアイの風景がいっぱい映っていたのもうれしかった)、未読だった池澤夏樹の『カイマナヒラの家』を読んだり(池澤さんはやはり「ハワイ」ではなく「ハワイイ」と表記。芝田満之の写真も素晴らしい)、オータサンのCDを聴いたり(『Where Is My Love Tonight』)、ああ、それから久しぶりにウクレレを取り出してポロンポロンとつま弾いたり(チューニングがめちゃくちゃになっていた)。

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で、昨日ふと、自分のパソコンの中に入っているハワイ関係の曲を集めたプレイリストを作ってみようと思ってやりだしたら、これが結構楽しくって、さらに思わぬ発見もあって、結局、一日つぶれてしまいました。まあ、よくあることだけど。

ハワイ関係の曲でパッと思いついたもの、まずはビーチ・ボーイズの「Hawaii」「Diamond Head」、ジャン&ディーンの「Honolulu Lulu」、ヴェンチャーズの「Hawaii Five-O」、それからエルヴィスの『ブルー・ハワイ』『ハワイアン・パラダイス』のサントラ。

次はHawaii、Honolulu、Waikikiなどのキーワードで検索。ライル・リッツの『50th STATE JAZZ』というアルバムが何曲かヒット。考えてみたらアルバムタイトルの”50th STATE”ってハワイのことでした。

その後も思い当たる地名とか、いくつかのハワイ語で検索。ハワイ語といえばサーフィン関係の言葉にもハワイ語があったなと思って調べたらKahunaという語が太陽と砂と波の神様ということがわかって、で、検索してみたら「Kahuna Sunset」という曲が見つかりました。なんとバッファロー・スプリングフィールドの曲。ライノから出たボックスに収録されていました。




曲を書いたのはスティーヴン・スティルスとニール・ヤング。パーカッションがサイラス・ファーラーでした。なるほど。

ってなことをやっているだけでもかなりの時間をとってしまったんですが、昨日のメインは実はその後。

もしかしたら僕が作ったプレイリストのような曲を集めたCDがあるんじゃないかなと調べたんですね。検索キーワードにはbeach boys、hawaii、ventures、Hawaii Five-Oとかelvisとかhonoluluとかを入れて、例によって画像検索。すると思いもよらぬ画像が下の方に出てきたんですね。

先日亡くなったドリス・デイの画像。

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検索キーワードにはdoris dayなんか入れてなかったのに、なぜ? ですね。こんなCDがあるのかなと思ったんですが、どうもちがう。でも、ブルーを基調にしたジャケットらしき写真のセンスはとても素晴らしい。ちょっと気になったのでそのサイトにアクセス。

それがこの「Buddies Lounge」というサイト。どうやらロサンゼルスのハリウッドにスタジオがあるラジオ局のようなんですが、おっと思ったのはこの言葉。


Originally aired on 1420am The Breeze Radio


1420amって「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のラジオ関東と同じですね。しかも番組の名前がThe Breezeって。なんともはや。


試しにドリス・デイの回をダウンロードして聴いたらこれがなかなかいいんですね。で、もしやと思って過去の放送を調べたら、ありました。Show 336の回。タイトルは 「Aloha….from Hawaii」。昨年の3月24日にハワイから放送されたようです。これが、その日かかった曲のリスト。


Hawaii Five-O - Mort Stevens and His Orchestra
Hawaiian Eye - Warren Barker
Gidget Goes Hawaiian - James Darren
Sweet Leilani - Werner Muller
Hapa Haole Hula Girl - Hawaii Calls
Pearly Shells - Martin Denny
Suck 'Um Up - Don Ho
E Lei Ka Lei Lei (Beach Party Song) - Don Ho
Tiny Bubbles - Don Ho
Hawaiian Drums - Billy Mure
Hawaii - The Beach Boys
Blue Hawaii - Frank Sinatra
On The Beach At Waikiki - Al Caiola
My Hawaiian Song of Love - The Aliis
Hawaii Beach Party - Waikikis
Paradise Hawaiian Style - Elvis Presley
Island Of Love - Elvis Presley
Hawaiian Wedding Song - Elvis Presley
Rock-A-Hula Baby - Elvis Presley
Pineapple Princess - Annette Funicello
King Kamehameha - Diamond Head Beach Boys
My Little Grass Shack - Hi Los
The Hukilau Song - 50 Guitars Of Tommy Garrett
Behave, Hula Gir - Billy Ward
Moon Mist - Out-Islanders
Ukelele Lady - Bing Crosby
Keep Your Eyes On the Hands - Herb Ohta, Jr.
Hula Love - Buddy Knox
Maui Girl - E. Tevares
You Can Count On Me (Hawaii 5-0) - Sammy Davis Jr.
Pagan Love Song - Ray Martin and His Orchestra
Princess Poo-Poo-ly Has Plenty Papaya - The Four Preps
Mai Tai - Les Baxter
Honolulu Baby - Ty Parvis
Mauna Kea Breeze - Hawaiian Spotlighters
Hawaiian War Chant - Ella Fitzgerald
Hawaiian War Chant - Twist - Elgart
Hawaiian War Chant - Ray Charles Singers
Pearly Shells - Tennessee Ernie Ford


僕の検索キーワードがここにヒットしたんですね。知ってる曲もありますが知らない曲もいっぱい。でも、素晴らしい選曲でびっくりでした。オータサンの息子さんも入っています。

この中で初めて聴いてすごくびっくりした曲というかアーティストがいるんですが、それはまた改めて書くことにしましょう。キーワードはクリス・モンテス。


この放送局、毎週聴きたくなりました。


# by hinaseno | 2019-05-26 12:36 | 音楽 | Comments(0)

昨日の話のつづきを少し。

昨日紹介した荻原魚雷さんのブログに、魚雷さんを車で岡山を案内した「写真家の藤井豊」さんというのが出てきて、どこかで見たことがある名前だなと思って調べてみたら、ああ、あの写真集を出していた人だったんだと。

魚雷さんの過去のブログを見ると藤井豊さんは何度も登場しています。現在は岡山の浅口市にお住まいとのこと。魚雷さんが2011年に木山捷平の生家を訪ねたときに魚雷さんを案内したのも藤井豊さん。ちなみにこのとき魚雷さんは”わざわざ”赤穂線経由で岡山から京都に行かれています。


さて、その藤井さんが2013年6月に出したのが『僕、馬 I am a HORSE』という写真集。

これ、当時、古書五車堂さんに置かれていて、手に取った覚えがありました。結局は買わなかったんですが、とてもいい写真集だったんですね。今調べたら魚雷さんが寄稿していることがわかりました。

藤井さんは岡山のあちこちで個展を開いているんですが2018年5月に笠岡で開いていたのが「清音 KIYONE」。

清音って、総社の清音?

矢掛から小田川沿いに東に向かえば旭川に至ります。そこを渡れば総社なんですが、旭川を渡ってすぐの場所にあるのが清音。僕はこの清音駅から井原鉄道に乗って矢掛の方に行ったんですね。その前に総社をかなり歩いて走って、そのあと小田川に沿ってかなりの距離を歩いたので足をかなり痛めてしまって、で、予定を変更しておひさまゆうびん舎で開かれていた小山清展の最終日に行ったら、そこで初めて世田谷ピンポンズさんに初めて出会って、姫路の木山捷平の話をして…。


ということで魚雷さんとともに藤井さんにも縁を感じてしまいました。あの写真集、蟲文庫さんに行けばあるのかな。あっ蟲文庫さん、店主の田中さんのケガでまだ休業中だな。


# by hinaseno | 2019-05-24 15:03 | 文学 | Comments(0)

また、先日の世田谷ピンポンズさんのライブの話に戻ります。ちょっと素敵な情報をいただいたので。それは荻原魚雷さんのこの「文壇高円寺」というブログのこと。


実は開演前、ある方から会場に荻原魚雷さんが来ているんですよと教えてもらってたんですね。

魚雷さんは古本関係の本でエッセイなどをいくつも読んでいましたが、お顔を拝見するのは初めて。写真も見たことがなかったので、ああ、あの人が魚雷さんなんだと遠目に眺めていました。


魚雷さんがピンポンズさんと親交があることは知っていました。でも、わざわざ東京の方から姫路に見に来てくれるってすごいなと思っていたんですが、魚雷さんが更新されたブログを読んで、ピンポンズさんのライブには旅の一環として来られていたことがわかりました。その旅が、おっ、おっ、というものだったんですね。


魚雷さんは先週の土日、一泊二日で広島岡山と旅されて、その帰りに姫路に立ち寄られたそうです。

広島で行ったのは福山。岡山で行ったのは矢掛。これだけでぴんとくるものがありますね。ブログで書かれている通り福山は井伏鱒二、矢掛は木山捷平の郷里。矢掛の町を訪ねたあと豪雨被害の地域も見てまわられたと。「小田川はずっと見ていたい川だった」という言葉がいいですね。小田川は昨年の豪雨で氾濫して、あの地域に甚大な被害をもたらした川ですが、普段は本当に穏やかでまさに「ずっと見ていたい川」なんです。


魚雷さんの過去のブログをチェックしたら、木山捷平のことをかなりたくさん書いていることがわかりました。

ブログを始めた最初の頃の2006年10月10日の記事にこんな言葉を発見。


 二十代の終わりごろ、読書の趣味も変わった。「淡々とした」とか「飄々とした」とか形容されるような作風を好むようになった。
 尾崎一雄にはじまり、木山捷平や小沼丹を経て、梅崎春生を読み、そのあたりで足が止まった。気がつくと再読ばかりしている。

木山捷平、小沼丹、僕といっしょですね。「二十代の終わりごろ」じゃなかったけど。別の日のブログで何年か前に木山捷平の生家に来られていることもわかりました。

そういえば2006年10月10日のブログには音楽の話も書かれていました。


ほぼ毎日、古本屋か中古レコード屋をまわる。本ばかり買う時期、レコードばかり買う時期が、交互にやってくる。

いっしょだ。「たまにロックのCDも買うが、いわゆるソフトロックとよばれるジャンルに偏っている」というのも同じ。魚雷さんの本、読んでみたくなりました。


で、姫路に来られたときのこと。


 姫路文学館の望景亭で世田谷ピンポンズの「文学とフォーク」のライブ。姫路のおひさまゆうびん舎が主催。
 木山捷平の「船場川」をもとにした曲が聴けた。木山捷平は姫路師範学校(現・神戸大学)を卒業し、小学校の先生をしていたこともある。姫路と縁がある。

木山捷平と姫路との縁もご存知。縁のある場所、案内してあげたかったな。

ライブの後、ピンポンズさんの歌にもなった茶房大陸に立ち寄られたとのこと。


さらに驚いたのは最後に書かれていたこと。


岡山から姫路に行くあいだの三石という宿場町にも寄りたかった。姫新線にも乗りたかった。こういう心残りはわるくない。また行けばいいのだ。
近いうちに岡山~兵庫の県境付近もゆっくり歩きたい。

なんと「三石」に立ち寄りたかったと。

三石に立ち寄りたいと思う人なんてそんなにはいない。


三石といえば、なんと川本三郎さんが今年の早春に三石に立ち寄られていることがわかりました。これがその写真。

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写真が載っているのは雑誌『サライ』の5月号。「「駅弁」を旅する」という特集で、川本さんはJR山陽本線の神戸から下関まで駅弁を食べる旅をされていたんですね。三石には駅弁もなければ駅員もいないんですが、でも、川本さんは立ち寄られたんですね。もちろんそこが小津安二郎の映画『早春』のロケ地だから。

魚雷さんは『早春』のこと、知ってたんでしょうか。


# by hinaseno | 2019-05-23 14:25 | 文学 | Comments(0)

最初にうれしい話を二つ。実はびっくりするようなすごい方から過去のブログに関するコメントをいただいたんですね。ブログやっててよかったなあと心から思いました。たいしたブログではないんですが、時々そんな奇跡のようなことが起こります。

それから山本善行さんと清水裕也さんの『漱石全集を買った日』の増刷が決まったそうです。こちらもとてもうれしいニュース。一人でも多くの人にあの本が届いてほしいです。


さて、ころっと変わって、こんな歌から。


朝起きてラジオのスイッチを入れて
波の状態をチェック
サーフィンに行けるかどうかを知るために
するとDJが今日はサーフィンをするにはもってこいの日だと教えてくれる
彼女と僕が今日もいい1日を過ごせるってこと
さあ、サーフィンに出かけよう

これはビーチ・ボーイズの1961年のデビュー・シングル「サーフィン」の歌詞。

ハワイを舞台にした村上春樹原作の映画『ハナレイ・ベイ』を見ていたら、その日の波の状態をDJが語っているシーンが出てきて、この「サーフィン」の歌詞のことを思い出しました。

いいですよね、朝、ラジオをつけてその日1日の過ごし方が決まるという生活。サーファーになろうかな。


ところで今、僕がいちばん好きなDJはというと、実は村上RADIOでアシスタントをされている坂本美雨さん。坂本龍一、矢野顕子さんの娘さんですね。美雨さん、聞けば聞くほど好きになりました。最近は昼前に放送されている「ディア・フレンズ」をときどきエアチェックしてます。


さて、DJといえば、やはりラジオの深夜放送のDJですね。

これは『東京人』という雑誌の2011年3月号の表紙。特集は「青春のラジオ深夜放送」。

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4人の人気DJの写真が並んでいますが、全員わかります?

僕は左上の野沢那智さんの顔を知りませんでした。右上が谷村新司。右下が愛川欽也。

で、左下。

マイクの前でドーナツ盤をくわえているあまりにも有名な写真。これは1967年の写真とのことですが、この人こそ、この写真の10年後の1977年に大瀧さんの「ゴー!ゴー!ナイアガラ」にゲストで登場した”ハワイ”出身のチブ・メーカーさんなんですね。

『東京人』のこの号にはもうひとつ、同じ時期のチブ・メーカーさんの写真がありました。この写真も最高ですね。

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チブ・メーカー。正式な名前は亀渕昭信さん。チブ・メーカーって、亀渕(かめぶち)を逆から読んだだけのこと。ハワイ出身っていうのも、たぶんカメハメハ大王と「カメ」つながりというイージーな理由のはず。

まあでも、ハワイのK-poiという放送局が出したレコードの話をしていたので、亀渕さんの話に行くにはいい流れだなと。

そういえばいちばん驚いた「たまたま」の話といえば、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」に亀渕さんがゲストに来た時、どれだけオールディーズに詳しいかを試すために大瀧さんが亀渕さんにぶつけたのが1959年6月のヒットチャートだったこと。K-poiができたのが1959年の5月だったので。


ところで『東京人』のこの号に載っている亀渕さんと秋本治さんの対談、亀渕さんラジオ愛にあふれているんですが、この中で亀渕さん、こんなことを言ってるんですね。


たとえば、どこにでもあるチェーン店のカフェもいいけれど、小さくて、あまり客は入らないけれど昔からの客がいて、その親父が息子を連れてきたり、その息子がまた成長して子供を連れてくるような町の喫茶店があるとしたら、ラジオはどちらかというと、後者を求めている。テレビや新聞と差別化するには、間口を狭く、深くしなければいけない。だから、昔も今も人気のある番組は、コアファンがいるし、とてもマニアック。


そうそうと言いたくなるところですが、この対談からすでに8年の歳月が流れて、ラジオ、とりわけ亀渕さんがずっと関わってきたAMのラジオの置かれている状況はさらに大きく変わっています。町の喫茶店が置かれている状況と同じく、かなり厳しい状況になっているんですね。そんな中で開かれたのがアゲインで行われた伊藤銀次さんと亀渕さんとのトークイベントでした。


# by hinaseno | 2019-05-22 15:18 | 音楽 | Comments(3)