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Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
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想田和弘さんの『牡蠣工場』が日本で上映されてから1年以上が経ちましたね。ストーリーも忘れかけているので、そろそろDVDを発売してもらえないかな。

ところで映画のパンフレットの「STORY」はこんな書き出しになっています。


瀬戸内海にある小さな町・岡山県瀬戸内市牛窓。
一匹の白い飼い猫が、浜でのんびりと寝そべっている。本当の名前は「ミルク」だが、地元の人には「シロ」と呼ばれている。カメラを持った見慣れぬ来訪者に興味津々のシロは、想田らが滞在している家に侵入する機会を虎視眈々と伺っている。

想田さんが『牡蠣工場』を撮影したのは2013年11月。僕が映画や写真で見ていたのは3年半も前の「シロ」なので、海沿いで見つけた白い猫が本当にあの「シロ」なのか確信は持てませんでした。

実は僕が白い猫を発見したとき、その猫の近くに年配の女性と幼い男の子(おそらくお孫さん)がいたんですね。女性はその白い猫を飼っている家の人でした。で、女性に訊いたらその白い猫はやはり想田さんの映画に出た「シロ」に間違いありませんでした。ただ、本当の名前は「ミルク」ではなくて別の名前だったような気がするけど忘れてしまいました。


映画でのシロはかなりやんちゃな感じがしましたが、映画から3年半となると人間の年齢では14歳くらいは年を重ねているので、すっかり心優しい大人の猫になっていました。


そんな情景がこれ。

幼い子が猫に近寄って手を差し出します。ちょっとだけヒヤヒヤしながら眺めていたら…

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シロは子供に抵抗するそぶりを一切見せることなく、子供を脅かさないようにゆっくりと堤防の上に逃げちゃったんですね。

うれしいことに、そこは写真を撮るには絶好の場所。牛窓の海と民家と島(前島)をバックにいいポーズを取ってくれました。

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それから、恐る恐る手を伸ばしたら逃げることなくこっちを向いてくれました。めんどくせ〜な〜って顔だけど。

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# by hinaseno | 2017-08-15 12:37 | 雑記 | Comments(0)

海岸の堤防に沿った道に出たとき、遠くに真っ白い猫を発見。もしやあれは、と、どきどきしながらゆっくりと近づく。白い猫は僕が近づいても逃げようともせず、眠そうに目を閉じたまま。

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で、ようやく目を開ける。

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間違いない。あの「シロ」。


   *      *     *


昨日のブログの最後に、川本三郎さんにどこかでお会いできないかなと書いて、あえて「牛窓」という言葉を付け足したのは今日のブログの話につなげるためでした。でも、実はこれから書く話は2か月以上も前にあったことで、書こう書こうと思いながらなかなか書けなくてようやく。


さて、牛窓に行ったときは、いつも心のどこかで川本三郎さんのことと、亡くなられた奥さんのことを考えています。奥さんが住んでみたい町だと言ってたんですね。川本さん夫婦が実際に牛窓に住んでいたらどれだけ素敵だっただろう。

その話を知って以来、いつか川本さんがひょっこり牛窓を訪ねて来られて、そのときにばったりとお会いできたらと思い続けています。


で、去年から、もう一人、というか、もう一匹、会いたいと思うものができたんですね。それが白い猫。

昨年、日本で公開された牛窓を舞台にした映画『牡蠣工場』(監督 想田和弘)の、主役と言ってもいい存在が「シロ」と呼ばれる白い猫でした。映画館で『牡蠣工場』を見ていたとき、おそらく牛窓に住んでいらっしゃるはずの年配の男性が、シロがスクリーンに映るたびにうれしそうな笑い声を発せられているのがとても印象的でした。

それ以来、シロに会いたくて、牛窓に行くたびに白い猫を探していました。想田さんの『観察する男』(ミシマ社)や『牡蠣工場』のパンフレットにたくさん映っているシロの写真を持って。

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ちなみにこれは想田さんがツイッターのアイコンに現在使っている写真。想田さんがカメラを向けているのがシロですね。

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実は今日気がついたことですが、僕がシロに出会ったのは、まさに想田さんとシロが写っている場所でした。


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# by hinaseno | 2017-08-14 12:12 | 雑記 | Comments(0)

寺尾聡がアゲインに!


一昨日誕生日を迎えられたアゲインの石川さんですが、なんとその日にあの寺尾聡さんがアゲインに来られたんですね。すごい。石川さんが寺尾さんの肩に手をかけている写真にもびっくりでした。


寺尾聡といえばやはり「ルビーの指輪」。この曲が大ヒットしていたとき、僕の周りにいた人たち(男も女も)がみんなレコードを買って、寺尾聡っていいね、最高だねって言ってました。僕は結局レコードは買わなかったけど、歌だけでなく、喋り方、佇まい、何から何までかっこいいなと思っていました。


あとで思ったことですが、僕の音楽ヒストリー的にはこの「ルビーの指輪」はかなり重要な曲でした。

曲が発売されたのは1981年2月。3月30日付のオリコンチャートで1位を獲得。同時期に「ザ・ベストテン」でも12週連続1位と1981年の春は「ルビーの指輪」を聴かない日はないような状態が続いていました。で、同じ頃、「ザ・ベストテン」の上位に登場した松田聖子の「夏の扉」が気に入って彼女のファンになって5月に出たアルバム『Silhouette』ですっかり彼女の魅力にはまってしまったんですね。アルバムに収録された曲でいちばん気に入ったのが「白い貝のブローチ」。作詞は松本隆さん。で、「ルビーの指輪」の作詞も松本隆さんだと知るんですね。

ちなみにその松本隆さんが1曲を除いて全ての曲の作詞を手がけていた大瀧さんの『ロング・バケイション』もこの1981年3月の発売。『ロンバケ』と出会うのはもう少し先ですが、1981年の春は僕の中で大瀧さんとの出会いに向けての素地がいろんな形で作られていた時期でした。


ところで寺尾聡といえば僕にとっては後にも先にも「ルビーの指輪」だけだったんですが、数年前に思わぬ形で再会したんですね。それが寅さんでした。

Yさんを通じて縁ができて大好きになった町、龍野を舞台にした1976年の映画『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』に寺尾聡が出てたんですね。あの寺尾聡が龍野のよく知った場所を! とかなり興奮しました。渥美清だけではあんまり興奮しません。


これは龍野の町外れ(揖西町佐江とのこと)を寅さんが歩いていた時にタクシーに乗った寺尾聡と宇野重吉が出会うシーン。

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そしてこれは揖保川に架かる龍野橋の東詰で、町のシンボルである鶏籠山を大アクビをしながら眺めているシーン。

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ところで『男はつらいよ』をまともにみたのはこれが初めて。以来ちょこちょこと録画しては見るようになりました。どこかのチャンネルで必ず再放送やってるんですね。

先日出た川本三郎さんの『「男はつらいよ」を旅する』でも、『寅次郎夕焼け小焼け』は一つの章を設けて龍野の町をかなり詳しく紹介しています。これを書く時にも川本さんは龍野の町を訪ねられているんですがもう3度目とのこと。

いつか龍野の町でバッタリと川本さんに会えないかな。いや、龍野じゃなくても牛窓でもいいけど。


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# by hinaseno | 2017-08-13 15:01 | 雑記 | Comments(0)

今日8月11日は


今日8月11日は山の日ということで祝日。でも、なんだかピンとこないですね。『ナイアガラ・カレンダー’78』のジャケットのカレンダーももちろん赤字にはなっていません。

ただし、山の日といえば、僕にとってはアゲインの石川さんの誕生日、ということになっています。この場を借りて、石川さん、誕生日のお祝い申し上げます。


で、石川さんの誕生日といえば、古関裕而の誕生日と同じ。

山の日にぴったりな古関裕而の曲といえばやはりこの「高原列車は行く」ですね。




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# by hinaseno | 2017-08-11 12:48 | 雑記 | Comments(0)

相変わらずパソコンの前でゆっくりとする時間が取れない状況が続いています。正直、ちょっとバテ気味。書きたいこともたまっています。

前回、岡崎武志さんの新刊『人生散歩術』のことを紹介しましたが大事なことを書き忘れていました。


その前に、岡崎さんのブログは先日紹介した温度計のこともそうですが、いろいろと影響を受けています。今日のブログに書かれていた『ひょっこ』のこともそう。

主演は『あまちゃん』で小泉今日子さんの少女時代の役を演じた有村架純さん。この日のブログでちょこっと触れていましたが、そのドラマが始まっていたのを知ったのは岡崎さんのブログでした。で、ときどきは見たりしてるけど途中からだったのでストーリーがさっぱりわからない。また、再放送された時にまとめて録画して見るつもりです。

まとめて見ているといえばその小泉今日子さん主演の『最後から二番目の恋』(脚本は『ひよっこ』と同じ岡田惠和)が先日再放送されたので録画して今見ているところ。昨年再放送されて正月に見たんですが、そのときは特に最初の方は早送りしながら見たりと、実はきちんと見ていなかったんですね。で、見たらすぐに消去。見ているうちにだんだん面白くなってきて、もう一度改めてきちんと見てみたいと思っていました。

そういえばつい先日、『快盗ルビイ』も再放送されたので超久しぶりに見ました。このころのキョンキョンの可愛いこと。

その小泉さん、以前紹介した『黄色いマンション 黒い猫』が先日エッセイ賞をとりましたね。素晴らしいです。


さて、『人生散歩術』で紹介しそびれたこと。

実はこの本に、なんと大瀧さんの話が出てくるんですね。

大瀧さんの話が出てくるのは高田渡の章。大瀧さんが登場する話には「大瀧詠一を驚かせたもの」というタイトルがつけられています。以前このブログでも紹介したこの対談の話です。




『人生散歩術』は一昨日読了しました。ウェブで連載されていたときにはちゃんと読んでいなかった田村隆一の章も面白く読みました。

岡崎さんによれば、田村隆一といえばまず「酒」と「女」のようですが、興味深かったのは「銭湯を知らない子供たち」というタイトルから始まる「銭湯」に関する話。田村隆一は銭湯を偏愛していたそうです。

「銭湯」といえばミシマ社から『「消費」をやめる:銭湯経済のすすめ』という本も出されている平川克美さん。隣町珈琲に立ち寄った時に、平川さんが作業をされていた椅子のそばにはタオルと下着が置いてあって、作業が済んだら近くの銭湯に行くとのことでした。

その平川さんが「路の記憶」という連載をしている『望星』の6月号で岡崎さんの『人生散歩術』の田村隆一のことを紹介しているんですね。もちろん銭湯のこと。岡崎さん、気づかれたでしょうか。最後はこんな言葉で終わっています。


右肩下がりの時代に、ひょっとしたら、銭湯は、新しい可能性を持った場になるのかもしれない。そう思うと、またうれしくなる。

ところで『人生散歩術』で、岡崎さんはこんなことを書いていました。


もう少し暖かくなったら、田村隆一『ぼくの憂き世風呂』を片手に東京散歩を再開し、銭湯へも入ろうと思う。東京では大田区、江戸川区には五十軒近く銭湯が残っている。とくに大田区は、普通の銭湯料金で、真っ黒い湯の温泉を使った銭湯がいくつかあっておすすめ。

もしかしたら平川さんの家からも遠くない大田区のどこかの銭湯で平川さんと岡崎さんがばったりと出会うことになるかもしれませんね。


でも、確か最近、平川さんが何度か通っていた銭湯がなくなっていたって書かれていたような。はたして「新しい可能性を持った場」として生き延びていくんでしょうか。


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# by hinaseno | 2017-08-09 13:48 | 雑記 | Comments(0)