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by hinaseno
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今日8月11日は


今日8月11日は山の日ということで祝日。でも、なんだかピンとこないですね。『ナイアガラ・カレンダー’78』のジャケットのカレンダーももちろん赤字にはなっていません。

ただし、山の日といえば、僕にとってはアゲインの石川さんの誕生日、ということになっています。この場を借りて、石川さん、誕生日のお祝い申し上げます。


で、石川さんの誕生日といえば、古関裕而の誕生日と同じ。

山の日にぴったりな古関裕而の曲といえばやはりこの「高原列車は行く」ですね。




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# by hinaseno | 2017-08-11 12:48 | 雑記 | Comments(0)

相変わらずパソコンの前でゆっくりとする時間が取れない状況が続いています。正直、ちょっとバテ気味。書きたいこともたまっています。

前回、岡崎武志さんの新刊『人生散歩術』のことを紹介しましたが大事なことを書き忘れていました。


その前に、岡崎さんのブログは先日紹介した温度計のこともそうですが、いろいろと影響を受けています。今日のブログに書かれていた『ひょっこ』のこともそう。

主演は『あまちゃん』で小泉今日子さんの少女時代の役を演じた有村架純さん。この日のブログでちょこっと触れていましたが、そのドラマが始まっていたのを知ったのは岡崎さんのブログでした。で、ときどきは見たりしてるけど途中からだったのでストーリーがさっぱりわからない。また、再放送された時にまとめて録画して見るつもりです。

まとめて見ているといえばその小泉今日子さん主演の『最後から二番目の恋』(脚本は『ひよっこ』と同じ岡田惠和)が先日再放送されたので録画して今見ているところ。昨年再放送されて正月に見たんですが、そのときは特に最初の方は早送りしながら見たりと、実はきちんと見ていなかったんですね。で、見たらすぐに消去。見ているうちにだんだん面白くなってきて、もう一度改めてきちんと見てみたいと思っていました。

そういえばつい先日、『快盗ルビイ』も再放送されたので超久しぶりに見ました。このころのキョンキョンの可愛いこと。

その小泉さん、以前紹介した『黄色いマンション 黒い猫』が先日エッセイ賞をとりましたね。素晴らしいです。


さて、『人生散歩術』で紹介しそびれたこと。

実はこの本に、なんと大瀧さんの話が出てくるんですね。

大瀧さんの話が出てくるのは高田渡の章。大瀧さんが登場する話には「大瀧詠一を驚かせたもの」というタイトルがつけられています。以前このブログでも紹介したこの対談の話です。




『人生散歩術』は一昨日読了しました。ウェブで連載されていたときにはちゃんと読んでいなかった田村隆一の章も面白く読みました。

岡崎さんによれば、田村隆一といえばまず「酒」と「女」のようですが、興味深かったのは「銭湯を知らない子供たち」というタイトルから始まる「銭湯」に関する話。田村隆一は銭湯を偏愛していたそうです。

「銭湯」といえばミシマ社から『「消費」をやめる:銭湯経済のすすめ』という本も出されている平川克美さん。隣町珈琲に立ち寄った時に、平川さんが作業をされていた椅子のそばにはタオルと下着が置いてあって、作業が済んだら近くの銭湯に行くとのことでした。

その平川さんが「路の記憶」という連載をしている『望星』の6月号で岡崎さんの『人生散歩術』の田村隆一のことを紹介しているんですね。もちろん銭湯のこと。岡崎さん、気づかれたでしょうか。最後はこんな言葉で終わっています。


右肩下がりの時代に、ひょっとしたら、銭湯は、新しい可能性を持った場になるのかもしれない。そう思うと、またうれしくなる。

ところで『人生散歩術』で、岡崎さんはこんなことを書いていました。


もう少し暖かくなったら、田村隆一『ぼくの憂き世風呂』を片手に東京散歩を再開し、銭湯へも入ろうと思う。東京では大田区、江戸川区には五十軒近く銭湯が残っている。とくに大田区は、普通の銭湯料金で、真っ黒い湯の温泉を使った銭湯がいくつかあっておすすめ。

もしかしたら平川さんの家からも遠くない大田区のどこかの銭湯で平川さんと岡崎さんがばったりと出会うことになるかもしれませんね。


でも、確か最近、平川さんが何度か通っていた銭湯がなくなっていたって書かれていたような。はたして「新しい可能性を持った場」として生き延びていくんでしょうか。


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# by hinaseno | 2017-08-09 13:48 | 雑記 | Comments(0)

いろいろとバタバタしている中でも、常に「ガンバラナイ生き方」を考えているので適当に息抜きはしていました。基本的にはちょこっとでも本屋に立ち寄ることが多いですが、先日は久しぶりに無印良品に行きました。

アイリッシュ系の音楽がかかっているのは昔のまま。アイリッシュ系の音楽ってやっぱりいいですね。昔、無印が編集したCDを買ったんだけど、どこにいったんだろう。


ちょっと驚いたのは本をたくさん置いていたこと。無印が出した本もあれば、そうでない本も。いろんなジャンルの本がありましたが、基本的にはいろんな生活スタイルを提示しているんでしょうね。でも、そんな中に関口良雄さんの『昔日の客』(夏葉社)があったのにはびっくり。本を選んだ人、エラい! 島田さん、営業に来たのかな。

そんな本の中で見つけたのが無印が「人と物」シリーズとして出している『小津安二郎』。正直、あんまり期待せずに中をめくってみたんですが、これがなかなかいいんですね。

小津のいろいろな言葉とともに初めて見るような写真も掲載されています。佐田啓二の長女の、つまり中井貴一の姉の中井貴惠宛てのはがきの写真にはびっくり。宛名は「なかいきえさま」とひらがなで書いています。で、はがきの下半分には何人かの人の絵が描かれてあって(小津が描いたんだろうか)、右下に描かれた男の子のそばには「きいちくん」との文字。


さて、無印で買ったもう一つのものが温度計。実はこれを探していたんですね。最近、岡崎武志さんのブログで室温と湿度を書いている日が続いていたので、自分も持っておきたくなったんです。影響受けやすい。

デジタル表示にしようかと思ったけど、アナログ人間なので針で読み取ることにしました。ブナ材でつくられた外枠もいい感じだったので。

ちなみに現在12時ごろの室温は32℃、湿度62%。写真は前日撮ったものです。

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岡崎さんといえば、待望の『人生散歩術』が単行本になりました。ウェブ上で連載されていて、このブログでも確か紹介したはず。

「こんなガンバラナイ生き方もある」という副題のもと、井伏鱒二、高田渡、吉田健一、木山捷平、田村隆一、古今亭志ん生、そして佐野洋子を取り上げています。佐野洋子は単行本化するにあたってひとりくらいは女性をということで追加したようです。

久しぶりに読みながら、かなり加筆訂正されている気がしたのでウェブ上にあったものと比べてみようと思ったら、ほぼ全部削除されていました。プリントアウトしておけばよかった。


昨日までに木山捷平の章まで読みましたが、やはり木山捷平がいちばん面白いですね。

このシリーズの裏テーマが「脱力文学の系譜」ということだったようで、「脱力」でいちばん最初にうかんだのが木山さんだったんですね。

ということで木山さんのところは何度も笑わせてもらいました。木山さんの章もかなり加筆されているように思いますが、最後はウェブ上にあったものと同じ。

話は木山さんの作品を国語教材として使うことができるかということ。岡崎さんに言わせれば「目的地」のない木山作品を十代に教えることは非常に難しいというか、教材として教えようがない内容のものだろうと。まあ、僕もそう思います。

でもこのあとの最後のオチがいいんですね。


だからこそ木山捷平はいいのだ、という点については解説不要であろう。怒りのために上げたこぶしを、力なく下ろすためには、木山捷平を読むことだ。


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# by hinaseno | 2017-08-06 12:50 | 木山捷平 | Comments(0)

Put Your Head On My Shoulder


ほぼ1週間ブログが空いてしまいましたね。いろいろとあって、ゆっくりとパソコンの前に座ることができない日々が続いていました。

今、聴いているのは先月の初めに発売されたビーチボーイズの『1967: Sunshine Tomorrow』。未発表音源満載のアルバムですね。いちばんのお気に入りはDisc 2の「Smiley Smile Sessions」と題された未発表音源の一つ「Wind Chimes [Alternate Tag Section]」。1分足らずのとても美しくてチャーミングなアカペラ。こればっかりリピートしています。


さて、家にいないときにはずっと車で移動していたわけですが、そこで聴き続けていたのがこの2枚。

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1枚は佐野元春の新作『MANIJU』のDisc 3「元春レイディオ・ショー特別盤」。

「元春レイディオ・ショー」というのは佐野さんがずっとDJをやっていたラジオ番組のこと。僕がリアルタイムで最も楽しんでいたのは佐野さんがDJをやっていたものでした。当時の番組タイトルは「サウンドストリート」。

その「元春レイディオ・ショー」のスタイルで新作を紹介したのが「元春レイディオ・ショー特別盤」。オリジナル曲を収録したDisc 1よりもこっちの方を多く聴きました。これ、実際にラジオでオン・エアーされたのかな。


それにしてもDJ番組というのは不思議です。曲の前に、あるいは曲の後にちょっと言葉が入るだけで、それまでただ音楽だけを耳にしていたときとはぜんぜん違う響き方をするんですから。聞き流していた曲が驚くほど魅力的な曲に変化するんですね。


まあ、こういうDJは僕にとっては佐野さんと大瀧さんだけ。

というわけで「元春レイディオ・ショー特別盤」に少し飽きてから聴いたのはもちろん大瀧さんの「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の数年前に作った編集盤。波の音をバックにバラードをかけた特集を2つつなげたものですが毎年夏になると何度も聴いています。

一応内容を紹介すると(以前紹介したような気がするけど)まずはじめに1978年8月28日に放送された「バラード」特集。かかるのはドゥーワップのバラードばかり。

で、次が1977年8月29日に放送された女性シンガー特集。これもかかるのはすべてバラードばかり。大瀧さんも言っている通り、波の音にバラードがとても合っているんですね。この日の特集でかかった曲はどれもとにかくすばらしくてこのブログでも何度も書いていますが、とりわけ今回特に気に入ったのがナンシー・シナトラの「Put Your Head On My Shoulder」。




曲がかかる前に大瀧さんのこんな言葉が入ります。


「男性歌手の曲を女の人がカバーした曲というのを次にかけてみようと思うんですけどね。その男性歌手はポール・アンカなんです。とすると、ふふふ(笑)、アネットだとお思いでしょうが、残念ながら、ちょと違います」

もし達郎さんがDJであれば、きっとレターメンがカバーしたものがかかって、竹内まりやさんとの結婚式のときに使いましたと紹介するんでしょうね。ちなみにこちらがレターメンが歌ったもの。




僕もずっとレターメンのバージョンで親しんできましたが、今はナンシー・シナトラのほうがお気に入り。

ナンシー・シナトラの「Put Your Head On My Shoulder」は「肩にもたれて」という邦題で日本盤のシングルが出ていたんですね。ただしB面。A面は例の「フルーツカラーのお月さま(I See The Moon)」。ますますこのシングルが欲しくなりました。


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# by hinaseno | 2017-08-05 12:41 | ナイアガラ | Comments(0)

佐野元春さんの新作『MANIJU』が発売されました。オリジナルアルバムのしては2年ぶり。まだ4~5回しか聴いていませんがとてもいいアルバムです。なによりも60歳を超えた佐野さんが今なおロックンロールをやっていることに心から励まされます。

本当は伊藤銀次さんの『POP FILE RETURNS』での対談で、次はランディ・ニューマンみたいな感じのものをやりたいと言っていたので、そういうのを期待する気持ちもあったんですが、佐野さんはこんな時代だからこそロックンロールを選んだようです。ただ、ロックンロールといえば何かを壊すイメージがありますが、このアルバムで佐野さんが出しているメッセージは寄り添うこと。無力だと感じながらも声を上げている人たちに寄り添って、手を差し伸べてあげること。

今のクレージーとしか言いようのない時代がいつまで続くかわからないけど、それが終わって(必ず終わりは来ます)、やすらぎのときが訪れたときに、きっと佐野さんはピアノだけでランディ・ニューマンのようなやさしい、ユーモアあふれた曲を歌ってくれるんだろうと思います。


ところで、『MANIJU』のブックレットを見ていたらおっと思う文字が。


Recorded at Onkio Haus Studio

佐野さん、あの音響ハウスでレコーディングをしていたんですね。ひょっとしたら僕が5月の初めに音響ハウスのそばを通ったときに、そこのスタジオで佐野さんが新しいアルバムに向けてレコーディングをしていたかもしれません。


さて、今日で大村雅朗さんの話は最後。大村雅朗に関して忘れてはならないのが佐野元春さんのデビュー当時の楽曲ことです。

『ナイアガラ・トライアングルVOL.2』で佐野元春さんのことを知って、佐野さんの『SOMEDAY』を聴いてノックアウトされて、それから後追いで佐野さんのそれ以前の2枚のアルバム『BACK TO THE STREET』と『HEART BEAT』を聴きました。その時期には大瀧さんの『ロンバケ』以前のアルバムも後追いで聴いていたわけですが、実は佐野さんの2枚のアルバムの方ばかり聴いていました。そちらの方がはるかに共感を覚えるものが多かったので。大瀧さんのはハードルが高すぎました。

で、佐野さんのインタビュー記事の載った雑誌なんかもいろいろと買ったんですが、それを読んで気がついたことがあったんですね。僕が好きな佐野さんの曲を佐野さん自身はあまり好きではないということを。佐野さんが好きではない理由の最も大きな要因はアレンジのようでした。実はそのアレンジをしていたのが大村雅朗だったんですね。

大村さんをアレンジャーとして起用したのはEPICソニーのディレクターの小坂洋二さん。佐野さんは小坂さんがEPICで手がけた最初のアーティスト。その後、大沢誉志幸、大江千里、小室哲哉、渡辺美里と、彼が手がけたアーティストのほぼすべてアレンジは大村雅朗に任せます。

大村さんは佐野さんのアレンジをする際、おそらくディレクターからの指示があったんだろうとは思いますが、当時、洋楽でヒットしていた曲っぽいアレンジをしたんですね。ロックンロールを現代にと考えていた佐野さんにはそういうのが耐えられなかったもののようです。で、佐野さんはいくつかの曲のアレンジをロックンロールのことをよくわかっている伊藤銀次さんに任せることにします。

というわけで佐野さんの最初の2枚のアルバムには大村雅朗アレンジの曲と伊藤銀次アレンジの曲が混在することになります。で、実は僕の好きな曲の多くは大村雅朗アレンジの方だったんですね。そちらの方がポップでメランコリックな曲が多かったので。「アンジェリーナ」「情けない週末」「グッドタイムス&バッドタイムス」「さよならベイブ」「バッド・ガール」「バルセロナの夜」「彼女」「GOOD VIBRATION」。

佐野さんはこれらの曲について、後のライブではアレンジを大幅に変えて演奏するようになるんですが、僕はやはりオリジナルの、大村雅朗によってアレンジされたバージョンを愛しています。とりわけデビューシングルの「アンジェリーナ」は絶対にこれじゃないとダメです。


「アンジェリーナ」といえば、大瀧さんが佐野元春というアーティストに目をとめたのがまさにこの曲でした。『ナイアガラ・トライアングルVOL.2』の30周年記念盤が出たときの、大瀧さん、佐野さん、杉真理さんのインタビュー(2012年2月)で、この「アンジェリーナ」に関してちょっと興味深いやりとりが大瀧さんと佐野さんの間で交わされています。聞き手は萩原健太さん。


大瀧:そうこうする中、佐野くんの「アンジェリーナ」が出た。林美雄さんの番組でじゃんじゃんかかる。『ユア・ヒットしないパレード』で。いや、これはいい曲だなと思ったわけ。特に追っかけのリフね。あの曲、アレンジは…。
佐野:僕のアイデアを大村雅朗さんがまとめてくれました。ただ、大村さんは編曲家としてもちろん素晴らしいのですが、僕がやろうとしていたラフなロックンロール・サウンドには向かなかった。そこで小坂ディレクターから紹介されたのが伊藤銀次だったんです。
大瀧:で、「アンジェリーナ」のリフは? 佐野くんのアイデアですか?
佐野:あれは僕です。
大瀧:あれを聞いて思い出した曲があるの。ジャニー・グラント。
萩原:あ、ずばり「トライアングル」ですか。61年の。
大瀧:うん。僕もシリア・ポールの「こんな時」で同じリフを使っているんだけど、この曲に通じるものを感じて。当然、佐野くんは「トライアングル」にもシリア・ポールにも深い影響を受けているわけじゃないだろうけども、このリフを想起させてくれる人だから共通項があるに違いないと注目してたの。まさに”トライアングル”つながり。

大瀧さんが佐野さんの曲に注目するポイントとなった「アンジェリーナ」のリフってどこの部分のことなんでしょうか。

ちなみにジャニー・グラントの「トライアングル」というのはこの曲。




この曲の特にイントロの部分を大瀧さんは「こんな時」でほぼそのまま引用しているんですが、でも、その部分が佐野さんの「アンジェリーナ」にはなかなかつながりませんね。

いろいろ考えてどうやら大瀧さんが言っているのは「今夜も愛をさがして」が繰り返されるところでしょうか。「今夜も愛をさがして」と歌った後に出てくるフレーズ。

ちなみに佐野さんは後年ライブで歌う時も、そこのフレーズは変えていないですね。


さて、佐野さんは自分の意思に反して用意された大村さんのアレンジにかなり不満を抱いていたような話がいくつか残っているので、佐野さんは大村さんと確執があったかのような内容の話がネット上にもあります。でも、佐野さんは自らプロデュースするようになってからも、アレンジャーに大村さんを使っているんですね。かの名作『SOMEDAY』のアルバムに収録されたいくつもの曲のストリングス・アレンジのところに大村雅朗の名を見ることができます。その事実からも佐野さんが大村さんのアレンジを高く評価していたことがわかります。「麗しのドンナ・アンナ」や「真夜中に清めて」でのロマンチックな弦はたまらないですね。

気になるのは「サムデイ」。これはクレジットされていないけど、やはり大村さんがストリングス・アレンジをしているんでしょうか。


そのアルバム『SOMEDAY』と並行してレコーディングしていたのが『ナイアガラ・トライアングルVOL.2』。このアルバムのクレジットを見るとSANO’s sideのところに大村雅朗の名前を見ることができます。やはりストリングス・アレンジ。

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『ナイアガラ・トライアングルVOL.2』に収録されている佐野さんの曲でストリングスを最もよく聴くことができるのはB面2曲目の「週末の恋人たち」ですね。大好きな曲です。

エンディングで長くひっぱられるストリングスの音をバックにしてピアノの同じフレーズが繰り返されて曲がフェードアウトして、次の大瀧さんの「オリーブの午后」が始まるところは何度聴いても鳥肌が立ちます。僕にとっては「週末の恋人たち」は「オリーブの午后」の前になくてはならない曲になっているんですね。

そういえばと思って『ナイアガラ・トライアングルVOL.2』30周年記念盤のボーナストラックに収められたカラオケを聴いたら、大村さんの弦をさらにはっきりと聴くことができました。ということで今日の文章はそれを延々とリピートしながら書いています。

大村さんの弦のアレンジは奇をてらうことなくとてもオーソドックス。でも最高にロマンチックなんですね。次の「オリーブの午后」の後の「白い港」の、井上鑑さんの華麗なアレンジとは対照的です。井上さんのアレンジももちろんロマンチックだけど。


今となってはという話になりますが、1曲だけでも大瀧さんの作曲した曲を大瀧さんのプロデュースのもとで大村雅朗さんがストリングスアレンジした曲を聴いてみたかったですね。


ということで長かった大村雅朗さんの話も今日で終わり。明日からちょっとバタバタとした日が続くので、しばらくブログを休むことになりそうです。また気持ちのゆとりができたら書きます。


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# by hinaseno | 2017-07-30 14:45 | ナイアガラ | Comments(0)