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by hinaseno
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カテゴリ:ナイアガラ( 270 )


Kisses Sweeter Than Wine


いや、本当に暑い日が続いています。ナイアガラ島の話ですが。
ついに僕はこんなにも真黒に日焼けしてしまいました。
自分で自分の写真を見て言うのもなんですが、いったいあなたはだれ?という感じです。
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本当はこの写真、3日後くらいに貼る予定にしてたのですが、急遽今日に。理由は後ほど。

アメリカン・ポップス伝パート4、第3夜はなんとフォーク・ソング。びっくりでした。まさかポップス伝にフォーク・ソングの話が出てくるなんて。全国のナイアガラーは唖然呆然だったのではないでしょうか。
まあ正確にはポップ・フィールドにおけるフォーク・ソングの話。昨日かかったいくつもの曲がのちにポップスの人たちに取りあげられています。

ビーチ・ボーイズ・ファンとしては昨日最後に紹介した「Let’s Go Away For Awhile」の収められた『ペット・サウンズ』に収録された唯一のカバー曲である「Sloop John B」のThe Weaversの歌ったものがかかったりとか。あるいは Leadbelly の「Cotton Fields」もビーチ・ボーイズがカバーしています。いずれもリード・ボーカルはアル・ジャーディンですね。
そういえば、何人かの歌うものがかかった「Goodnight, Irene」も、ブライアン・ウィルソンの大好きな曲で、 ブライアンもカバーもしています。ビーチ・ボーイズのメンバーも昨日かかったような曲を聴いて育っているということ。フォー・フレッシュメンやフィル・スペクターだけではないんですね。

The Weaversの歌った「Wimoweh」がかかったときにはちょっとびっくり。あの独特のバックコーラスが聴こえてきて、どこかで聴いたことのある曲、と思いつつなかなか出て来ない。大瀧さんも「後に世界的に大ヒットします」というだけで説明はされません。眠りにつくまで頭の中であのコーラスが流れていました。
ウィンモエッヘ、ウィンモエッヘ、っと。
結局わかったのは今朝になって。トーケンズの「ライオンは寝ている(The Lion Sleeps Tonight)」でした。

一番興味深かったのは「Kisses Sweeter Than Wine」という曲がいろんな人のバージョンでかかったこと。実はこの曲、つい先日、調べたばかりだったんですね。
上に貼った写真にこの言葉が書かれていて、何だろうと調べたら曲のタイトルだったんですね。恥ずかしながらこんなタイトルの曲があるなんて知りませんでした。
大瀧さんの好きなジミー・ロジャースが歌っていることがわかって、なるほどと思ったのですが、The Weavers、あるいは Leadbellyが歌っている曲だったなんて知りませんでした。
大瀧さんの分母になっている曲にフォーク・ソングもあったとは。

昨夜の放送は、僕個人としても驚いたというか、かなり戸惑ったのですが、でも、考えてみたら、大瀧さんの、というか日本のポップスの分母となっているアメリカン・ポップスにも分母があるわけで、それらを大瀧さんはひとつひとつ確認して僕たちに教えてくれているわけです。昨夜の放送がなければ大事な分母のひとつを知らないままでいたところでした。

とすると、今夜も分母の確認?
残るはジャズでしょうか。そうなったら面白そうです。
ニューオーリンズのジャズは絶対に取りあげられると思いますが、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でも取りあげられたことのないフォー・フレッシュメンなんかがかかったら最高です。

さて、昨日かかった曲を並べておきます。正直、ものすごく大変でした(何時間かかったんだろう)。知っている曲はほんの数曲でしたから。でも、これを調べるだけでも勉強になりました。それぞれの曲のリンクはまた後日ということで。

1. Tom Dooley / Kingston Trio ‘58
2. Tom Dooley / Frank Warner
3. Tom Dooley / Frank Proffit
4. Tom Dooley / Grayson and Whitter
5. Goodnight, Irene / The Weavers ’50
6. Goodnight, Irene / Leadbelly
7. Take This Hammer / Leadbelly
8. Cotton Fields / Leadbelly
9. Match Box Blues / Leadbelly
10. House Of The Rising Sun / Woody Guthrie
11. The Wreck Of The John B / The Weavers
12. Kisses Sweeter Than Wine / The Weavers ‘51
13. If It Wasn’t For Dicky / Leadbelly
14. Wimoweh / The Weavers ’52 
15. Midnight Special / Leadbelly
16. Darling Corey / The Weavers
17. Wimoweh / The Weavers
18. Goodnight, Irene / The Weavers
19. Rock Island Line / The Weavers
20. Rock Island Line / Leadbelly
21. Rock Island Line / Lonnie Donegan ‘56
22. Rock Island Line / Bobby Darin
23. Sixteen Tons / Tennessee Ernie Ford
24. Sixteen Tons / Marle Travis
25. Sixteen Tons / The Weavers
26. Banana Boat / Harry Belafonte ’57
27. Day Dah Light / Edric Connor
28. Day Dah Light / Louise Bennett
29. Banana Boat Song / The Tarriers
30. Marianne / The Easy Riders
31. Mary Ann / Roaring Lion
32. Green Fields / The Easy Riders
33. Honey Comb / Jimmie Rodgers
34. Kisses Sweeter Than Wine / Jimmie Rodgers
35. Evergreen Tree / Jimmie Rodgers
36. Find The Girl / Jimmie Rodgers
37. Where Have All The Flowers Gone / Kingston Trio ‘61

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by hinaseno | 2013-08-15 11:53 | ナイアガラ | Comments(0)

Meanwhile Back In The Jungle


アメリカン・ポップス伝パート4、第2夜はウェストコースト。
リッキー・ネルソン、あるいはビーチ・ボーイズの話が出てくるかと思いましたが、話は50年代。もどかしい気もしないではないですが、それは後の時代のことをほんの少しだけ知っているから思うだけのことで、全く知らないこと続出でした。
かかった曲の7割は初めて聴く曲。僕のITunesにもほとんど入っていません。おかげで曲を確認するのにものすごく時間がかかりました。

ビーチ・ボーイズは登場しませんでしたが、なんと彼らのお父さんの曲がかかりました。4曲目にかかった「Tabarin」という曲。
それから最後にサム・クックの「(What A) Wonderful World」がかかったので、この日のブログで書いたことの流れを踏んでもらえるならば、今日も舞台はウェストコーストで最初にかかる曲はリッキー・ネルソンの「トラヴェリン・マン」。そしてジェリー・フラーや、たぶんまだ一度も名前の出て来ていないグレン・キャンベルが登場してくるはずなのですが、果して。

昨夜、一番、おっと思ったのはジェシー・ベルヴィン(Jesse Belvin)が登場した場面。この日のブログで、ちょこっと書いていますが、今、この人の曲をいろいろ聴いていたところ。
彼の歌った「Goodnight My Love」は大瀧さんの大好きな曲。
最近わかったのですが、アメリカン・ポップス伝では「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のように「だ〜い好きな曲」なんて表現はされないかわりに、好きな曲はエンディングをきちんと入れられています。全部かける時間はないので、ほとんどの曲は途中で曲を切るのですが、大好きな曲は編集してエンディングを入れています。前回の「ヴィーナス」もそうでした。

昨夜かかった曲の多くは黒人ボーカルものがほとんどだったのですが、ドゥーワップというよりも陽気な西海岸の風土もあるのかコミック・ソングが多かったですね。
一番笑えたのは「Stranded In The Jungle」という曲。改めて詞をじっくり聴いてみようと思います。

それから昨夜の放送で最高に笑えた大瀧さんの言葉。
たとえ流行らなくても、「パパ」を作ったら「ママ」を作らなければいけない。


というわけで昨夜かかった曲を全て並べておきいます。

1. Every Beat Of My Heart / The Royals
2. Turkey Hop / The Robins ‘50
3. That’s What The Good Book Says / The Robins
4. Tabarin / Hollywood Flames ‘51
5. Buzz-Buzz-Buzz / Hollywood Flames ‘57
6. Little Bitty Pretty One / Bobby Day with The Satellites ‘57
7. Rockin’ Robin / Bobby Day ‘58
8. Over And Over / Bobby Day ‘58
9. Yum Yum / The Lamplighters ‘54
10. Little Bitty Pretty One / Thurston Harris ‘57
11. Have Love, Will Travel / The Sharps
12. Yep! / Duane Eddy
13. Papa-Oom-Mow-Mow / The Rivingtons ‘62
14. Mama-Oom-Mow-Mow / The Rivingtons
15. The Deacon’s Hop / Big Jay McnNeely ‘49
16. Let’s Do It (The Deacon’s Hop) / Three Dots & A Dash
17. Dream Girl / Jesse & Marvin ‘52
18. Earth Angel / The Penguins ‘55
19. Goodnight My Love / Jesse Belvin ‘56
20. She Wants To Rock / The Flairs ‘53
21. Oop Shoop / Shirley Gunter and “The Queens” ’54
22. The Wallflower / Etta James ’55
23. Riot In Cell Block #9 / The Robins
24. Daddy Daddy / Richard Berry & The Dreamers ‘55
25. Louie Louie / Richard Berry & The Pharoahs ’57
26. Foot Stomping, Pt. 1 / The Flares ’61
27. Stranded In The Jungle / The Jayhawks ‘56
28. Stranded In The Jungle / The Cadets ’56
29. Blau-Wile-Deveest-Fontaine / Paul Anka ‘56
30. I Confess / Paul Anka ‘56
31. Eddie My Love / The Teen Queens ’56
32. Jesus Gave Me Water / The Soul Stirrers ‘51
33. Wonderful / The Soul Stirrers ’55
34. Lovable / The Soul Stirrers
35. You Send Me / Sam Cooke ‘57
36. River Rock / Bob “Foggy” Landers & The Cough Drops
37. Circle Rock / Salmas Brothers
38. The Hully Gully / Herb Alpert
39. Everybody Loves To Cha Cha Cha / Sam Cooke ‘59
40. Only Sixteen / Sam Cooke ’59
41. (What A) Wonderful World / Sam Cooke ‘59


さて、Meanwhile Back In The Jungleではなく、Meanwhile Back In Niagaran Islands。
I島の話を少し。
I島とはINSTRUMENTAL島。この島には言葉はありません。あるのは波の音、鳥の鳴き声。というわけなので、この島で聴いていた「ゴー!ゴー!ナイアガラ」は77年8月放送の「インストルメンタル特集」と78年7月放送の「多羅尾伴内楽團VOL.2」。やはりこのときも波の音が背後に流れ続けています。78年発売の「多羅尾伴内楽團VOL.2」で波の音がバックに入っているのは、77年の「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の8月の放送で波の音をバックに流し続けたのが好評だったからだったんですね。

その77年8月放送の「インストルメンタル特集」で、最高に素晴らしかった曲があります。曲目をチェックせずに聴いていたので、その曲がかかったときにはびっくり。波の音とのマッチングも素晴らしくて、もう天国的な気分になりました。このときの大瀧さんの曲紹介の言葉もなんともいえません。
で、せっかくなので久しぶりに音源を作ってYouTubeで聴けるようにしました。ただし、アメリカン・ポップス伝が放送される期間限定のアップにします。まあ、聴いてみて下さい。
大瀧さんは間違いなく、どこでどれくらいの大きさの波の音が入るかを計算して音をかぶせているはず。特に1:00ちょうどあたりからのヴィブラフォン(演奏しているのはマーティン・デニー楽団にいたJulius Wechter)の音と波の重なりはたまりません。

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by hinaseno | 2013-08-14 12:07 | ナイアガラ | Comments(1)

2日ほど間が空きました。
本当に暑いですね。すっかり日に焼けてしまいました。
久しぶりにまた写真を貼っておきます。髪も縮れてきたので短くしちゃいました。ひげもかなりはえてきました。アル・グリーンに似ているように思われるかもしれませんが違います。
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僕は今どこにいるんだっけ。そうだ、ナイアガラ諸島。そのN島にあるプールサイドにいます。V島から連なる最後の島です。正式名は長嶋、ではなくてナイアガラ(NIAGARA)島。ナイアガラ本島ですね。

I島、O島は駆け足で通り過ぎてきました。
ちなみに I島の正式名はINSTRUMENTAL島、O島の正式名はOKAYAMA島。
それぞれの島(?)の思い出話も書いてみたいのですが、何より昨夜から始まった「大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝パート4」の話を書かなければならないですね。しばらくはきっとこの話ばかりになると思います。「大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝パート4」は帰国して聴くつもりでしたが、N島で聴けることがわかったのでいろんな予定を早めてやってきました(強引ですね)。

さて、アメリカン・ポップス伝パート4、初日の話はエルヴィス、ナッシュビルの話ではなく、なんとドゥーワップ。うれしかったですね。先日のブログの最後に紹介したキャシー・ヤングもかかりました。
まあ、勝手な予想をしても仕方ないのですが、エルヴィスの話は16日の最終日、つまりエルヴィスの命日に合わせているように思いました(日本時間では17日になりますが、アメリカ時間では16日)。

初日にかかった曲をここに並べておきます(年代を記しているのは、年代が紹介されたもの。発表年とヒットした年が混ざっています)。
1. Why Do Fools Fall In Love / Frankie Lymon & The Teenagers ‘56
2. Baby I Love You / The Ronettes
3. I Want You To Be My Girl / Frankie Lymon & The Teenagers
4. Gee / The Crows ‘53
5. Abaniquito / Tito Puente ‘49
6. Count Every Star / The Ravens ‘50
7. Count Every Star / Linda Scott
8. White Christmas / The Ravens ‘48
9. White Christmas / The Drifters ‘54
10. お正月 / トランク短井 ‘77
11. Crying In The Chapel / The Orioles ‘53
12. Will You Be Mine / The Swallows
13. The Door Is Still Open / The Cardinals ‘55
14. That’s My Desire / The Flamingos ‘53
15. I Really Want To Know / The Flamingos
16. Sh-Boom / The Chords ‘54
17. The Glory Of Love / The Five Keys ‘51
18. Don’t You Know I Love You / The Clovers ‘51
19. Sincerely / The Moonglows ’54
20. I'll Be Home / The Flamingos ’56
21. Baby, It's You / The Spaniels
22. Goodnite, Sweetheart, Goodnite / The Spaniels ‘54
23. At My Front Door / The El Dorados ’55
24. Darling Dear / The Counts ’54
25. Why Don't They Let Us Fall In Love / The Ronettes
26. Gee / The Crows
27. Sunday Kind Of Love / The Harptones
28. Where Are You / The Mello Moods ’51
29. Dear One / The Scarlets ’54
30. In The Still Of The Nite / The Five Satins ’56
31. Lonely Nights / The Hearts ’55
32. A Thousand Stars / The Rivileers ’53
33. A Thousand Stars / Kathy Young
34. A Thousand Miles Away / The Heartbeats ‘56
35. Little Girl Of Mine / The Cleftones ’56
36. Let's Turkey Trot / Little Eva
37. Soldier Boy / The Four Fellows ’55
38. Soldier Boy / Elvis Presley
39. You / The Duponts
40. Tears On My Pillow / Little Anthony & The Imperials ’58
41. Rubber Biscuit / The Chips
42. Speedoo / The Cadillacs ’55
43. Zoom / The Cadillacs
44. Rang Tang Ding Dong (I Am The Japanese Sandman) / The Cellos
45. Rama Lama Ding Dong / The Edsels
46. Ka-Ding Dong / The G-Clefts ’56
47. Come Go With Me / The Del Vikings ’57
48. I Love My Baby / The Tokens
49. While I Dream / The Tokens
50. I Wonder Why / Dion & The Belmonts ’58
51. A Teenager In Love / Dion & The Belmonts ’59


へえ〜という話はいくつも。でも、感想は何度か聴いてからということにします。大好きな「Gee」が最初に紹介されたのがうれしかったです。海辺で「Gee」を聴くのが最高に好きです。関係ないですけど。

一番笑えたのはこの日のブログで紹介したトランク短井さんが登場したこと。公共の電波(天下のNHK)に「トランク短井」という名前が乗ったのは初めてのはず。名前を聞いていったいだれ?と思った人が多かったでしょうね。ちらっとだけ坂本八さんの声も聴こえましたが。

番組の最後に語られた大瀧さんの言葉。
「ドゥーワップは60年代ポップスの原点」

まさに、その通りですね。

ところで、3日間ほど滞在していくつかの場所を駆け巡ってきたOKAYAMA島。とりあえず、行ってきた場所の写真だけ貼っておきます。滞在していた家から車でせいぜい30分くらいの距離にある場所ばかり。説明はまた後日。
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最後に貼ったのは普通の溝ではありません。ちゃんとした名前のついた川。
名前は「まこも川」。今、最も気になっている川です。

Tonight's Song: A Thousand Stars / Kathy Young
Goodnite, Sweetheart, Goodnite / The Spaniels
昨夜と同様、今夜も天の川のあたりに流星がいくつもみられるみたいですね。
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by hinaseno | 2013-08-13 10:41 | ナイアガラ | Comments(1)

Happy Birthday Blues


それにしてもシェリー・フェブレーの「Big Star」は本当にいい曲ですね。YouTubeのこの画像のシェリー・フェブレーもなんともいえずかわいいし。頭の中にはこの曲ばかり流れています。この夏はこの曲で決まり、っていうくらい大好きになりました。もう1回貼っておきます。

「Big Star」は作曲がシャーマン・エドワーズ(Sherman Edwards)、作詞がシド・ウェイン(Sid Wayne)。考えたらこれって「See You In September」と同じなんですね。さっき気づきました。実はこの「Big Star」のかかった日の最後に「See You In September」もかかっているのですが、説明は一切なし。いつか自分で気づくでしょ、ってことだったんでしょうか。

作曲者のシャーマン・エドワーズは、あのバート・バカラックとのコンビで有名なハル・デイヴィッドとのコンビでも素敵な曲を作っています。「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でも何回かかかっている「Johnny Get Angry」や、同じジョニー・ソマーズが歌った「When The Boys Get Together」とか。
「When The Boys Get Together」は大好きな曲。スタン・アップルバウム(Stan Applebaum)のアレンジが素敵すぎます。

ついでなので、シャーマン・エドワーズの作曲した大好きな曲をもう一つ。達郎さんもカバーした「So Much In Love」で有名なThe Tymesの「Wonderful, Wonderful!」。夏にぴったりの曲です。

この共作者はBen Raleigh(ベン・ラレイ)。ベン・ラレイという人は前に、...なんて書き出すと切りがないのでやめておきます。

さて、ナイアガラ島に来て「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のドゥーワップ、バラード、ガール・シンガーの特集を聴いて、初めて聴いたり、今まで聴き流していたような曲で気に入ったものを集めて2枚のCDを作りました。1枚は「Doo Wop Ballads」、もう1枚が「Girl Singers」。もちろん、すべて「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でかかった曲ばかり。自分で作ったのに言うのもなんですが、これが最高なんです。この夏はこれを聴いて過ごします。
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実は「Doo Wop Ballads」と「Girl Singers」のどちらに入れようかと悩んだ曲が1つありました。ガール・シンガー特集でかかった曲ではあるのですがスタイルはドゥーワップ。結局は「Doo Wop Ballads」の方に入れました。
曲のタイトルは「Happy Birthday Blues」、歌っているのはキャシー・ヤング(Kathy Young)。バック・コーラスはThe Innocents。これもやはり初めて聴いて大好きになった曲です。

ところで、明日は「ゴー!ゴー!ナイアガラ」をはじめ、僕にたくさんの音源を送って下さっている”ある方”の誕生日。ということなのでこの曲をその方に捧げます。詞はちょっとだけ悲しいのですが、曲が素敵なので許して下さい。

なお、次の島、I(アイ)島に旅立つため、数日間ブログを休みます。

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by hinaseno | 2013-08-10 10:06 | ナイアガラ | Comments(2)

シェリー・フェブレーの「The Things We Did Last Summer」を聴いて気がついた人がどれだけいたでしょうか。
答えは、あの「カナリア諸島にて」。もちろん『ロング・バケイション』に収められた曲。

「The Things We Did Last Summer」のこの部分です(映像では1:16あたりから)
The early morning hike

The rented tandem bike

The lunches that we used to pack


We never could explain that sudden summer rain

The looks we got when we got back


ここを聴いたとき、大瀧さんの好きなコード進行が使われていることに気がついたんです。
「カナリア諸島にて」では次の歌詞の部分ですね(映像では1:59あたりから)。過ぎ去った夏にしたことを少しだけ回想する歌詞。詞を書いたのは松本隆さんなので”たまたま”なのかもしれませんが。
あの焦げだした夏に酔いしれ
夢中で踊る若いかがやきが懐かしい


曲の展開の仕方も使われているコード進行もほぼ同じ。何より「The lunches that we used to pack」と「夏に酔いしれ」の部分のメロディがまったく同じになっています。これは偶然の一致ではないですね。なんたってシェリー・フェブレーの「The Things We Did Last Summer」は大瀧さんの大好きな曲なわけですから。

ふと思いついたのが、こんな曲の取り入れ方ってこの日のブログで書いた「FUN×4」のメロディの一部に使われた「Polka Dots And Moonbeams」のパターンと同じだなと。よくよく考えてみたら、その日のブログでも少し触れていますが、おそらく大瀧さんが参考にしたのはポール・ピーターセンのバージョン。ポール・ピーターセンはシェリー・フェブレーとともに『ティーンエイジ・トライアングル』のひとり。つながりました。
『ティーンエイジ・トライアングル』の二人の、オリジナルではなくスタンダード・ソングをカバーしたものを『ロング・バケイション』の中にそっと取り入れていたんですね。こうなると、もうひとりのジェームス・ダーレンがカバーした曲が気になります。

ところで、「カナリア諸島にて」といえばビーチ・ボーイズの「Please Let Me Wonder」を下敷きにしたことが有名です。これは大瀧さん自身が昔、新春放談で自ら告白されたんですね。こんな会話。
(山下)「こないだシングルを出して、このところシングルのB面はビーチ・ボーイズのカバーなんです。こないだのシングルのB面は『Please Let Me Wonder』なんです」
(大瀧)「ああ、『カナリア諸島』ね」
(山下)「あっ!?『カナリア諸島』! そうかぁ...。でも、それだけじゃないんだよね」
(大瀧)「それだけじゃない。そのひとつ。20分のⅠです。20分のⅠの神話と言われています」

「20分のⅠの神話」という言葉はこのとき生まれました。
でも、今、確認しても、「Please Let Me Wonder」以外に何かを指摘している人はいないようです。だれも発見できていない。僕も今まで、あれかな、これかなと考えていましたが、これは間違いないですね。30年目にしてようやく「カナリア諸島にて」の〈20分の1の神話〉の発見ができました。石川さんの発見された「Polka Dots And Moonbeams」につながったのもうれしいですね。

そういえば「The Things We Did Last Summer」と「Polka Dots And Moonbeams」は描かれた風景がどことなく似ています。
ティーンエイジャーの夏の風景。
歌詞にもつながりがあります。「踊り」、そして「月の光」。もしかしたらそういうのを手がかりにしてジェームス・ダーレンがカバーした曲を探れば何か見つかるのかもしれません。

Today's Song: Please Let Me Wonder / The Beach Boys
Please Let Me Wonder / Tatsuro Yamashita
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by hinaseno | 2013-08-09 08:43 | ナイアガラ | Comments(0)

The Things We Did Last Summer


172回続いた「ゴー!ゴー!ナイアガラ」で、2度かかった曲は結構ありますが、3度かかった曲はきちんと調べたわけでありませんがたぶん数曲。4度以上かかった曲はないと思います。
その3度かかった曲のひとつがシェリー・フェブレーの「The Things We Did Last Summer」。この曲です。

これに気がついたときにはちょっと意外な気がしました。
1回目が「My Juke Box」。大瀧さんの家のジュークボックスに入っている、大瀧さんの大好きな曲ばかりを集めた曲の特集ですね。あとの2回はガール・シンガー特集。

「The Things We Did Last Summer」という曲はシェリー・フェブレーのオリジナルではなく、ジャズのスタンダード・ナンバー。1946年、つまり第二次世界大戦の終戦直後につくられ、フランク・シナトラやジョー・スタフォードによって歌われています。

作詞はサミー・カーン、作曲はジュール・スタイン。
このコンビ、この日のブログでも紹介していますがとてもシャレた曲をいくつも作っています。クリスマス・ソングが多いですね。「The Things We Did Last Summer」も”summer”がついていますが、実際には冬の曲。ですからでクリスマス・アルバムに収められることも多いようです。僕の持っているディーン・マーティンの『A Winter Romance』というジャケットの素敵なクリスマス・アルバムにも収められています。

「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でも、”summer”がついているということで夏のガール・シンガー特集のときに、それから歌詞の内容から冬のガール・シンガー特集でかけられています。

僕がこの曲を知ったのはビーチ・ボーイズのカバー。1993年に出た『The Beach Boys; Good Vibrations』というボックスセットに未発表曲のひとつとして収められていました。この映像の2曲目に歌われているものです。映像は口パクです。


初めて聴いてすぐに気に入って調べたらカバーだということがわかりました。ビーチ・ボーイズにぴったりの曲で、ブライアン・ウィルソンが曲をかいたといってもおかしくないですね。どうやらクリスマス・アルバムをつくるときに録音されたもののようです。

シェリー・フェブレーの歌ったものを聴いたのはその翌年ですね。Sequelという当時素敵なCDをいくつも出していたレーベルから出たベストを買って聴きました。でも、正直言えば、あまりにもビーチ・ボーイズのカバーした曲のイメージと違っていたので、たぶん一回聴いて、それ以後ほとんど聴くことはなかったと思います。

昨年に聴いた「My Juke Box」特集で、つまり大瀧さんの大好きな1曲としてかけられていたのを知ったときには意外な感じがしたのですが、やはりそのときも聴き流しました。

で、今回、1976年7月20日に放送された「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のガール・シンガー特集を聴いていて、その1曲目にシェリー・フェブレーの「The Things We Did Last Summer」がかかったので、たぶん初めてしっかりと聴いたら、おやっと思ったんですね。ビーチ・ボーイズのバージョンは何度も聴いていたのに気づかなかったことに気づいたんです。これって、あれじゃない、と。もちろん大瀧さんの作ったある曲です。シェリー・フェブレーの曲のリズムだから気づけたこと。ネットを調べてもだれも指摘していませんでした。それについては明日。

ところで、「The Things We Did Last Summer」は詞もとってもロマンチックなので、原詞(シェリー・フェブレーの歌ったものに合わせています)とその訳を載せておきます。ネット上にいくつか訳がありましたが、”last summer”を「去年の夏」、とか「最後の夏」と訳している人が多かったので、一応僕が訳しました。”last summer”はこの前に過ごした夏。つまりその年の秋から翌年の夏の間に振り返った夏のこと。この歌詞は冬になったときのできごとを歌っているので去年にはならないですね。で、”last summer”が歌われているものはたいてい、その年の秋か冬に振り返ったものが多いですね。
ちょっと理屈を書いてしまいました。途中に男性が自分の腕力を示す”The bell you rang to prove that you was strong”の部分は男性が歌うときには”you”ではなく”I”になっています。あたりまえですね。

シェリー・フェブレーのバージョンの最も素敵な場所は” The way we danced and hummed our favorite song”ですね。ここでバックに「ロコモーション」が歌われます。つまり二人が大好きで踊りながら一緒に歌った歌は「ロコモーション」だったというわけです。こんな遊びをやっているのはシェリー・フェブレーのものだけでした。こういう遊びが大瀧さんは好きなんでしょうね。

The boat rides we would take

The moonlight on the lake

The way we danced and hummed our favorite song

The things we did last summer

I'll remember all winter long

The midway and the fun

The Kewpie doll we won

The bell you rang to prove that you was strong

The things we did last summer

I'll remember all winter long

The early morning hike

The rented tandem bike

The lunches that we used to pack

We never could explain that sudden summer rain

The looks we got when we got back

The leaves began to fade like promises we made

How could a love that seemed so right go wrong

That things we did last summer

I'll remember all winter long


二人でボートに乗ったこと

湖に浮かぶ月の光

二人の大好きな歌を踊りながらいっしょにハミングしたこと

この夏に私達がしたことを
私は冬の間ずっと覚えているでしょう



娯楽場の中道と楽しかったこと

二人で手に入れたキューピー人形

あなたが自分の力強さを証明するために鳴らした鐘

この夏に私達がしたことを
私は冬の間ずっと覚えているでしょう



早朝のハイキング

二人乗りの貸し自転車

いつも詰めていたお弁当の昼食

突然の夏の雨に降られて
二人が戻ってきたときのひどい姿といったら
とても言葉では言い表せない


木々の葉が
まるで私達がかわした約束のように少しずつ消えはじめた

あんなにも正しく思えた愛が
どうして上手くいかなくなったんだろう
それでも、私は、この前の夏に私達がしたことを
冬の間ずっと覚えているでしょう

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by hinaseno | 2013-08-08 09:01 | ナイアガラ | Comments(0)

T島、トライアングル島といえば『ナイアガラ・トライアングル』。
といきたいところですが、ここでの主役は『ティーンエイジ・トライアングル』。
これですね。
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コルピックス(COLPIX)というレーベルに所属していた3人のアイドルの代表曲ばかりを集めたベスト盤ですね。大瀧さんの「ぼくの愛聴盤10」にも入っています。
3人の名前はジェームス・ダーレン、ポール・ピーターセン、そしてこのブログでは何度も名前が出ている紅一点のシェリー・フェブレー。

今日の話の中心は、またまたシェリー・フェブレーです。
シェリー・フェブレーは「ゴー!ゴー!ナイアガラ」では常連中の常連。彼女単独の特集はされていませんが、ガール・シンガーものの特集のときには必ず彼女の曲がかかっています。
ちなみに4回行われた「ガール・シンガー特集」、および好きなガール・シンガーの曲ばかりを集めた「My Juke Box特集」全てで曲がかかっているのはシェリー・フェブレーとジョニー・ソマーズの2人だけ。その次に多いのがダイアン・レネイ、ロビン・ワード、ナンシー・シナトラ、リトル・ペギー・マーチでしょうか。麻丘めぐみの曲も結構かかっています。

さて、先日聴いたのは、1977年8月29日に放送された「ガール・シンガー特集(その4)」。波の音をバックにして夏に放送されたものを続けて聴いていました。「波の音はバラードに合いますね」という言葉もこの日の放送で語られました。
「ガール・シンガー特集」では有名な曲もかかれば、あまり有名でない曲、全く知らない曲もかかります。先ほど書いたガール・シンガーのCDやレコードはいくつも持っているのですが、正直、その収録曲をきちんと全部聴いたことは一度しかありません。たいていはまずお目当ての曲を聴いて、他に有名なソングライターの曲はないか探して、あればそれを聴くという聴き方。1回も聴いていない曲もいくつもあるはず。で、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」では、そんな僕の持っているCDの中には入っているのに一度聴いたかどうかわからないような曲がよくかかります。有名(あくまで僕の貧しい音楽経験の中でのということですが)とは言えない曲やら、あるいはスタンダードソングのカバーとか。いずれも軽視、あるいは無視してきた音楽ばかり。
でも「ゴー!ゴー!ナイアガラ」を聴いていると、いかに僕が偏った音楽の聴き方をしてきたかを反省させられます。単純に言えば「いいものはいい」ということですね。

「ガール・シンガー特集(その4)」の1曲目にかかるのはコニー・フランシスの「Where The Boys Are」。もちろんこれはニール・セダカの作った有名な曲。でも大瀧さんはニール・セダカが曲をかいたことを言いません。自明のことだからでしょうか。で、2曲目にジョニー・ソマーズの「Since Randy Moved Away」がかかります。これは有名とはいえない曲のはず。僕にとっては聴きとばしてきた曲です。大瀧さんの紹介によれば「メモリーズ・メモリーズ」のB面の曲とのこと。アメリカでは「Since Randy Moved Away」のほうがA面だったみたいですね。改めてよく聴くと「メモリーズ・メモリーズ」よりも「Since Randy Moved Away」のほうがずっといいですね。
「Since Randy Moved Away」を何度か聴いていたらどこかで聴いたことがあるメロディだなと思えてきます。なんだろうとしばらく考えて思いあたりました。エルヴィス・プレスリーの「エンジェル」。調べてみたら曲を書いた人が同じなんですね。Tepper& Bennett。まあ同じ人だから曲が似ているのは当たり前。でも、大瀧さんはそのあたりの説明は一切しません。
この日の5曲目にかかるロビン・ワードの「I Will Love You」はバリー・デヴォーゾンの作った曲だと紹介しています(実際にはシェルビー・フリントが作った曲のようですが)。
説明をしたり、しなかったり。とっても興味深いです。

さて、驚いたのはこの日の3曲目にかかったシェリー・フェブレーの「Big Star」という曲。やはり、僕が聴き流してきたか、聴き飛ばしてきた曲です。聴いてびっくりでした。

「風立ちぬ」のサビの後に出てくるAメロと似たようなメロディが聴かれます。
「涙顔 見せたくなくて すみれ・ひまわり・フリージア」の部分ですね。特に「見せたくなくて すみれ・ひまわり」の部分は全く同じといってもいいかもしれません。びっくりしました。
わおっ、と思いましたがネットをチェックしたら何人かの人が書いていました。う〜ん残念。でも自分で発見できたからうれしいです。まあ、「風立ちぬ」の曲を知っていて「Big Star」を耳に入れたらきっとだれでも気づくことだと思います。

ちなみにこの日の放送は「ガール・シンガー特集」なのですが8月の最後の放送ということで、エンディングにハプニングスの「See You In September」がかかります。

ところで「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でかかったシェリー・フェブレーの別の、やはり僕が聴き流していた曲で、もう一つの驚きの〈20分の1の神話〉が発見がありました。
それはまた、後日。

Today’s Song:I Didn't Have Any Summer Romance / Carole King
この日の放送でかかった曲。有名な曲ではありませんが、死ぬほど好きな曲です。
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by hinaseno | 2013-08-07 09:34 | ナイアガラ | Comments(0)

DREAM


「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の「Dream」特集。
単純にタイトルにDreamがついた曲を並べた特集かと思いましたが、ちがいました。相当つながりを考えて選曲されていることがわかりました。時間がないのでゆっくり説明できないのですが。
このブログでピーター・デ・アンジェリスの話以降に書いてきたことにもつながっていて興味深かったです。
最初の曲のアレンジャー&プロデューサーがジェリー・ラガヴォイで、最後の曲(ロビン・ワードの「ドリーム・ボーイ」)のアレンジャー&プロデューサーがペリー・ボトキン・ジュニアっていうのもこの日のブログにつながっています。

そういえば、タイトルにDreamがついた曲の多いロイ・オービソンから選ばれたのは意外にも「All I Have To Do Is Dream」。
曲をかけた後の大瀧さんの言葉。
ジョー・メルソンと一緒の頃のロイ・オービソンのサウンドはいいですね。

やはり大瀧さんにとってのロイ・オービソンはジョー・メルソンとセットなんですね。

それからカスケーズの「Was I Dreamin’」をかけたあとに、その作曲者であるバリー・デ・ヴォーゾンの作ったヴァリアント・レーベルの特集をいつかやりたいとの言葉。結局、実現はしませんでしたが、一週間後に迫ったアメリカン・ポップス伝パート4でそのあたりの、前回のパート3のときよりもう少し詳しい話を聴いてみたいですね。

昨日到着したT島、トライアングル島ではいくつか宝物を発見しました。〈20分の1の神話〉の話です。それはまた明日にでも。
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by hinaseno | 2013-08-06 14:46 | ナイアガラ | Comments(0)

JUST A DREAM


長く続く山の道を通って、ようやくA島の港のある場所に戻ってきました。これからボートに乗って次の島、T島に向かいます。

久しぶりに僕の写真を送りました。数日間、強い日差しをあびていたのでさすがにかなり日焼けしました。服も港近くの店で買いました。椰子の木の絵柄の入った真っ赤なアロハシャツ。似合っているでしょうか。
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顔がジミー・クラントンに似ていると思われるかもしれませんが気のせいです。

これから乗り込むことになっているボートの名前はDreamboat。というわけで、ボートの中で聴くのは「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の「Dream」特集。タイトルにdreamがついた曲ばかりを集めた特集ですね。

1曲目にかかったのはメイジャーズ(The Majors)の「A Wonderful Dream」。

ところで、この曲、日本人の竹越ひろこという人がカバーしてたんですね。今、知りました。ついでなので貼っておきます。


さて、The Majorsのことはこの日のブログでも最後に少し触れました。ジェリー・ラガヴォイがプロデュースしたグループ。

このThe Majorsというグループは「ゴー!ゴー!ナイアガラ」を聴くまでは全く知りませんでした。ジャック・ケラー&トニー・パワーズ特集のトニー・パワーズの1曲目でかかった「I Wonder Who's Dancing With Her Now」という曲を聴いたのがはじめて。トニー・パワーズとエリー・グリニッチの共作。

同じ頃に手に入れた(いただいた)『レコードの本』に掲載されていた大瀧さんの「ぼくの愛聴盤10」の、なんと一番目にあげられていたのがThe Majorsの『Meet The Majors』というレコード。全く知らないグループだったのであわてて手に入れました。
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The Majorsの印象を一口で語るのは難しいですね。ちょっと不思議なグループ。60年代のドゥーワップ・グループなのですが、陽気なポップスと、少しだけ冗談音楽の要素も入っていて、そこが大瀧さん好みなんでしょうか。もちろん「Time Will Tell」という素敵なバラードもあり、そちらも「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のバラード特集のときにかかっていますが、50年代のロマンチックなドゥーワップのバラードとはどこか違う不思議な魅力があります。
その不思議な魅力の原因はもちろんジェリー・ラガヴォイのプロデュースとアレンジによるのだと思いますが、なんといってもリードボーカル、Ricky Cordoの裏声ですね。どことなくフランキー・ヴァリの裏声に似ています。真面目と冗談の境目にある冗談すれすれの声ですね。

というわけで、いろんなDreamの曲を聴きながら、Dreamboatに乗ってT島に向かっています。

Today's Song: Just A Dream / Jimmy Clanton
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by hinaseno | 2013-08-05 15:13 | ナイアガラ | Comments(0)

The Angel Listened In


「波の間隔はバラードに合っている」

1977年の8月に放送された「ゴー!ゴー!ナイアガラ」はすべて曲のバックに波の音が流されていました。その8月の最後の放送のときに大瀧さんが言ったのがこの言葉でした。確かに波の音の聴こえる間隔とバラードは本当に合っています。そう、僕もC島で波の音を間近に聴きながらドゥーワップのバラードばかり聴いていました。

C島での最後の夜、改めてもう一度50’s Chorus Group特集を聴き返しました。不思議なもので、何度か聴いているとそれまで聴き飛ばしていた言葉が耳に入ってきます。それはThe Crests(クレスツ)の有名な「16 Candles」がかかったあとに大瀧さんが言われた言葉。

「クレスツは非常にリクエストが多くて、特に『The Angel Listened In』のリクエストがあります。オリジナルはBilly Dawn Smithで、彼のテープもありますので、後々かかりますよ」

クレスツの「The Angel Listened In」は僕も大好きで、この日の例のアル・カイオラの特集のときに紹介しましたが、なんとその曲にオリジナルがあったんですね。YouTubeにもちゃんとありました。
でも、例の本で調べてみた限り、クレスツの「The Angel Listened In」も、オリジナルのBilly Dawn Smithのバージョンも結局、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でかかっていないんですね。大瀧さん、忘れてしまったんでしょうか。
と、思いつつ、たぶんその曲をかけるタイミングがないまま「ゴー!ゴー!ナイアガラ」が終了したというのが正しいように思います。
ではもし「ゴー!ゴー!ナイアガラ」が続いていたならば、どういう特集でかけたかを考えてみます。それはおそらく「Angel」特集ではないかと。タイトルに「blue」がついた特集と「dream」がついた特集の流れの第3弾。
というわけで、幻の「Angel」特集をやってみます。これからA島、つまりAngel島に戻ることもありますし。でも、紹介する曲のほとんどは「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でかけられた曲なのですが。

というわけで1曲目は クレスツの「The Angel Listened In」。アル・カイオラのドンドコランカンランタンタンタンが聴こえます。

で、次がオリジナルのBilly Dawn Smithのバージョン。

次は先日も紹介したロイ・オービソンの「Blue Angel」。

次はドゥーワップの名曲のひとつ。Rosie & The Originalsの「Angel Baby」。

それから50’s Chorus Group特集でもかかったドゥーワップの最も有名な曲のひとつであるペンギンズ(The Penguins)の「Earth Angel」。

この曲の作曲者のジェシー・ベルヴィン(Jesse Belvin)は今、ちょっと気になっています。50’s Chorus Group特集ではJesse Belvinの歌った「Goodnight My Love」もかかっています。Jesse Belvinについては改めて書きたいと思います。
次はジョニー・ティロットソン(Johnny Tillotson)という、顔もいいし歌もうまいアイドルがカバーした「Earth Angel」。僕はペンギンズよりもこちらの方が好きです。

ところで、僕がこの「Earth Angel」という曲を初めて聴いたのは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のこの場面でした。この場面、何度見ても最高です。

もう1曲ドゥーワップの有名曲で、クローヴァーズ(The Clovers)の「Devil Or Angel」。やはり50’s Chorus Group特集でかかっています。

これは大好きなボビー・ヴィー(Bobby Vee)がカバーしています。

ボビー・ヴィーにはもう1曲エンジェルと題された曲があります。「Walkin' With My Angel」。作曲はキャロル・キング。これは「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の記念すべき第1回目のキャロル・キング特集でかかっています。

2週続いたキャロル・キング特集の次はニール・セダカ特集でした。そのときにかかった「Next Door To An Angel」。これも大好きな曲です。

そのニール・セダカ特集の5週あとのジェフ・バリー&エリー・グリニッチ特集でかかったのがThe Ad Libsの「He Ain't No Angel」。

さて、ここからは「Angel」特集があればきっとかかっていただろうと思われる曲。
まずは言うまでもなくエルヴィスの、そのものずばり「Angel」。達郎さんがカバーしていますね。エルヴィスの特集は何度もされているのに、この曲は意外にもかかっていないんですね。

次はやはり「Angel」というタイトルの、エルヴィスの「Angel」にとても雰囲気が似た曲。歌っているのは再びジョニー・ティロットソン。

それからやはり「ゴー!ゴー!ナイアガラ」では常連の女性アイドル、シェリー・フェブレーの「Johnny Angel」。“ Johnny”つながりです。この曲は竹内まりやさんがカバーしていますね。この曲もかかっていなかったのが意外でした。この歌っている映像、かわいいですね。

最後は僕の好きなドゥーワップを。Tony Allenの「I Found An Angel」。これは以前、達郎さんの「サンデー・ソングブック」でかかっていっぺんに好きになった曲でした。

というわけで幻の「Angel」特集でした。

今からA島、つまりAngel島の港のある所に戻って行きます。その次に向かうのはT島。正式名はもちろんトライアングル(Triangle)島です。
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by hinaseno | 2013-08-04 11:31 | ナイアガラ | Comments(0)