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Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
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2017年 12月 10日 ( 1 )



今年の8月の末に久しぶりにおひさまゆうびん舎を訪ねました。夏葉社フェアの最終日の前日だったでしょうか。その日は姫路美術館で杉浦さやかさんのワークショップがあったそうで、杉浦さんのフェアを共同開催していたおひさまゆうびん舎にも杉浦さんのファン(ほとんどが子供連れの家族)がびっくりするくらいたくさん来ていていました。客が切れたら窪田さんと話をしようかと思ったんですが、切れることなく次から次へと。


そんな次々に階段を上ってやってくるお客さんの中に見たことのある人たちが。それがゆずぽんさんとかほりさんでした。考えたら何かのイベント以外の日に二人が一緒にいるところに出会うのははじめて。ただ、このときもお客さんがたくさんいたので少しだけ言葉を交わして、あとは本を読みながら客の切れるのを待っていました。僕も、たぶんゆずぽんさんたちも。でも、いっこうに客が切れる様子のないまま帰る予定の時間が来たので残念ながら窪田さんともほとんどしゃべることのできないままその日は帰りました。


実はまさにこの日、二人は窪田さんに結婚することを告げたんですね。二人はお客がいなくなるのをずっと待っていたようです。そして、そのとき、式は挙げないと言ったので、それじゃあおひさまゆびん舎で式を挙げたらということになって、今回の結婚式が決まったそうです。

夕方、ちょうど家に着いた頃、窪田さんからそのことを教えてもらいました。もちろん大変な喜びよう。そりゃあうれしいですよね。お店をひとつ持った人間としてこれ以上の喜びはないはず。

そして僕も、おひさまゆうびん舎には2時間足らずしかいれなかったのに、そんな大事な日に二人に会うことができたなんて、なんと幸運なことだろうと思いました。おひさまという場にある魔法が(これまで何度もあったように)そういう不思議な縁を用意してくれるんですね。


そうだ、縁といえば。

式でかほりさんが、二人は雨に縁があると言っていました。初めて会った日も雨。そして入籍した日も雨。

入籍したその日、二人はおひさまゆうびん舎にやってきて入籍の報告をしたそうです。その後、窪田さんから連絡をもらったんですが、実はその日は水曜日。そう、「雨のウェンズデイ」だったんですね。

大瀧さんの『ロング・バケーション』のB面の1曲目に収められたこの素敵なバラードを知ってから”雨の水曜日”を心から愛するようになっていたので、二人が入籍した日が”雨の水曜日”とわかって、なんともいえないハッピーな気持ちになりました。これも素敵な縁。


おひさまゆうびん舎で結婚式を挙げると決まって、窪田さんは空いた時間を使って、というか、たぶん寝る間も惜しんでこの日のためにいろんなものを準備していたようです。先日、塩屋に行った帰りに立ち寄った時もものすごく手間のかかる細かい作業をしていました。それが式のときに二人の後に吊り下げられていた垂れ幕でした。見た人はみんなびっくり。他にも店内にはどれくらい手間をかけたのか想像もつかないようなものがあちこちに飾られていました。

先月来、贈与と、その贈与が人と人とをつなぐ話をずっとしてきたんですが、窪田さんの気持ちの贈与力はもうすごいとしかありません。いつも感心しつつ、そしていつも心配しています。


さて、式が始まって、最初の誓いの言葉の場面で早くも神父役の窪田さんは(予想通り)嗚咽が出始めて、かほりさんも他の常連さんたちももらい泣き。

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実はこのシーンを撮るとき、僕のiPhoneはLive設定になっていて(知らないうちになっているんですね)、ちょうど窪田さんとかほりさんの言葉のやりとりが入っていました(結果オーライ)。

窪田さんの「誓いますか」のあと、「はい、誓います」と言う瞬間のかほりさんの表情の可愛いこと。これ以上ないほど輝いていました。こんな表情を正面から見たら、それは泣いちゃいます。また、今度見せてあげなくちゃ。


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by hinaseno | 2017-12-10 12:49 | 雑記 | Comments(0)