Nearest Faraway Place nearestfar.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
プロフィールを見る
画像一覧

2017年 11月 13日 ( 1 )



a0285828_13520416.jpg


昨日書いた「イエロー・サブマリン音頭」のこと、たまたまその場で生まれた他愛のない会話のことを書いて、で、タモリさんまで登場させて随分脱線してしまったわけですが、改めて考えてみたら「イエロー・サブマリン音頭」にまつわる話ほど今回の塩屋行きを象徴するものはないことに気づいて正直驚いています。


僕が「縁」というものを強く意識するようになったのはまちがいなく大瀧さんの影響。大瀧さんは「縁は縁側だ」とか「縁は尻尾だ」とか、他の人が思いもよらないような縁に関する印象的な言葉をいくつも残しています。

縁について考え続けてきた人。もしかしたら縁のことしか考えてこなかったのではないかと思うくらい。だから縁でしか動かない。


そんな縁に関するいくつもの話の中で最高にわくわくするのが『ナイアガラ・トライアングル Vol.2』の30周年記念盤が出たときの、杉真理さんと佐野元春さんを交えて行われたロング・インタビューでした(『レコード・コレクターズ 増刊 大滝詠一 Talks About Niagara』所収)。

杉さんや佐野さんがいるとはいえ、ほとんど語り続けているのは大瀧さん。そして語られたことはすべて縁の話。「縁は尻尾だ」というのはこのときに出た言葉。

そして驚くような数々の不思議な縁の話の最後に語られたのがまさに「イエロー・サブマリン音頭」にまつわる話でした。「イエロー・サブマリン音頭」がもう少し早くできていれば『ナイアガラ・トライアングル Vol.2』の最後に収録していたかもしれないとまで。

というわけで、縁の集大成ということで「イエロー・サブマリン音頭」には大瀧さんと縁のあった人、佐野さん、杉さん、銀次さん、そしてあの川原伸司さんの声が入っているんですね。クレジットは「潜水艦 voice」(達郎さんの声が入らなかったのはちょうど竹内まりやさんと…)。

インタビューは大瀧さんのこんな言葉で締めくくられています。


「ナイアガラ音頭」で三味線を弾いていた人の弟子(金沢明子さんのこと)が「イエロー・サブマリン音頭」を歌ってるんだから。締まってるんだよ。登場人物はみんな縁があるんだから。まさに大河。大河ドラマだね。

今回、塩屋で会った彼との”縁の尻尾”はずいぶん前につかんでいましたが、いくつもの驚くような縁がつないでくれてようやく出会うことのできたその先に予期せぬ形で「イエロー・サブマリン音頭」が待っていたわけですから、個人的にはまさに大河ドラマ。締めとしてはこれ以上のものはないですね。

a0285828_15325193.jpg


[PR]
by hinaseno | 2017-11-13 15:34 | Comments(0)