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Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
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2017年 11月 06日 ( 1 )



コーヒーをめぐる話を書くつもりでいましたが、時間があんまりないので別の話を(でも、少しだけかすっています)。


昨日は『太田裕美白書』を読みながら太田裕美さんのアルバムを何枚か聴いていました。『心が風邪をひいた日』を何度か聴いたあとは『ELEGANCE』。もちろん聴いたのはLP。これは手放していませんでした。曲は1曲を除いて全て作詞松本隆、作曲筒美京平の黄金コンビ。

A面の2曲目に大好きな「ピッツア・ハウス22時」。太田裕美さんの曲の中では5本の指に入るくらいに好きな曲。詞を書いた松本さんもお気に入りのようです。


そしてB面。2曲目に素晴らしい曲が流れてくる。この「煉瓦荘」という曲(このYouTube映像には最初にちょっと余計な音楽が入っています)。




この曲のことはすっかり忘れていました。もちろん「ピッツア・ハウス22時」と同じくらい大好きだった曲。

京平さんの曲も素晴らしいけど、松本さんの詞がたまらなくいいですね。最初の数行でその世界に引き込まれてしまいます。


 あれからは詩を書き続けた

 哀しみにペン先ひたして

 想い出で余白をつぶした

 君の名で心を埋めた


 井の頭まで行ったついでに

 煉瓦荘まで足をのばした

 …

東京のはずれの小さな町での「売れない詩人とデザイナーの卵」のささやかな物語。都会的と言われる松本隆さんの歌詞も太田裕美さんに関しては地方色が感じられるのもが多いですね。この曲の詞の舞台は東京ですが、登場人物(のどちらか)はおそらく(「木綿のハンカチーフ」の主人公と同じく)地方出身。

そういえばこの曲を昔聞いていたときには全く知らなかった「井の頭」も川本三郎さんのエッセイによく出てくるので今では身近に感じられる場所になっています。川本さん、井の頭公園はよく散歩されているんですね。夏葉社からも近いので島田さん、息子さん連れて散歩してるかな。


それはさておき、やはりA2(A面2曲目)とB2(B面2曲目)にはいい曲が多いですね。A2理論とB2理論を証明するような作品です。これをCDや、あるいはダウンロードした音源で聴いたのでは「煉瓦荘」という曲の魅力に気づかないかもしれません。


話は変わりますが、昨日の「姫路サウンドトポロジー2017」での世田谷ピンポンズさんのライブ、どうやら新曲が2曲歌われていたようです。そのうちの一つはなんと姫路にある喫茶店がタイトルに。

「喫茶 大陸」

大陸はおひさまゆうびん舎の近くにある喫茶店ですね。『世田谷ピンポンズの世界』に写っている手帳にも「大陸(姫路)」という記載がありました。僕は店の前を通ったことは何度もありますが一度も入ったことがありません。せっかくなので今度行ってみよう。一人で入るのにはちょっと勇気がいりそうだけど。


「喫茶 大陸」はどうやらそのあとおひさまゆうびん舎でこっそりと開かれたシークレット・ライブでも歌われたようです。おひさまゆうびん舎さんのツイートでちらっとその曲が聴けましたが、とってもチャーミングな曲。きちんと聴いてみたい。


それにしてもピンポンズさん、いつもながらいい場所見つけます。


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by hinaseno | 2017-11-06 13:01 | 音楽 | Comments(0)