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Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
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2017年 10月 12日 ( 1 )



ここでまたちょっとひと休み。ひと休みばっかりですが。

先日ちょっと紹介したアゲインの石川さんの新企画『マスターの自由自在』を録画したものを送っていただきました。音楽についてはいうまでもなく(ただし大瀧さん関係の話はあえてカット)、文学や映画など、石川さんが関心を持っている事柄について紹介するという試み。なんと30人を超える集客だったようです。すごいですね。


昨夜は前半の1時間分を収めた1枚目のディスクを見ました。かなり前に石川さんが最も影響を受けた作家だと教えていただいた深沢七郎の話から始まって、前半の最後はロバート・アルトマンという映画監督の話。

ロバート・アルトマン監督で石川さんが取り上げたのは『ナッシュビル』。ロバート・アルトマンの映画は何本か観ていますがこの映画はまだ観ていません。

ナッシュビルというのは音楽の聖地。というわけでこの映画も当然音楽がテーマのようですが、ウィキペディアを見ると政治がらみの話でもあるようですね。ちなみに今書いている長い話の中心にいるロイ・オービソンもナッシュビルと深い関わりを持っていて、「Only The Lonely」などの一連の曲を録音した場所もナッシュビル。というわけで、これを機にぜひ観てみようと思います。


ところで僕が今までに観たロバート・アルトマンの映画は『M★A★S★H』、レイモンド・チャンドラー原作の『ロング・グッドバイ』、そしてレイモンド・カーヴァーのいくつかの短編小説を元にして作られた『ショート・カッツ』。いずれも村上春樹経由で知ったもの。

いちばんのお気に入りは『ショート・カッツ』。メインキャラクターが多いというのは『ナッシュビル』と同様の手法のようですね。『ショート・カッツ』で最も印象に残っているのはメイン・キャラクターの一人を演じているトム・ウェイツ。そういえばつい先日、ロイ・オービソンの『BLACK & WHITE NIGHT』を観たらトム・ウェイツさんも出演していました。


『BLACK & WHITE NIGHT』はYouTubeにも映像がたくさんアップされていたので、それを時々見ていたんですが、今年30周年記念エディションが発売されたのでそれを手に入れて今回初めてきちんと見たら、いやそのすばらしさに圧倒されてしまいました。

ロイ・オービソン、このとき50歳を超えているのに声は昔のまま。あの高音もちっとも変わらない。すごいとしかいいようがありません。それから参加したアーティストのロイ・オービソンを見つめる眼差しのなんとも素敵なこと。心から尊敬するアーティストが目の前にいて、昔の声のままに歌っている姿を見るとだれもがああなっちゃうんですね。とりわけブルース・スプリングスティーンの少年のような眼差しが印象的でした。彼が初めてロイ・オービソンを聞いていた時の少年時代の顔なんでしょうね。

ところでこのコンサートのコーラスの中心にいて、コーラスアレンジを担当していたのがJ.D. サウザー。この「Only The Lonely」でも、ジャクソン・ブラウンと並んでコーラスをしています。彼もやはり尊敬と憧れの眼差しをロイ・オービソンに向け続けていました。




ところで、この『BLACK & WHITE NIGHT』で、ひとつ、おっと思う発見をしたのが「Only The Lonely」の次に歌われたこの「Leah」。




以前発売されたものでは編集されて6曲目に収録されていたようですが、今回の30周年記念盤では実際のコンサート通り「Only The Lonely」の次の2曲目に歌われています。

実はこの「Leah」は冒頭のいきなりファルセットから始まるところに抵抗感があって(きっと聞いた人は誰も抵抗感を持つはず)、今まであまり熱心に聴かなかったのですが、今回「Only The Lonely」の次に歌われているのを聞いてハッと気づくことがあったんですね。

さて、一体何に気づいたんでしょうか。


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by hinaseno | 2017-10-12 13:48 | 雑記 | Comments(0)