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2017年 02月 04日 ( 1 )


「Fools Rush In」(1/3)


いつもお世話になりっぱなしの石川さんのアゲイン(Again)が来月10周年を迎えられます。僕が初めて石川さんとメールでやりとりをさせていただくようになったのは2012年の3月なので、アゲインがちょうど5周年を迎えられたとき。あれからもう5年がたったんですね。そういえばもうひとつ僕がいろんな形でお世話になっている姫路のおひさまゆうびん舎さんもこの3月に6周年を迎えます。どちらの店主も無理をしないでと言っても無理される方々なんですが、くれぐれもお体にはお気をつけください。


さて、アゲイン10周年をお祝いする企画第2弾(第1弾は武蔵新田の話でした)として、また長い話を書こうと思っているのですが、その前にちょこっとだけと思っていたキョンキョンの話がずいぶん長くなってしまいましたね。で、もうひとつだけ書きたかった話を。それは「Fools Rush In」という曲のこと。今年になってから小泉今日子さんの曲とともにずっと聴いていたのがいろんな人の「Fools Rush In」でした。

この曲を知ったのはリッキー・ネルソン。




リッキー・ネルソンで知ったスタンダード・ソングはいくつもあります。というよりも、スタンダード・ソングだということは後でわかったことで、ずっとリッキー・ネルソンがオリジナルだと思って聴いていたのですが。たとえば大瀧さんとシリア・ポールがデュエットした「The Very Thought Of You」、あるいはボビー・ダーリン、コニー・フランシスの話で出て来た「That's All」、さらに「I'll Walk Alone」、そして「Again」。


さて、「Fools Rush In」。小泉さんのディレクターである田村充義さんが「ゴー!ゴー!ナイアガラ」時代からのナイアガラーだということを知って、田村さんの名前が出てこないかとお葉書特集の日の放送をずっと聴いていて「タムラウメノスケ」という名前を見つけたのが1977年2月8日に放送された「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でした。

で、実はその日の放送で「Fools Rush In」がかかっているんですね。歌っているのはリッキー・ネルソンではなくブルック・ベントン(Brook Benton)というシンガー。




僕がちょっと、オッと思ったのは、この曲をかけたときの大瀧さんのコメントでした。この日の放送は以前に一度だけ聴いていたんですが、その部分は聞き流していました。

実はこの曲がかかる前に読まれる葉書が超爆笑もの。それはよく覚えていました。就職の面接試験の時の話(「だれか尊敬している人はいますか」と訊かれて「大瀧詠一です」と答えたことから始まります)なんですが何回聞いても涙が出るくらい笑えます。大瀧さんも笑い泣きしながら読んでいます。このブログで一度紹介しようかな。

で、その葉書を書いた人は前にリッキー・ネルソンの「Fools Rush In」をリクエストしてたんですね。

というわけで大瀧さんのこんな言葉。


この人、いろいろリクエスト書いてありましたけどね。この人は前にリッキー・ネルソンの「Fools Rush In」をリクエストしてきてね、それに応えたと思いますので、そのリッキー・ネルソンのヴァージョンのオリジナルを聴いてみたいと思います。

ここで大瀧さんは「リッキー・ネルソンのヴァージョンの」という部分をかなり強調します。そして曲がかかった後の言葉。


ナインティーン・シックスティ(1960年)、ブルック・ベントンで「Fools Rush In」でした。オリジナルと申し上げたのは、この曲のオリジナルというのではなくてね、こういうヴァージョンで歌ったオリジナルという意味合いなんですね。そういうような言い方もあるんですよね。で、作ったのは古い歌でね、40年(1940年)ごろの歌だったと思いますけどね。そういうような意味合いですんでね、お間違いのないようにね。ときどきこういうこと言うと、お前は何にも知らねえな、これは40年の古い曲なのに、これがオリジナルだなんてぬかし上がってなんて葉書がときどき来るんですけどね。わりと、はっきり聴いてくださいよ(笑)。

ということで、相手の言うことをきちんと正確に聞かないで、いきなり偉そうな言葉をぶつけてくるというのは昔もいたみたいですね。まあ今のSNSの時代のひどさとは比較にならないでしょうけど。言うまでもないけど大瀧さんはアメリカン・ポップスに詳しいだけでなくジャズのスタンダードにも造詣が深いんですね。


それはさておき、大瀧さんのこの言葉をうけて「Fools Rush In」をいろいろと集めて聴き比べをしたら結構おもしろいものをいくつも発見できたので、もう2回ほど「Fools Rush In」の話をしようと思います。


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by hinaseno | 2017-02-04 12:16 | 音楽 | Comments(0)