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by hinaseno
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Springsville in Tokyo #14 - 森崎書店にて(1)


神保町駅で降りて古書店が立ち並ぶすずらん通りを通って向かったのは三省堂書店。そこである方との待ち合わせをしていました。このあたり、地図では何度か確認していたのに、地下鉄のせいで方向感覚を失ってしまっていたのでどの方向に向かっているのかまったくわからなくなっていました。マッピング力には自信があるけど地下鉄はダメですね。というわけでただただ石川さんの後をついて行くだけ。まだ開いていた古書店に立ち寄りたい気持ちをぐっと抑えて。

三省堂書店の閉店時間の8時を少し過ぎていたので、その方は入り口の前で待ってくれていました。お会いするのは初めて。でも、なんだかすごく懐かしい気持ちになってすぐに打ち解けることができました。

そして、その方にある場所に連れて行ってもらいました。

それがここ。

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そう、あの森崎書店のあった場所。

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映画のまま建物が残っていて感動しました。隣に並んだ家もそのまま。
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この場所で僕は1冊の本を取り出しました。『森崎書店の日々』で大きく映し出されるこの本を。

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その方はそれを見て大変喜んでくれました。

そうなんです。「その方」とは『森崎書店の日々』に映った『昔日の客』の著者関口良雄さんの息子さんの関口直人さん。この写真で石川さんと一緒に写っているのが関口直人さんです。

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今回、東京行きを決めて、どうしてもお会いしたかったのが関口直人さんでした。そして、その関口さんとメールなどのやりとりができるきっかけを作っていただいたのも石川さんでした。

以前、書いたことですが、石川さんとやりとりをするようになって、ある日送られてきた「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のシリア・ポール特集を聞いていたら関口直人という名前が出てきたんですね。大瀧さんといっしょにCMの仕事をしていたという人。関口直人? CM? どこかで聞いたことのある。

そういえばと浮かんだのが夏葉社から出版された『昔日の客』。その「あとがき」と「復刊に際して」を書かれていたのが関口直人という名前の人。「復刊に際して」を確認するとCM音楽制作をしてきたと書いてある。間違いない。同一人物に違いないと。

偶然とはおそろしいもので、このつながりがわかった日にまさにその関口さんがアゲインに来られたんですね。もちろんたまたま。僕のつぶやきを知った石川さんは手をこまねいて関口さんの来るのを待っていたようです。そしてその夜電話がかかってきたんです。

「もしもし、関口です」と。腰が抜けました。

これはその時の証拠として石川さんから送られてきた写真。もちろん場所はアゲイン。

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調べたら5年前の2012年9月14日のことですね。そういえば野口久和 THE BIG BAND with “BREEZE”が「Beats There A Heart So True」を初めて披露したのは2012年9月2日。なんだか面白いですね。

石川さんは数日前に生で見た「Beats There A Heart So True」の超興奮をひきづっていた時期。ご自身のブログや僕とのメールにもそれに触れた話をたくさん書かれていました。変な表現ですが、関口さんはまるで石川さんの興奮した気持ちの状態を抑えるために姿を現してくれているようです。

実際、関口さんとお会いした翌日、石川さんとお話ししたのは、あのライブの後に関口さんとお会いして話ができたことが、気持ちの状態を整える上ですごく助かったということ。確かにその通りでした。関口さんって、いっしょにいるとすごく癒される感じがするんですね。それはまさにお父さん譲りのものなんだということをひしひしと感じました。


次回は『森崎書店の日々』の話をからめながら関口さんのことをもう少し書こうと思います。


これは大瀧さんの『EACH TIME』の歌詞カードの裏側に記されている関口直人さんの名前と『昔日の客』(夏葉社)の最後のページに記された関口直人さんの名前。

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by hinaseno | 2017-05-25 14:07 | 雑記 | Comments(0)