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by hinaseno
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Springsville in Tokyo #10 - 野口久和 THE BIG BAND with “BREEZE”ライブ(3)


前回紹介した野口久和 THE BIG BANDの『One Night Stand!』を手に入れました。よく利用しているAmazonが品切れ状態だったのでちょっと苦労したけど。

Springsville in Tokyo #10 - 野口久和 THE BIG BAND with “BREEZE”ライブ(3)_a0285828_15145814.jpg

ジャケットを開いたらビッグバンドのメンバーとBREEZEの写真。BREEZEはこのときはアルトが現在の松室さんではなかったんですね。

Springsville in Tokyo #10 - 野口久和 THE BIG BAND with “BREEZE”ライブ(3)_a0285828_15152006.jpg

先日のライブで聴けた曲も何曲か。「Cradle Song」は何度聴いてもたまらない。海辺の木につるしたハンモックに寝そべってこの曲を聴きながらうとうとできたら最高だろうな。

ハリー・ウォーレンの「Jeepers Creepers」も最高。早速iTunesのプレイリストの「Harry Warren Songbook」に入れました。「Jeepers Creepers」はこれで6曲目。


さて、新曲「Pick Yourself Up」のあとにBREEZEが歌ったのはラテンの曲が2曲。有名な「ベサメ・ムーチョ」と「Cielito Lindo」。ラテンなのでいずれもスペイン語。日本人としては英語以上に発音が難しいのではと思いますが、見事に歌いこなされていました。実はラテンの曲はちょっと苦手なんだけど、こうやって聴くとやっぱりちがいますね。印象がすっかりかわりました、特に初めて聴いた「Cielito Lindo」というのはとてもいい曲。

こんな曲です。




ソロで歌われていた磯貝さんの声質によく合っていました。

そういえば磯貝さんのMCって最高ですね。何度も笑わせてもらいました。


第一部でのBREEZEはこの3曲。「Beats There A Heart So True」は2部に持ち越し。でも、コーラスグループとしてのBREEZEの実力を十分に知ることができたので、期待はさらに高まりました。

で、BREEZEが退場した後、ビッグバンドによる演奏が2曲。まずはクラリネットのソロによって演奏されるベニー・グッドマンの「Memories of You」。いやあ、これも素晴らしかった。

これがオリジナルですね。




で、1部の最後に演奏されたのが「Ol' Man River」。作曲は「Pick Yourself Up」と同じジェローム・カーン。ただし作詞はドロシー・フィールズではなく有名なオスカー・ハマースタイン。ミュージカル『ショウ・ボート』で歌われた曲だったんですね。

ここで野口さんはジェローム・カーンの作曲した曲を何曲か紹介。石川さんの好きな「The Way You Look Tonight」や『有頂天時代』の話をされて、ようやく僕はいろんなつながりに気がつきました。


ところで僕が「Ol' Man River」という曲を知ったのはビーチ・ボーイズが歌ったこれでした。




この曲はたいていこんな風にゆっくりと歌われるんですが、野口さんはこの曲を軽快なアレンジで演奏します。ウェストコーストって感じで。

ちなみに先日紹介したビル・ホールマンもこの曲をこんな感じで軽快に演奏しています。




この曲で1部は終了して30分間の休憩に。この休憩のときに石川さんの顔の広さをまざまざと知ることになりました。あちこちでいろんな人から声をかけられていたんですね。

でも2部が終了したときにはさらに多くの人が次々に石川さんのもとへやってくることになります。石川さんの肩を強く叩いて握手する人がいたりと。

その理由についてはまた次回以降に。


by hinaseno | 2017-05-20 15:20 | 雑記 | Comments(0)