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by hinaseno
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Springsville in Tokyo #7 - 学士会館からTokyo TUCへ


野口久和 THE BIG BAND with “BREEZE”によるライブが行われる会場は秋葉原にあるTokyo TUC。東京の地理に関してはここ数年、映画や文学の舞台、あるいはよく知った人の住んでいる場所を通じて行っていなくてもかなり詳しくなっているつもりですが、実は秋葉原ってどこ? でした。秋葉原という地名はもちろんよく知っていても、場所をチェックしたことは一度もありませんでした。


地図を調べたら神田の近く。

おっ、でした。

神田には行ってみたい場所がいっぱいあったので、それではと宿泊場所を神田にしました。泊まったのは内田先生が東京に行くときには必ず利用される学士会館。

行ってみたら場所も最高だし、なによりも建物の雰囲気が素晴らしかった。泊まった建物は関東大震災後に建築されたいわゆる震災復興建築。完成したのは昭和3年。外観もそうですが建物内のいたるところに歴史を感じさせるものがあふれていて廊下を歩いているだけで戦前にタイムスリップしたような気分になりました。今後東京に来ることがあれば、必ずここを利用することにします。

そういえばその学士会館の近くにいたときに石川さんが「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の植木等さんがゲストのときのクレージーキャッツ特集で学士会館の話が出てくるというのを言われたので昨日聞き返してみたら確かに。

まだ「スーダラ節」で大ブレイクする前の話ですが、クレージーは学士会館で演奏したりしてたんですね。学士会館のサイトにこんな写真が貼られていました。演奏しているのがクレージーのようです。

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植木さんは学士会館にまつわるエピソードをいくつか紹介していました。学士会館の従業員とバンドのメンバーとの間で食べ放題の食事をかけて野球をしたとか。なんとものんびりした、いい時代。学士会館に対してさらに親しみがわきました。それにしても植木さんと大瀧さんの話、最高だな。話の内容もそうですが、何よりも語り口が素晴らしい。


さて、チェックインをすませてもう一度地下鉄に乗ろうかと考えましたが、歩いても時間がそんなに変わらないということと僕自身が地下鉄に乗るよりも街を歩いてみたかったので、結局歩いて行くことにしてもらいました。石川さんも日頃は地下にいらっしゃることが多いので、街を歩くのは新鮮だったようです。


会場に到着したのは開演の4:30ぴったり。全席Sold Outしていたことは知っていましたが、まさに超満員。歩く余地すらないほどぎゅうぎゅう詰め。僕たち二人が予約していた席が2つ残っていただけでした。で、目の前には一見してベテランとわかるミュージシャンがずらりとスタンバイ。

この光景を見て、正直ちょっと気軽に考えていたことがいっぺんにふっとんでしまいました。こんな場所で、こんな多くの、間違いなく耳の肥えた人たちを前にして「Beats There A Heart So True」が演奏される、歌われるということがなんだか恐いことのように思えてきました。

ここに来ているほとんどの人が「Beats There A Heart So True」という曲をはじめて聴くはず。僕が大瀧さん経由で知って大好きになったジャック・ケラーという作曲家のことなんて絶対に誰も知らないはず。

聴く人だけでなく、演奏するメンバーにも、曲を歌うBREEZEにも満足してもらえるんだろうかと、僕の方まで緊張してきてしまいました。


そして、バンドリーダーの野口久和さんが登場しました。


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by hinaseno | 2017-05-15 15:34 | 雑記 | Comments(0)