実は、ひと月ほど前にある方から、以前僕がこのブログに書いた願いごとが実現するというとんでもないビッグニュースをいただいて、ずっと東京に行くことを考えています。行かなければ絶対に後悔するだろうと。
東京のことを考えると自然に頭に流れてくるのがマイクロスターの「東京の空から」という曲。昨年行われたアゲインでのイベントの時に「My Baby」とともに歌われた曲ですね。本当にいい曲なんです。
そういえばマイクロスターに関してもこの日のブログで書いたことがようやく実現。そう、あの『She got the Blues』がアナログのLPとして来月に発売されることが決まったんですね。速攻で注文しました。これでようやく何もしなくても「My Baby」で針を一旦止めて、曲(あるいはA面全体)の余韻にしばらくひたることができます。
次はアナログ・シングルBOXですね。『NIAGARA 45RPM VOX(ナイアガラ 45 ヴォックス)』みたいな箱に10枚のシングルが収められた夢のようなBOX。またLPとは違った発見がきっとあるはず。
45回転のアナログのシングル盤レコードのファンであるならば誰でも知っていることですが、それまでCDかなんかで耳にしていた曲もシングル盤レコードを聴くとまるで違う曲を聴いているような印象を持ってしまうことがあるんですね。初めて聴いたかのように、今まで気がつかなかったその曲の魅力を発見するというような。
不思議なことに、あとでCDなんかと聴き比べてみるとたいした違いはなかったりするんですけどね。45回転のアナログのシングル盤レコードには間違いなく魔法があります。
3月21日に発売された『NIAGARA 45RPM VOX(ナイアガラ 45 ヴォックス)』で、いろいろな発見がいちばんあったのはこのレコードでした。
プロモーション用に作られた(DJ COPY ONLY)レコード。もちろん非売品なのでうわさによればとてつもない値段がついていたようです。収められているのは『多羅尾伴内楽團 Vol.2』から2曲。A面が「心のときめき」、そしてB面が「サーファー・ムーン」。驚いたのはB面の方でした。
そう、ビーチ・ボーイズが1963年に発表したアルバム『サーファー・ガール』に収められたこの曲のカバー。作詞作曲はブライアン・ウィルソン。