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by hinaseno
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エンジェルと縁、そしてエンジェルは赤が似合う(その1)


先週の土曜日から久しぶりにランニングを再開しました。例年であれば花粉がひどくなる4月くらいに中断して、少し涼しさが感じられるようになる9月下旬くらいに再開するというパターンでしたが、昨年暮れからいろいろあって中断が1年以上になっていました。

久しぶりに走ろうと思ったきっかけは世田谷ピンポンズさんの「喫茶 大陸」。これを何度もリピートして聴いてたら走りたくなったんですね。

数年前からランニングの時には必ずピンポンズさんの曲を聴くようになりました。体力的にしんどくなったときに元気をもらえるんですね。で、聴いてたら新しい魅力を発見したりもします。走っている時の体調とか目の前の風景とかの影響でびっくりするくらいいい曲であることに気づかされたり。例えば先日のライブで聴いた「チョコレット」もそんな曲の1つでした。


ランニングを再開したとはいえ、現段階ではジョギングに毛の生えた程度。しかも2km余り走ったらウォーキングに変更というパターン。でも、足はパンパンに張っています。

何年か前にはランニングの本(『金哲彦のランニング・メソッド』)を買って、準備運動もきっちりやってフォームも本に書いているようにきちんと走っていたときには、まるでその本の表紙に載っていた写真のように自分に天使の羽がついたような状態になってきて、これならばフル・マラソンを4時間を切るくらいのスピードで走れる日がくるかもと思っていたんですが、今は…。あの天使の羽はどこに行ったんだろう。


天使といえば…。


あの大谷翔平くんがついにメジャー・リーグでプレーすることに決まりました。エンジェルスの真っ赤なユニフォームが似合っていますね。

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彼に注目しているのはもちろんそのポテンシャルの高さであることは言うまでもありませんが、大瀧さんと同じ岩手県奥州市の出身であること、そして名前が木山さんと同じショウヘイであることも大きな理由。アメリカの球場でSHOHEI(ショウヘイ)という名前がコールされる日が今から楽しみ。


それにしても彼がエンジェルス(日本では「エンゼルス」と表記されるけど)を選んだというのは、個人的にはとてもうれしいことでした。エンジェルスという球団はメジャー・リーグの試合を一番よく観ていた頃から好きな球団の一つでした。今も監督を続けているマイク・ソーシアという人が魅力的な人なんですね。2000年からずっと監督をし続けていることからも、いかにフロントからもファンからも信頼されているかがわかります。松井秀喜がヤンキースからエンジェルスに移ったときには、ああ、さすが松井だなと思ったものでした。

ちなみに松井がエンジェルスにいた時の一番好きな写真はこれ。

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前年、ヤンキースにいたときにワールド・チャンピオンになって(松井はワールド・シリーズでMVPを獲得)、でも球団が変わったんでチャンピオン・リングをもらうのが遅れたんですね。で、ヤンキー・スタジアムでのエンジェルスの最初の試合の時に、松井一人にチャンピオン・リングを渡すセレモニーが行われました。これはその時の写真。ジーターやA・ロッドなどヤンキースのメンバーが松井のもとに駆け寄ってきて松井の体を叩いて祝福する。なんて素敵なシーンだろうと思いました。


それに比べて松井が長嶋茂雄と国民栄誉賞をもらったときのセレモニーのなんと悲しかったこと。あざとくって味気なくって敬意のかけらも感じられない。彼を利用することしか考えていないことが見え見えで耐えられない気分でした。でも、極力ボリュームは落として、見たくない人間は目に入れないようにしてそのセレモニーを見続けました。

そういえばそのセレモニーで何よりも嫌だったのが同時受賞した二人を「絆」という言葉で結びつけて、アナウンサーが何度もそれを連呼していたこと。絆は縁と違ってそこに入れない他者を排除する感覚があるんですね。温かな膨らみが全く感じられない。実際の松井と長嶋の関係はそんなものではないのに。長嶋がたまたま残りくじになったものを引いたらそれが当たりくじだった。そんなたまたまの縁から始まって、お互いに信頼し合う関係になっていくわけですが、でも、絆というガチガチの関係では決してない。


それはおいといて、エンジェルスの現在の正式な球団名はロサンゼルス・エンゼルス。英語で記載すると「Los Angeles Angels」。「Los Angeles」というのはスペイン語で「天使たち」という意味。英語に直せば「The Angels」。つまり都市名も球団名も「天使たち」ってことなんですね。僕は昔から「Angel(天使)」好きなので、こんな名前の球団を好きにならないはずがありません。


さて、大谷くんはエンジェルスとの入団会見でこんなことを語っていました。


「何かエンジェルスに縁みたいなものを感じたので」

彼がいろんな条件を考えてエンジェルスという球団を選んだのだろうとは思いますが、でも、まさか「縁」なんて言葉を使うとは思いませんでした。そういえば大金で彼を呼び寄せようとした球団は早々に候補から外されたのは印象的でした。


僕の考える珈琲豆的「楕縁」の中には、たぶん豆を焼いたときに予測できない形で自由に飛び交っている小さな赤い火花のようなエンジェルがたくさんいて、ときどき僕にパチッ、パチッとウィンクしてくれるみたいです。

ってことでもう少し「エンジェル」と「縁」の話を続けます。


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by hinaseno | 2017-12-15 15:27 | 雑記 | Comments(0)