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by hinaseno
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サーフィンKUMA(ケー・ユー・エム・エー)


チャック・ベリーが亡くなって彼の曲をいろいろと聴いていました。主にこの2つですが。

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1つはHIP-O Selectというレーベル(一時期本当にいい編集盤を出していました)から10年前に出た4枚組のボックスと、つい先日ACEから出たチャック・ベリーの曲のカバー作品を集めたもの。特に後者のアルバムを聴いて、僕が最も愛するミュージシャンたちの魂を激しく揺さぶり、大きな影響を与えていたことを改めて痛感しました。彼がいなければロックンロールは、アメリカン・ポップスはどうなっていたんだろう。


そういえばチャック・ベリーが亡くなった翌日、アメリカの前大統領のオバマさんがこんなツイートをしていました。


Chuck Berry rolled over everyone who came before him – and turned up everyone who came after. We'll miss you, Chuck. Be good.


チャック・ベリーという一人のミュージシャンが歴史的にいかに重要だったかを”roll over”とか”turn up”といったウィットに富んだ言葉で表現しています。最後の「Be good」という言葉は、もちろん彼の書いた名曲「Johnny B. Goode」にかけてのこと。チャックへの敬愛の気持ちをこんな短い言葉で表せるのだからオバマさんという人もすごいですね。いや、ほんとに、感心します。


ところで僕とチャック・ベリーとの出会いはやはり「Johnny B. Goode」でした。いまだにいちばん好きな映画である『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のこのシーンでマイケル・J・フォックスが歌ったのがチャック・ベリーの「Johnny B. Goode」。いったい何度見ただろう。




途中でチャックのいとこが電話でこの曲を聴かせるということからロックの歴史が始まるという仕掛けがたまらないですね。その仕掛けを知ったのは小林信彦さんの『映画につれてって』に収録された小林信彦さんと大瀧さんとの対談でした。

さて、大瀧さんはもちろん『ゴー!ゴー!ナイアガラ』でチャック・ベリー特集をしていました。基本的にはカバー特集ですが、その日の1曲目にかかったのがこの「Sweet Little Sixteen」。




曲が終わると大瀧さんはこんなコメント。


この曲をかけると次に何がかかるかはだいたい想像がつくと思います。


そしてかかるのがこの曲。




ビーチ・ボーイズの「サーフィンUSA」ですね。大瀧さんのコメント。


これを聴いてもらうとわかると思います。「Sweet Little Sixteen」、チャック・ベリーの曲を下敷きにしてブライアンが「サーフィンUSA」という曲にしましてね。別段これについてなんのイチャモンをつけるというわけではないのですけれども。僕の中学3年のときでした、この「サーフィンUSA」の当時買ったシングル、ここにありますけれども、ブライアン・ウィルソン作曲となっています。で、最近、オムニバスとか、そういうのに入っている「サーフィンUSA」にはチャック・ベリー、ブライアン・ウィルソンの2人の名前が連ねてあります。


ところでサーフィンといえば、あのくまくまちゃんもサーフィンをするんですね。おひさまゆうびん舎で開かれた「おひさまふふふフェスティバル」のときに「ゆらくまちゃん キット」というポストカードが売られていたので、その日に何枚か、それからピンポンズさんのライブの時にもさらに何枚か買っちゃいました。

ランディー・ニューマンの曲に「サイモン・スミスと踊る熊」という曲がありますが、こちらはサーフィンをするくまくまちゃん。サーフィンUSAならぬサーフィンKUMAです。

そういえば今日がおひさまゆうびん舎のくまくまちゃんフェアの最終日。ゆらくまちゃんキット、まだ残っているかな。

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by hinaseno | 2017-03-31 14:22 | 音楽 | Comments(0)