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Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
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JACK KELLER BOX meets NIAGARA 45RPM VOX


昨日3月21日はナイアガラ・デイ。本当はブログを更新したかったけれど、そんな余裕はまったくない1日となりました。空いた時間を使って作業を続けていたのは昨日の完成を目指していたジャック・ケラー・ボックス。

海外に注文していた最後の1枚のレコードが昼までに届くかどうかとやきもきしている中、朝イチで宅配で届いたのが、この日発売された『NIAGARA 45RPM VOX(ナイアガラ 45 ヴォックス)』でした。その感想はまた改めて。昨日はゆっくり見る時間はありませんでした。

で、昼前に海外に注文していたジミー・ロジャースのレコードが配達されました。5回ほど繰り返して聴いたもののイマイチという判断で収録を見送り、とりあえず作っていたものでCDを焼く作業に入りました。

でも、その前に思わぬ予定変更が。

昨日は朝の段階でもしその日にレコードが届いて。その内容がよけば1曲を差し替えればいいという状態までものごとを仕上げる作業をしていたんですが、そんな中驚くようなものを発見したんですね。腰が抜けそうになりました。


そもそも僕がジャック・ケラー・ボックスを作ろうと思ったきっかけは、例のドン・カーシュナーの本に収録された「Beats There A Heart So True」の話に出てきた、ジャック・ケラー自身が作って極めて親しい知人にだけ配ったという『Music for All Occasions』というCDボックスの存在を知ったことでした。それが手にはいれば言うことなしなんですが、その可能性は極めてゼロに近いので、それでは自分で、ということにしたのですが、なんと驚いたことに、それを持っている人、それも日本人がいることがわかったんですね。『Music for All Occasions』の存在を知ってから、ネットでかなり調べたけれども、海外のサイトでも全く情報を得られなかったのに、まさか日本のサイトで発見しようとは。しかもそれはよく知っているサイト。

そのサイトは「どい」さんという方が運営されている「letter from home」。このサイト、達郎さんのサンデー・ソングブックでかかった曲を毎週紹介をされていて、昔から何度も拝見していました。で、ジャック・ケラー特集が行われた時の記事も何度か見ていましたが、その特集が行われた時のコメント欄に『Music for All Occasions』をお持ちだという人がコメントを寄せていたんですね。コードネームはA Passenger。まちがいなく日本人のはず。その人はジャック・ケラー自身がそのボックスのライナーノーツに書いたコメントを番組でかかった曲ごとに紹介されていました。この日この日この日のコメント欄です。いや、驚きました。この方の書かれたコメントを読む限り、大変誠実な人であるような印象。どうやって入手されたんでしょうか。ジャック・ケラーの知人だったのか、あるいは何か特別なルートをお持ちなのか。

それにしてもジャック・ケラーのコメントはどれも興味深いものばかり。例えば前回紹介した「How Can I Meet Her?」についてはこんなコメント


This was one of those songs that was written and demoed especially for an artist (with Carole King singing the male lyrics), and they actually did it.

つまり、これはエヴァリー・ブラザーズのために作った曲で、キャロル・キングといっしょに歌ったデモを作ったようで、エヴァリーはそのデモの通りに歌ったと。


それから「Venus In Blue Jeans」についてはこんなコメント。


This song started out as a parody of Paul Anka's lyrics (moon & June, love & above, etc.). Carole King wrote the arrangement. I remember going over to her house the night before the session to show her the song. I can't believe that no one has used this song in a commercial.


この曲のアレンジを考えたのもキャロル・キングなんですね。


へえ~と思ったのはボビー・ヴィーの歌った「Please Don't Ask About Barbara」のコメント。


My usual co-writer, Howard Greenfield, asked me to write a melody to a lyric that a friend of his wrote. It became the follow-up "Run To Him.”

他にも興味深い話ばかり。ということで、急遽、僕がボックス用に作っていたブックレットにこの方のコメントを含めたジャック・ケラーの曲解説を載せることにしました。おかげでページ数は大幅に増加。

さらに完成寸前に、ボックスセットからは外した曲をぼんやりと聴いていたら1曲とてもいい曲があって、最終段階でそれを差し替え(そのためにブックレットに載せた曲名を変更しなければならなかったので、印刷のし直し)。まるで大瀧さんがやっていたようなことをやりました。

でも、どうにか昨日の予定時間にぎりぎり完成。ある方に出荷しました。さすがに疲れました。


それはさておき「letter from home」というサイトのコメント欄に書き込みをされた方、いつか何らかの形で僕のブログに気がついてもらえないものかと考えています。

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by hinaseno | 2017-03-22 14:56 | 音楽 | Comments(0)