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by hinaseno
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シリア・ポールをめぐるあれこれ(2)


ちょうど40年前の1977年6月に放送された「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のシリア・ポール・ストーリーの一番の聞きどころはなんといっても関口さんの話が出てくる場面。ここを聞いて、『昔日の客』(夏葉社)のあとがきを書かれていた関口直人さんとつながったんですね。何度も書いたけど。

せっかくなのでその部分の書き起こしておきます。

モコ・ビーバー・オリーブのメンバーの一人としてシリア・ポールがレコードデビューした第1弾シングル「わすれたいのに」にまつわるいくつかの偶然の話が終わったところから。


大瀧:それで第2弾のヒットがあったでしょ?
シリア:うん、その第2弾のヒットまでにアルバムの中からシングルはカットされてたわけね。
大瀧:ああ、2、3枚ね。
シリア:第2弾でヒットしたっていうのが「海の底でうたう唄」。
大瀧:〽︎ちゃららららんらんちゃららららん、ってのね。
シリア:そうです。


で、この曲がかかります。




作曲者はもちろん関口直人さん。このYouTubeの解説のクレジットは「関口直人」ではなく「関口真人」になっていますね。間違ったまま記載されているウィキペディアからとっているんだろうと思います。ちゃんと訂正してください。


大瀧:あれが何を隠そう関口さんなんだ。この話はもう出てるんだから、この番組で。
シリア:ああ、そうなの?
大瀧:うん。
シリア:そうなの、関口さんなの。
大瀧:前にCMスペシャルの特集の番組をやったとき、僕のいつもCMに関係しているON(オン)っていうところの代表の大森さんとかとね、いろいろ話をしてて、そこで今アシスタント・ディレクターをやっているのが関口さんなんだよね。全然知らなくてね。ま、それも偶然なわけだよね。大森さんっていうのは前にも言ったんだけど冗談工房のね、三木鶏郎さんの門下である。CMのオーソリティーなわけじゃん、ミキトリ(三木鶏郎)さんていうのは。そこの門下の人と出会えたというのも非常に偶然なわけよね。で、サイダーに会ったのも偶然だし、サイダーの詞を書いている伊藤アキラさんっていう人もミキトリさんの門下なわけよ。ふ~む。これはどういうわけかね。おれはもうCMやるように、もう最初っからやられてたんだろうね。
シリア:うん、そうなのかもしれない。うん。
大瀧:で、そこでアシスタントやっている関口くんってのがいつもいてね。あごでこき使ってたんだけど…。そんなことはない(笑)。
シリア:ふふっ(笑)。
大瀧:まさかその人がねぇ。知ってたけどね、あの歌はさ。第2弾ヒットで。それがねえ、関口さんの作曲だったとはねぇ、夢にも思わなかったね。これもなんかものすごい奇遇だね。
シリア:そう、だから私も後でそれをわかったでしょう。だからあの時だけで終わったんじゃなくて、また、そのつながりがあるっていうのが、ものすっごく不思議なのよねぇ。
大瀧:不思議だねぇ。
シリア:う~ん。

この会話の流れを考えると、大瀧さんがシリア・ポールのアルバムを作っていることを知った関口さんが、CMの仕事かなにかで大瀧さんに会ったときに、実は「海の底でうたう唄」の曲を書いたのは僕なんですと伝えたんでしょうね。それを聞いた瞬間の大瀧さんの驚きを想像するだけでなんだか鳥肌が立ってしまいます。偶然とか縁というものを日頃から大事に思っている人だけに。

そしてこの部分をはじめて聞いて、その関口さんが『昔日の客』の関口さんにつながって、しかもその日にアゲインに関口さんがいらしていたということがあったんですね。

なんという偶然の連鎖。鳥肌が立つどころではありませんでした。


さて、この会話の後、シリア・ポールが歌ったある曲が流されます。それはシリアのアルバムには収録されていない曲ですが、ずっと気になっていたんですね。


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by hinaseno | 2017-07-01 12:31 | ナイアガラ | Comments(0)