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by hinaseno
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大瀧詠一さん繫がりで…


内緒にしておこうかと思っていた話ですが、いい機会なので紹介することにします。それは、わがナイアガラ・トライアングル・ステーションの千鳥駅近くにお住まいだった平川克美さんが書かれたエッセイのこと。平川さんが書かれたものは内田樹先生のブログ上でされていた往復書簡で知って以来、出版されてきたものは可能な限り追ってきました。ただ、ここ数年、さすがに追いきれなくなってきて、単行本として書籍化されるのを待つという形になりつつあります。

その平川さんが最近、『望星』(東海教育研究所発行)という雑誌に「路の記憶」という連載を始められたことは知っていましたが、この雑誌、どこの書店に行っても置かれてないんですね。

まあこれも単行本に収められるのを待とうと思っていたものの、ちょっと気になって雑誌のサイトを調べたら、なんとこの雑誌に川本三郎さんと池内紀さんの対談が3か月おきに連載されていることがわかったんですね。というわけで川本三郎さんと池内紀さんの対談が載った号を取り寄せました。対談が最初に載ったのが2016年3月号で、その号に掲載された平川さんの「路の記憶」を読んだらこれがびっくり。なんと僕のことが…。

この日のエッセイのタイトルは「晩年に暮らしたい町」。これだけでピンとくるものがありました。そう、この日のブログで書いた牛窓の話ですね。平川さんのエッセイも牛窓の話。

こんな言葉からエッセイが始まります。最初に出てくる言葉は例の「池上線」。


 池上線沿線に住み、仕事場も五つ先の駅から数分のところに引っ越してきて以来、生活圏が縮まってほとんど半径1キロメートルの外へは出なくなってしまった。
 そんなわけで、めっきり旅をする機会も減ったのだが、一度だけ訪ねた岡山県がらみの話題が、身辺に何度か持ち上がってきて、これはどんな因縁なのだろうかと頭を捻っている。わたしは、岡山にはほとんど何の繋がりもないのだが、岡山へ行って以来、様々なものが磁石が鉄粉を吸い寄せるように繋がってくるのである。

で、このあと「牛窓」の話に。もちろん川本三郎さん(と奥さん)の話も出てきます。うれしくなってニコニコしながら読んでいたらこんな言葉が出てきたんですね。


大瀧詠一さん繫がりで知り合った知人も、川本ファンで、よく「牛窓」の記事をブログに書き、現地報告をしてくれていた。

この「大瀧詠一さん繫がりで知り合った知人」って間違いなく僕のこと、ですね。びっくりやらうれしいやら。思わず飲んでいたコーヒーを吹き出しそうになってしまいました。「大瀧詠一さん繫がりで知り合った」というのがなんともうれしい。正確に言えばこの間にアゲインの石川さんが入るわけですが。

話はこのあと平川さんがパンフレットに文章を寄せられた想田和弘さんの牛窓を舞台にした映画「牡蠣工場」のことに。

そういえばその「牡蠣工場」、つい先日、毎年フランスで開催されている日本映画祭の最高賞であるソレイユ・ドール(金の太陽)賞を受賞されたんですね。ここにその記事があります。

このソレイユ・ドール、過去に受賞した作品を見たらなかなか興味深い作品が並んでいます。2010年には中井貴一主演の大好きな映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』が受賞しています。

「牡蠣工場」、はやくDVDになってほしいですね。未公開部分を入れたボーナス映像があれば最高です。帯はもちろん平川さんで。


さて、平川さんのエッセイはこんな言葉で終わります。


これで、わたしはどうしても、「牛窓」に行かなければならなくなった。

といことで、それから間もなく平川さんは牛窓に来られたんですね。

平川さんの牛窓、岡山がらみの話をまとめた本もいつかぜひ出してほしいです。


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by hinaseno | 2017-01-19 12:40 | 雑記 | Comments(0)