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『くまのクリスマス』


いきなりですが武蔵新田のことを。知らない人にとっては武蔵新田って何? ですね。

武蔵新田という場所のことは、朝日新聞の土曜日版「be」に連載されていた平川克美さんの「路地裏人生論」というコラムで知りました(『路地裏人生論』は昨年単行本になっています)。この日(2013年 01月19日)のブログでちょうどその日の新聞に掲載されたコラムのことを書いています。こんな書き出し。


「晴れた日曜日は、絶好の町歩き日和。とはいえ、遠出は億劫だ。最近はもっぱら隣町を歩く。いつもの三人組で、隣町観光、いや隣町探偵をするのが楽しい。脚下照顧。ちょっと使い方が違うが、わかっているつもりの隣町でも歩いていると思わぬ発見がある」

こういう文章はたまらないですね。で、このあとこんな言葉が出てきます。


「武蔵新田もそのひとつだ」

当時、平川さんが隣町探偵をしたものを読んだ時には必ず地図で調べていたので、蒲田に近い池上線と目蒲線(現在は東急多摩川線)あたりの地名はたくさん覚えることができました。地元じゃないのにそのあたりの地名をこれだけ知っているのは僕ぐらいだろうなと。


なんでいきなり武蔵新田の話をしたかというと、現在、その武蔵新田の駅のすぐ近くにあるティールグリーン(TEAL GREEN)というお店で高橋和枝さんの絵本の原画展が開かれているんですね。ティールグリーンの地名を確認したら大田区千鳥。平川さんがお生まれになったのも確か千鳥だったと思います。


さて、そこに原画が展示されているのは『くまのクリスマス』という絵本。この絵本、先日、世田谷ピンポンズさんのライブに行った時におひさまゆうびん舎で買ってきました。高橋さんのサイン入りです。

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この絵本、ようやく今朝読みました。いや、いい絵本です。ほっこりした気分になって何度もくすっと笑わされて、そしてキュンとする瞬間があるんですね。

とりわけよかったのがこの場面。この絵を見たときにはちょっとうるっとしてしまいました。

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つながって、つながって、つながって…。これは原画を見てみたいな。ああ。武蔵新田に行きたい。

『くまのクリスマス』でもう一枚、大好きな絵があって、それは裏表紙のこの絵。これもたまらない絵です。

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実はこの絵、絵本を読んでいるときには出てこなかった絵なので、勝手にそのシーンを想像していたら、なんと裏表紙の絵がそれだったんですね。絵本を読み終えて閉じてこれを見たときには、思わずワハッと声が出てしまいました。

高橋さん、笑わせてくれます。

武蔵新田での原画展は明日までとのこと。お近くの方はぜひ。

行けない人はお近くの書店で絵本を買ってみてください。大人の男性もOKです。


そういえば、高橋さんのくまくまちゃんの新作が来年2月に出るそうです。タイトルは『くまくまちゃん、たびにでる』。

家の中で、ごろごろしていることをこよなく愛していたはずのくまくまちゃんが一体どんな旅をするんでしょうか。これも楽しみです。

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by hinaseno | 2016-12-24 12:29 | 雑記 | Comments(0)