「ビーチ・ボーイズ・ベスト・ソングズ30」、「大瀧詠一ベスト・ソングズ25」をやったので、その流れで(他の方がされていたのを見て、ちょっと刺激されて)「ビートルズ・ベスト・ソングズ30」をやりかけたら、これが大変。小・中・高校とずっとビートルズの方を聴き続けていたのですが、大学時代にビーチ・ボーイズに出会ってぱったりと聴かなくなった影響が出ているようです。一応50曲くらい候補曲を集めたものの収拾がつかなくなりました。思い入れがなくなったアーティストの順位をつけるべきではないですね。というわけで、かなりの時間を費やしたものの、結局、企画はボツにしました。
さて、ビーチ・ボーイズのファンになってからももう何十年になりますが、いまだに新鮮な気持ちで聴くことができるし、新たな魅力を発見し続けています。
つい最近知って、へえ〜っと思ったのは、今、ビーチ・ボーイズの曲の中でいちばん好きかもしれない「Let's Go Away For Awhile」が、あの「Good Vibrations」のB面に入っていたということ。
これが日本盤のシングルのジャケット。
邦題は「レッツ・ゴー・アウェイ」となっていますね。原題の最初の「どこかに出かけよう」の部分だけをとっています。ちなみに『ペット・サウンズ』の日本盤のタイトルは原題の最後の部分からとった「少しの間」。いい加減ですね。
同じ曲なのに「レッツ・ゴー・アウェイ」と「少しの間」という違うタイトルが付けられていることに、当時、どれだけの人が気がついていたでしょうか。でも、どちらも目立たない形で収録されているので、気に留める人はほとんどいなかったでしょうね。
それはさておき、ふと思ったのは、あの波の音をバックにした特集のときに大瀧さんがかけたのは『ペット・サウンズ』ではなくて、シングル盤の方だったんじゃないかと。きっとそのはず。大瀧さんはシングル盤をこよなく愛した人なので。
ところで「Good Vibrations」は大ヒットしたこともあって世界各国でいろんなジャケットのシングル盤が出ています。よくみると、結構、ブライアン・ウィルソンが映っていない写真を使っています。「Let's Go Away For Awhile」はブライアンがビーチ・ボーイズのメンバーの力を借りることなく作った曲なのに。音楽的な意味からいえば、ビートルズにたとえれば、ビートルズのレコードにジョン・レノンとポール・マッカートニーの両方が映っていないようなものなのですが。
でも、まあでも仕方ないんでしょうね。外国の人にとっては(というかアメリカ国内でも)、ブライアン・ウィルソンがどれだけ重要な人物かなんてほとんど知られていなかったはずですから。とりあえず日本盤のシングルにはブライアンは右下に映っています。
個人的に気に入ったのはオランダ盤のこれ。
ブライアンもブルース・ジョンストンも映っていて、「Let's Go Away For Awhile」の文字もはっきりと書かれています。
これを使ってこんなものを作りました。
ところでこれがアメリカ盤のジャケット。
「Let's Go Away For Awhile」の文字が記載されていません。どうやらこのピクチャースリーヴは袋状になっていて裏側も同じジャケットが使われているようです。「Let's Go Away For Awhile」という曲がどういうふうに扱われていたかがわかりますね。でも、大瀧さんはB面の方も熱心に聞いたんでしょうね。
というわけで、少しの間、どこかに行きましょう。
さて、ビーチ・ボーイズのファンになってからももう何十年になりますが、いまだに新鮮な気持ちで聴くことができるし、新たな魅力を発見し続けています。
つい最近知って、へえ〜っと思ったのは、今、ビーチ・ボーイズの曲の中でいちばん好きかもしれない「Let's Go Away For Awhile」が、あの「Good Vibrations」のB面に入っていたということ。
これが日本盤のシングルのジャケット。
邦題は「レッツ・ゴー・アウェイ」となっていますね。原題の最初の「どこかに出かけよう」の部分だけをとっています。ちなみに『ペット・サウンズ』の日本盤のタイトルは原題の最後の部分からとった「少しの間」。いい加減ですね。
同じ曲なのに「レッツ・ゴー・アウェイ」と「少しの間」という違うタイトルが付けられていることに、当時、どれだけの人が気がついていたでしょうか。でも、どちらも目立たない形で収録されているので、気に留める人はほとんどいなかったでしょうね。
それはさておき、ふと思ったのは、あの波の音をバックにした特集のときに大瀧さんがかけたのは『ペット・サウンズ』ではなくて、シングル盤の方だったんじゃないかと。きっとそのはず。大瀧さんはシングル盤をこよなく愛した人なので。
ところで「Good Vibrations」は大ヒットしたこともあって世界各国でいろんなジャケットのシングル盤が出ています。よくみると、結構、ブライアン・ウィルソンが映っていない写真を使っています。「Let's Go Away For Awhile」はブライアンがビーチ・ボーイズのメンバーの力を借りることなく作った曲なのに。音楽的な意味からいえば、ビートルズにたとえれば、ビートルズのレコードにジョン・レノンとポール・マッカートニーの両方が映っていないようなものなのですが。
でも、まあでも仕方ないんでしょうね。外国の人にとっては(というかアメリカ国内でも)、ブライアン・ウィルソンがどれだけ重要な人物かなんてほとんど知られていなかったはずですから。とりあえず日本盤のシングルにはブライアンは右下に映っています。
個人的に気に入ったのはオランダ盤のこれ。
ブライアンもブルース・ジョンストンも映っていて、「Let's Go Away For Awhile」の文字もはっきりと書かれています。
これを使ってこんなものを作りました。
ところでこれがアメリカ盤のジャケット。
「Let's Go Away For Awhile」の文字が記載されていません。どうやらこのピクチャースリーヴは袋状になっていて裏側も同じジャケットが使われているようです。「Let's Go Away For Awhile」という曲がどういうふうに扱われていたかがわかりますね。でも、大瀧さんはB面の方も熱心に聞いたんでしょうね。
というわけで、少しの間、どこかに行きましょう。