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by hinaseno

大瀧さんの”無人島レコード”


ようやく”あの本”が届きました。その本とはこの日のブログで紹介したもの。そうです、大瀧さんが『無人島レコード2』で、無人島に持っていくレコードとして選んだ本。ジョエル・ホイットバーン編『TOP POP RECORDS 1955-1972』。
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ジョエル・ホイットバーン編の『TOP POP RECORDS』はたぶん2年ごとくらいに出版さられているようですが、やはり大瀧さんが紹介していた「1955-1972」のものが欲しかったので、いろいろ探し、いろいろ手を尽くしてようやく手元に。
大瀧さんが言っていたように「ピンクの表紙」、そして背表紙に書かれている文字も小さく写っていた写真と同じで安心しました。僕の手元に届いたのはアメリカのとある大学の図書館に置かれていたもののようです。分類番号のシールもついたままでした。まさか盗品ではないでしょうね。

内容はというとアーティストごとに分類されていて、曲のタイトルの前にはチャートに入った日付と最高位と何週間チャートに入っていたかが記されています。
大瀧さんの”無人島レコード”_a0285828_13225825.jpg

例えばこれはビーチ・ボーイズが載ったページ。そのすぐ下はビートルズ。ビートルズは隣りのページの最後まで続いています。やっぱりすごいですね。でも、ビーチ・ボーイズはビートルズの「I Want You Hold Your Hand」が最初にチャートインした1964年1月18日以降もヒット曲を連発しています。ビーチ・ボーイズというグループの偉大さもよくわかります。

この本、少しだけ残念だったのは週ごとのヒットチャートが掲載されていなかったこと。以前、チブ・メーカーさんがゲストのときに大瀧さんが見ていたはずの1959年6月6日のヒットチャートが載っていたのはこの本ではなかったんですね。
アーティストごとに分類されたものと同時に、週ごとのヒットチャートが載った本もぜひ持っておきたいのですが、大瀧さんは何を持っていたんでしょうか。

週ごとのヒットチャートといえば、ふと自分の生まれた日のヒットチャートはあるんだろうかと思ったらあったんですね。196×年×月×日。どうして今までこれを調べなかったんだろうと思うくらいのわくわくするようなヒットチャート。
1位はこのブログでも数日にわたってその曲にまつわる話を書いていたあの曲。なんでそのときに気づかなかったんだろう。その下にも大好きな曲、大瀧さんがらみの興味深い曲がずらっと並んでいます。まさかあの曲とこの曲が同じ日のヒットチャートに並んでいたとはと驚いたり喜んだり。
この中から30曲をセレクトしてコンピレーションのCDを作ろうとしていますが、かなり難航しています。

大瀧さんは『TOP POP RECORDS』の1962年から66年にかけての曲(つまり大瀧さんが中2から高3のときにヒットした曲)は「全曲思い出せる」と言われていますが、僕はせいぜい10分の1くらい。
これではまだちょっと無人島で暮らせそうにはありません。
by hinaseno | 2015-10-13 13:24 | ナイアガラ | Comments(0)