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by hinaseno
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「わたし、エヴァリー・ブラザーズ、ドン&フィル友達ね。どんな曲も知ってます」


そういえばと思って1977年4月20日発行の『レコードの本』を見たら、「人気DJのオフレコ放談」という題名で、亀渕さんの司会として大瀧さんをはじめ当時DJをしていた人たちの対談が掲載されていました。これがその最初のページの写真。
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左上が大瀧さん、右下に大きく写っているのが亀渕昭信さん。この対談が行われたのは「早口オールディーズ大会」が収録されたのとそんなに変らないはず。もしかしたら同じ日かもしれません。

ところで亀渕さんといえば、大瀧さんがいつも言っていたのはエヴァリー・ブラザーズといっしょに写真を撮った人。大瀧さんが亡くなられた後も残っているこのサイト(考えたらこのサイトを大瀧さんが始められたのは1996年でした。あの時期、いろんなことを始められています)のこのページにはそのときの写真が掲載されています。「Kame & Everly 1966」というタイトルが付けられていますね。大好きなエヴァリー・ブラザーズ(ドン&フィル)にはさまれた亀渕さんの幸せそうなこと。

考えてみたら、このサイト、始まったと思ったら終わったものばかりで、あっという間に消されてしまったものも多く、結局最後に残ったのは亀渕さんの話とエルヴィスの話だけ。

亀渕さんがエヴァリー・ブラザーズの大ファンで、実際に会ったこともあることは十分承知の大瀧さん。でも「早口オールディーズ大会」は絶対に「エヴァリー・ブラザーズ」を出題しません。ちなみに1959年6月6日のチャートを見ると、エヴァリー・ブラザーズは44位に「Poor Jenny」が入っています。
それを避けていることがわかった亀渕さんは途中でこんなことを言っています。
「わたし、エヴァリー・ブラザーズ、ドン&フィル友達ね。どんな曲も知ってます」

でも、大瀧さんはこの言葉を最後まで無視。

でも(が続きますが)、その翌週の「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の特集がなんとエヴァリー・ブラザーズ! カーステから流れてきたときにはびっくりでした。「Poor Jenny」もちゃんとかけています。大瀧さん、亀渕さんのことをちゃんと考えていたんですね。こういう心の使い方がいかにも大瀧さんらしい。

最初に「先週はミスター・チブ・メーカーfromハワイをゲストに迎えて」と淡々と語っていて、チブ・メーカーの正体をいうわけでもなく、亀渕さんとエヴァリーのつながりをいうわけでもなく、唐突にエヴァリー・ブラザーズの特集をしています。この特集はずいぶん前に聴いていましたが、やはり続けて聴かないと気がつかないことがあるものです。

久しぶりに聴いたこの特集、最後に大瀧さんがこんなことを語っていました。
それでね、ヒット曲でかけなかったのが「Love Of My Life」と「Be Bop A Lula」と、それから「I'm Here To Get My Baby Out Of Jail」と3曲だけ入らなかったことをここで付け加えておきたいと思います。

こういう発言はめずらしいですね。いつも編集しなくても時間内にかけたい曲はかけるようにしていたはずですし、予定してかからなかったらそれはそれで仕方がないということになっていたように思うので、きちんと曲目を挙げて、それがかからなかったことを言うのは大瀧さんにしては異例のこと。こんなところにも亀渕さんへのメッセージ(あるいは配慮=心くばり)がありそうです。
というわけで、そのかからなかった3曲をここに貼っておきます。「Love Of My Life」と「I'm Here To Get My Baby Out Of Jail」はあまり聴いていない曲でした。いずれもとってもいい曲です。






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by hinaseno | 2015-09-13 12:33 | ナイアガラ | Comments(0)