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by hinaseno
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1995年の大瀧詠一(その12)


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夏の終わりというのは何歳になっても切ない気持ちになるものです。そんな気持ちにぴったりなのが「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の1977年と1978年の8月の最終週に放送されたもの。いずれも波の音をバックにして、かかる曲もほとんどがバラードばかりなので、これを1枚のCDにしてここ数日聴き続けています。今年の夏に聴くのは今日が最後。
ところで昨日久しぶりにピクシーズ・スリーのCD(日本盤ではなく2001年にCrystal Ballというよくわからないレーベルから出た輸入盤)を聴いていたら、この「Love Walked In」という曲に耳がとまりました。



曲を書いたのはガーシュイン兄弟。ジャズのスタンダードナンバーですが、この曲を知ったのがまさに「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の1978年の8月の最終回の放送でかかったフラミンゴズの歌ったこのバージョン。



かの有名な「I Only Have Eyes For You」(作曲はハリー・ウォーレン)と同時期に録音されたものですが、「I Only Have Eyes For You」に勝るとも劣らない見事な作品になっています。

曲がかかった後の大瀧さんのコメントもいいです。
ガーシュインの名曲ですけどね、こういうフラミンゴズ風にアレンジしてね。足音と口笛が印象に残る曲でしたけどね。

というわけで「Love Walked In」という曲が急に身近に感じられて、いろんな人が歌ったり、演奏した「Love Walked In」を聴いていました(こんなことをしていると、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいます)。
この曲、聴けば聴くほどいい曲。でも、歌うのはかなり難しそう。いくつか聴いたなかではケニー・ランキンが歌ったものがよかったです。でも、やはり一番いいのはフラミンゴズですね。大瀧さんの言う通り「足音と口笛」がなんともいい雰囲気。

さて、昨日の話の続き。
Qlair(クレア)というグループのことを知ったのは萩原健太さんも加わった新春放談での健太さんの話。久しぶりにその部分の話を聴き返してみようと思って数日あれこれ探してようやく発見。ちょっとびっくりするような会話がなされていました。
Qlairの話が出てきたのは1992年1月26日の放送。The Shangri-Las(シャングリ・ラス)という、やはり3人組の女の子のグループの「Give Him A Great Big Kiss」という曲がかかった後の会話です。
山下:シャングリ・ラス、「Give Him A Great Big Kiss」。日本題は何ですって?
萩原:「がっちりキスしよう」。
山下:そういうの覚えてるの、萩原さん、すごいですね。

このあと大瀧さんの驚くべき発言が唐突に飛び出します。
大瀧:さすがに渡辺満里奈のファンだけあるね。
萩原:あれっ(苦笑)。
大瀧:関係ないか。

なんで「がっちりキスしよう」と健太さんが言ったことで、大瀧さんの口から「さすがに渡辺満里奈のファンだけあるね」という言葉が出てきたのか。
興味深いのはこの4年後の1996年に発売された渡辺満里奈さんのアルバム『Ring-a-Bell』の2曲目に収められた「Tonight You Belong To Me」のカバーの邦題がなんと「ばっちりキスしましょ」(曲の訳詞は萩原健太さんの奥さんの能地祐子さん)。1992年の新春放談を録音したとき、渡辺満里奈さんの曲を書いたり、あるいは彼女のアルバムをプロデュースするなんて思いもよらなかったはず。こういうのを「たまたま」ということで済ましていいものか。

「ばっちりキスしましょ」についてはこの日のブログで書いていますね。

Qlairの話までいきませんでした。
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by hinaseno | 2015-08-31 14:15 | ナイアガラ | Comments(0)