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by hinaseno
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大瀧詠一の「私の100枚」のLP(31〜40)


大瀧さんが紹介しているLPをいろいろとチェックしていて気づくのは、おやっと思えるような結構イージーな感じの編集盤がいくつもあること。
でも、昔、新春放談で大瀧さん、こんなことを語っていたのを思い出しました。
リプロを活用しない人はコレクターじゃないの。真のコレクターはね、オムニバス盤とかね、リプロとかをね有効に活用しなきゃ。耳に入れなきゃダメなんだよ、持ってるだけじゃダメなんだよ。

1984年1月19日放送の新春放談で、達郎さんがアーサー・アレキサンダーの「Anna」が収録されたリプロ盤を紹介したときの話。オリジナル至上主義のコレクター(レコードを傷付けたくないためにほとんど針を降ろさない人たちも多い?)に対する批判も含まれていますね。大瀧さんはきっとシングル盤で手に入れることのできなかった曲が収録されたLPを集めたんだろうと思います。大切なのは「耳に入れること」。というわけで、今日もやはり、おやっと思えるような編集盤もあります。

さて、31枚目から40枚目までは女性(ガール)シンガーとカントリー・テイストのある男性シンガーのアメリカンポップスが5枚ずつ。

a0285828_1138193.png31 Connie Francis / The Very Best of Connie Francis
大瀧さんのコメント:’60年代ポップスの女王。

大瀧さんがアメリカン・ポップスに惹かれるきっかけとなった「カラーに口紅」にしようかと思いましたが、そのB面のこの曲を。曲を書いたのはニール・セダカ。
 Connie Francis / Frankie

a0285828_11383428.png32 Joanie Sommers / Johnny Get Angry
大瀧さんのコメント:このシングル盤、6枚持ってるのよ。

6枚も持ってるってよっぽどですね。とのことなので、やはりこの曲を。
 Joanie Sommers / Johnny Get Angry

a0285828_11394684.png33 Lesley Gore / I’ll Cry If I Want To
大瀧さんのコメント:これがどうして”哲ちゃんの誕生日”になるのかネ?

なんのこっちゃのコメントですが、どうやら大瀧さんと親交のある亀渕昭信さん率いるカメカメ合唱団がこのアルバムの1曲目の「It’s My Party」の替え歌を作ったみたいで、そのタイトルが「哲ちゃんの誕生日」だったようです。音源、YouTubeに貼られていました。
ということなのでこの2曲を続けて。
 Lesley Gore / It’s My Party
 カメカメ合唱団 / 哲ちゃんの誕生日

a0285828_11402456.png34 Nancy Sintra / Tonight You Belong To Me
大瀧さんのコメント:”イチゴの片想い”とはよくぞ付けたり。

この曲のことも以前書きましたね。この曲もLPには収録されていないので紹介されているのはシングル盤。この曲は絶対に外せないことがよくわかります。
 Nancy Sintra / Tonight You Belong To Me

a0285828_1141258.png35 Linda Scott / Great Scott! Her Greatest Hits
大瀧さんのコメント:星の降る時は、今でもコレです。

もちろんこの曲。イントロの部分、「外はいい天気」で使ったんですね。
 Linda Scott / I've Told Every Little Star

a0285828_11415318.png36 The Everly Brothers / Walk Right Back With The Everlys
大瀧さんのコメント:エバリー嫌いな人って世の中にいないんじゃない?

かなりチープの感じジャケットで、レコード店でこんなの見つけても絶対に手に取らないだろうなと思えるような編集盤。でも、ケイデンス期からワーナー・ブラザーズ期までのヒット曲がずらっと並んでいます。
1曲を選ぶのはとても無理ですね。とりあえずA面1曲目のこの曲を。
 The Everly Brothers / Walk Right Back

a0285828_11432459.png37 Roy Orbison / Lonely And Blue
大瀧さんのコメント:いつになっても再評価される人。

このアルバムはジャケットもすばらしくてぜひLPで持っておきたいと思っているのですが、なかなか見つかりません。収録曲もいい曲だらけですね(ジョー・メルソンとの共作曲がいくつも)。やはり1曲目のこの曲を。
 Roy Orbison / Only The Lonely

a0285828_11444978.png38 Johnny Tillotson / The Best of Johnny Tillotson
大瀧さんのコメント:屈託のないカントリー・ポップ。

このLPもきちんと特定できませんでした。雑誌に載っていたのは『ザ・ベスト・オブ・J・ティロットソン』、アルバム番号Seven Seas 9。アルバム番号が1ケタなんてありえないですね。ジョニー・ティロットソンのベストも何種類かありますが、カントリー・タオプの曲が多いということでとりあえずこのアルバムを選びました。
で、やっぱりハンク・ロックリンのこの曲ということになります。
 Johnny Tillotson / Send Me The Pillow You Dream On

a0285828_11462013.png39 Kris Jensen / Torture
大瀧さんのコメント:地味な人でしたが、ロイ・オービソンのカバーなど、良いのです。

クリス・ジェンセンのこともこの日のブログで書いていますね。何度もあげつらってしまうことになりますが、雑誌に載っているこのアルバムのタイトルはなんと「タトゥー」。どうやら”Torture”を「タトゥー」と読んだようです。”Tattoo”だったら「入れ墨」になります。これはもちろん大瀧さんのせいではありません。
このアルバムにはロイ・オービソンのカバーだけでなくロイ・オービソン=ジョー・メルソンのたぶんオリジナルの曲もあって「No One Really Cares」はとてもいい曲。
でも、僕はクリス・ジェンセンといえば、リッキー・ネルソンの「For Your Sweet Love」そっくりのこの曲です。
 Kris Jensen / Somebody's Smiling

a0285828_11475163.png40 Ricky Nelson / Legendary Masters Series
大瀧さんのコメント:ジェームズ・バートンのギターが聴けますスイート・ボイス。

2枚組のLPですね。全26曲。流れとしては「For Your Sweet Love」といきたいところでしたが、このアルバムはImperial時代の曲を集めたものなので、Decca時代の「For Your Sweet Love」は収録されていません。
大瀧さんとしてはこのアルバムの中に収録されたこの曲に気づいてほしかったんでしょうね。
 Ricky Nelson / A Long Vacation
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by hinaseno | 2015-06-09 12:02 | ナイアガラ | Comments(0)