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Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
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You see, you can't please everyone, so you got to please yourself


「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でかかったリッキー・ネルソンの曲は全部で8曲。考えてみたら、このうちの多くの曲を何らかの形でこのブログで取り上げてきたような気がします。
Teenage Idol
For Your Sweet Love
Hello Mary Lou
Fools Rush In
Garden Party
The Very Thought Of You
I'm In Love Again
Lonesome Town
8曲のうちの4曲はリック・ネルソンという名義で発表されています。でも、大瀧さんはそれらの曲をかけるときも「リッキー・ネルソン」と言ってますね。「ガーデン・パーティー」をかけるときも「リッキー・ネルソン」。

さて、「ガーデン・パーティー」をかけたあと、大瀧さんはこの曲が作られたいきさつを説明した後で、歌詞の次の一節を紹介します。この心情が好きだと。
You see, you can't please everyone, so you got to please yourself

訳してみると「みんなを満足させることなんてできないよね。だから自分自身を満足させなくてはいけないんだ」という内容。言うまでもなく大瀧さん自身の、曲作りだけでなく「ゴー!ゴー!ナイアガラ」というラジオ番組の制作も含めての創作活動に対する気持ちと一致するものがあるということなんでしょうね。
この後、こんな言葉が続きます。ちょっと長いですけど。
そういえばときどき葉書に、どうしてあなたはそんな黴臭い曲だけかけるんですかって書かれたりしますけど、懐かしみだけでね―それは全然悪くないと思うんだけども、それを何かの形で表す場合には懐かしみだけだと僕はどうしても駄目ですね。そこにパロディ精神とか何かがなければ、そのままストレートにっていうのはどうしても自分自身駄目なんですね。それから古い音楽でも、古くてもいいものはいいっていう感覚がありますから。たとえば「ゴー!ゴー!ナイアガラ」は最近、アメリカン・オールディーズしかかかりませんけどね。別にこれだけが世の中の歌じゃなくてね。いろいろあって、まあときどきですけど日本のオールディーズとか、この前はバッファロー(・スプリングフィールド)とかやりましたし、今回はカントリー・ソングとかいろいろかけてますけど、できたらもっともっと幅広くいろんなものをかけるのがいわゆるDJとして望まれた道だとは思うんですけど、僕の場合は自分自身で体で納得した音楽じゃないと自信を持ってかけられないんですよね。だからときどきね、ときどきあんまり未消化のものをかけたりすると口調が澱んだりしますね。やっぱりね、嘘をつけないんでしょうかね、そうでもないかな(笑)。それでわりと自分自身で体で納得している音楽をかけてるときは、なんとなく自分自身も心ウキウキしてしゃべってるってきがするんですけどね。ですから生かじりのものができないからね。だからどうしても幅広くなれなくて狭くなってるかもしれませんが、後々勉強してね(笑)、広くしたいと思いますんでね、まあしばらくは我慢して聴いて下さい。

「自分自身で体で納得した音楽じゃないと自信を持ってかけられない」という言葉は、まさに” You see, you can't please everyone, so you got to please yourself”につながっていますね。

そういえばある時期から番組の最初はいつもこの言葉を言うようになっています。
日本一の自己満足男、大瀧詠一の趣味の音楽だけをかける○○分間の「ゴー!ゴー!ナイアガラ」です。

ただし、リッキー・ネルソンの「ガーデン・パーティー」がかかった日の放送では「 日本一の自己満足男」ではなく「日本一の風邪ひき男」。「風邪ひき男」と言った回数もかなり多いですね。
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by hinaseno | 2015-03-09 11:30 | ナイアガラ | Comments(0)