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by hinaseno
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さわやかな曲を聴いたあとにはニューオーリンズR&Bを


「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のさわやかサウンド特集でかかった曲をまとめたCDを作っているときに、もう1枚別の特集のものをまとめたCDを作りたくなって、結局作ってしまいました。
作ったのはR&B特集をまとめたもの。ジャケットに使ったのはリー・ドーシー。
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前にも書いたような気がしますが、昔、ソフトロックにどっぷりとはまっていたある日、それらが突然嫌になってしまったことがありました。自分の求めていたのはまさにこのジャンルの音楽だと思っていたものがちっともよく思えなくなってしまったわけです。ときどきこういうことが起こります。で、そのときに手に取ったのが逆の泥臭い音楽、つまりブルースやR&Bでした。

それから何年かして、ソフトロックというジャンルでくくられた音楽でもいいものはいいということで聴けるようにはなりましたが、そういうさわやかな音楽を数時間聴き続けると必ず自分の中の何かがバランスをとろうとするのか、泥臭いR&Bを聴きたくなってしまいます。

さて、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」ではR&Bの特集を2度していますが、さわやかサウンド特集と同様に別の日に実質的にはR&B特集といってもいいような放送がありました。それが1976年5月3日に放送された第2回目の「御葉書特集」。
第1回目の「御葉書特集」が実質的には最初のさわやかサウンド特集であったと同様に、第2回目の「御葉書特集」が実質的には最初のR&B特集になっていたわけです。このあたり、大瀧さんも僕と同じように(いっしょにしてすみません)自分の中のバランスをとっていたのかもしれません。
その日の放送でかかった曲は以下の通り。
Ready Teddy / Little Richard
High Blood Pressure / Huey "Piano" Smith & His Clowns
Do-Re-Mi / Lee Dorsey
I'm Walkin' / Fats Domino
Slow Down / Larry Williams

2曲目からはニューオーリンズのR&B。そう、大瀧さんが「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でかけたR&BのほとんどはニューオーリンズR&B。泥臭さはあるとはいえハッピーな気分になれるものばかり。
ファッツ・ドミノは単独で特集を組んでいます。

僕が好きなのは第2回目のR&B特集。この日は全曲ニューオーリンズR&B。
この日の話で特に面白かったのはサックスの話。ファッツ・ドミノの曲の間奏なんかには必ず、ゆったりとしたサックスが出てきてこれがまたたまらないんですね。
たとえばリッキー・ネルソンがカバーしたことでも有名なこの「I'm Walkin'」でも。



で、大瀧さんはファッツ・ドミノの曲などで演奏しているサックスプレイヤーを2人紹介します。ここからかかった曲がかなりツボでした。
まずはリー・アレンの「Walkin' With Mr. Lee」。



そしてアルヴィン”レッド”テイラーの「Happy Sax」。



で、次にファッツ・ドミノの「All By Myself」。間奏でやはりゆったりしたサックスの演奏を聴くことができます。



セカンドラインだけでないニューオーリンズR&Bの魅力のひとつになっていますね。大瀧さんが語っている通りロックン・ロールの曲のサックスとはまた違った魅力があります。

そういえばロックン・ロールの代表的なサックス・プレイヤーといえばキング・カーティスですが、彼がいろんなアーティストのバックでサックスを演奏した曲を集めたこんなCDが発売されていたのを最近知りました。ニール・セダカやボビー・ダーリンやコースターズなどなど。かなり楽しめます。
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by hinaseno | 2015-02-28 11:15 | ナイアガラ | Comments(0)