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それが大瀧さんであるのかどうかを決めかねて


YouTubeで、ずっと気になっていた、ある一人のユーザーが、昨日新たな音源をアップロードしているのを今朝知りました。
このCultPopOneというユーザー名の人。
あまり多くの音源をアップしている人ではなく(昨日アップされたものを含めて13)、昨年の11月から3カ月半ほど更新がされない状態が続いていました。

その人の音源は、その編集も含めてほとんどが僕のツボ。しかも聴いたこともないようなカラオケバージョンを使っていたりして、どう考えても一般人ではなく、音楽業界に深く関わっていた人としか思えない。
一番驚かされたのは、その人の作ったいくつかの音源の最初に、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のテーマソングでもあるフィル・スペクター・プロデュースの「Dr. Kaplan's Office」が使われていること。

もしや、まさか。
しかも、11月末から更新が止まったままということもあって。

新たにアップされた音源はダーレン・ラヴのもの。
「He's A Rebel」と「Fine Fine Boy」に関する30年ほど前のインタビュー。
特に驚いたのは「He’s A Rebel」の音源。



“OK, Here We Go. He's A Revel, Take 7”という指示(スペクター?)のあとにかかるのはなんと「He’s A Rebel」のカラオケバージョン。聴いたこともない。今、公式にリリースされているもののどこかにあるんでしょうか。そういえば、この人のアップしているビーチ・ボーイズの「The Little Girl I Once Knew」のバックに流れている音源も聴いたことのないカラオケバージョンやボーカル・オンリー・バージョン。いったいこの人は何者なんだろう。

ところで「He's A Rebel」といえば、先日ちょっと驚くようなことが。
忘れもしない3月3日の月曜日の夜。仕事帰りに買ってきた『東京人』の大瀧さんに関する川本さんの記事を夕食後、さあ読もうと思ったときに、まさにジャストタイミングでテレビから「He's A Rebel」が流れてきました。もうびっくり。
達郎さんのサンソンは別として、この時代にラジオの音楽番組からもめったに流れるはずのない曲がテレビから流れてきたわけですから。大瀧さんが呼び寄せたとしか思えない。
実際にはその前日のアカデミー賞でドキュメンタリー賞を受賞した『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』に、この「He's A Rebel」を歌っているダーレン・ラヴが出演していたということで、報道ステーションのお天気コーナーでその映画に関する曲として「He's A Rebel」を使ったようです。映画を観ていないので、その映画でどんな曲が使われているのかは知らないのですが、それでも「He's A Rebel」を選んだのはすごいですね。

ちなみに「He's A Rebel」は一応クリスタルズというアーティスト名。でも、実際に歌っているのはダーレン・ラヴ。この曲に関してはバックコーラスでもなんでもなくリードシンガー。クリスタルズがバックコーラス。ややこしいですね。でもこんなことを平気でやっちゃうのがフィル・スペクター。

こういう裏話、1977年1月10日放送の「ゴー!ゴー!ナイアガラ」のクリスタルズ特集でこの曲をかけた後、大瀧さんはきちんと説明されています。まだスペクターに関する情報が圧倒的に少ない当時、どうやってこういう話を知り得たんでしょうか。
聴き取る力が並外れているということはあるんでしょうけど。
今日聴き返したら「No, No, No」の部分はダーレン・ラヴでなければ歌えないって言ってますね。CultPopOneさんがアップされた映像でも、まるで大瀧さんのその言葉に呼応するかのように、ダーレン・ラヴが「No, No, No」を歌っていた時のことを語っています。

やはりCultPopOneさんは大瀧さん?

というわけでダーレン・ラヴの、いやクリスタルズの「He's A Rebel」を。曲を書いたのはジーン・ピットニー。
「He's A Rebel」については明日、もう少しだけ。


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by hinaseno | 2014-03-11 15:50 | ナイアガラ | Comments(0)