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by hinaseno
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雪の中の「Velvet Motel」


リバティ・サウンドの曲の聴いて、気分はすっかり春に向かっていましたが、今朝は何と雪。これから外出ですが、車では無理そう。困りました。

さて、今日から"いよいよ"『A LONG VACATION』の中で最も好きな「Velvet Motel」の話。とりあえず画像を貼っておきます。



「Velvet Motel」を大好きになったのはいつだろう、といろいろ考えてみて、やはり初めて『A LONG VACATION』のレコードに針を落として、2曲目に流れて来た曲の「仄かに〜」という部分で、大瀧さんの裏声を聴いたときだろうと思いました。
このブログで大瀧さんの曲に関していろいろ書いてきたことを改めて思い起こしたとき、僕は大瀧さんの裏声が好きなんだということがはっきりとわかりました。一人多重コーラスの中の裏声、「ペパーミント・ブルー」の最後に聴かれる裏声...、あれほど魅力的な裏声を出せる男性シンガーは、それ以前にも、そしてそれ以後もいませんでした。

ただ今回は、あくまでキャロル・キング3部作の一つとしての「Velvet Motel」の話。
「Velvet Motel」は『A LONG VACATION』に収められた曲の中でも、とびっきり都会的で洗練された曲なのですが、その一方でどこかなつかしさを感じてしまうという不思議な魅力を持っています。『A LONG VACATION』以降、シティ・ポップと呼ばれる都会的な曲があふれるほど出てきて、もちろん僕もそれらのいくつかを聴いたりしたのですが、最近改めて何かの機会に聴いてみると、それらの曲はどこか冷たさを感じてしまいます。でも「Velvet Motel」は、極めて都会的でありながら、仄かな温もりがあります。本当に不思議な曲。

昨日引用したシリア・ポールの『夢で逢えたら』のCDの解説で、大瀧さんはこんなことを書いていました。
「The Very Thought Of You」のイントロ&前半のコード進行は「カナリア諸島にて」の最初の部分で使われていますし「Velvet Motel」でも応用されています。

「Velvet Motel」は「応用」なんですね。
「基本」であるはずの「カナリア諸島にて」や「君は天然色」ですら、その理解(とは、まだ言えないかもしれませんが)にたどりつくのにものすごい時間がかかったのですが、「応用」はさらに大変です。
ただ「応用」ということは、意外にその根底には、へえ〜、あんな曲を下敷きにしていたのかと、ちょっと聴いただけでは気づかないような形の曲作りがなされているということ。その、”根底”探しの試みをしてみようと思います。
あくまで仮説ですが。でも、かなり大胆な仮説です。

大胆な仮説には、大胆な発言から、ということで、とりあえず今日はとんでもない発言をしておきます。
「Velvet Motel」の根底とされたのは次の2曲だと。いずれも曲を書いたのはキャロル・キング。
1つはビートルズもカバーしたクッキーズの「Chains」。この曲がかなりにおいます。



そして、もう1つ付け加えるならば、リトル・エヴァの妹のIdalia Boyd(何と読むんだろう)の「Hulla Hoppin'」。



へえ〜っと思って下さる方が一人でもいらっしゃるでしょうか。
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by hinaseno | 2014-02-08 08:40 | ナイアガラ | Comments(0)