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Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
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海文堂書店の8月15日と9月25日(2)


夏葉社から発売された『海文堂書店の8月7日と8月17日』という写真集の話をもう少しだけ。
僕はこの本を予約していましたので、2時間くらい店にいた後、帰り際に中央カウンターで本を受けとりました。店の写真を記念に撮ろうかと思いましたが、やめました。

写真集を開いたのは帰りの電車の中。最後の方に収められたブックフェアのスケジュールを書き込んだボードの写真の、空白(永遠の空白...)になった10月の部分を見たときにはさすがにたまらない気持ちになりました。
閉店がきまった後の9月のブックフェア名にはこう書かれています。
いっそこのさい 好きな本ばっかり!

さて、僕が海文堂に行くと、かなり長時間いる場所は、2階の「元町・古本波止場」。新刊書店の中に古本を集めたコーナーがあるんですね。古い地図を買ったのはここです。
a0285828_9335037.jpg

この写真の、人が立っているあたりに地図が置かれています。一昨日も、ここで古い地図を一つ買いました。またいずれ。

『海文堂書店の8月7日と8月17日』の中で最もうれしかったのは、いや、うれしかったという言葉は適切ではないですね。このような写真集がこのような形で出るということは、出してくれた夏葉社の島田さんに心から感謝したい気持ちの一方で、複雑な気持ちはぬぐいきれないのは事実ですから。
でも、とにかくこの写真。
a0285828_9342290.jpg

音楽関連の棚(この裏側が映画関連の棚、大好きな棚です)をとらえたこの写真のフォーカスのあたっている部分にとらえられている本は...。

そう、大瀧さん関連の本なんですね。
何度もこのブログで紹介している『文藝別冊 増補新版大瀧詠一』、そして僕の持っているものはもうぼろぼろの、バラバラになっている『All About Niagara』。
この本、一昨日もまだ置いてあって、『All About Niagara』は手にとってぱらぱらと眺めてきました。

実は後で気がついたのですが、この写真集が発売されたとき、夏葉社のブログで紹介していた写真が、まさにこのページでした。大瀧さんの本が思いっきり大きく写り込んでいるのにね。

この写真集に収められた写真はどれも素晴らしいものばかりなのですが、僕の心を最もゆさぶったのは、外商担当の人と、その部屋をとらえた写真でした。絶対に見ることのできない部屋の写真ですね。

この部屋にはいろんなものが置かれています。
おそらくは外商の人がかぶるためのヘルメット。水筒。水色のタオル。ビニール袋に入ったままのYonda?のぬいぐるみ。もう一つ、ビニール袋に入った棚から落ちかけているぬいぐるみ。そして、僕の心を最もとらえたのは、その横の窓際に置かれた大きなパネル。
ジョン・レノンの顔が大きく写っているモノクロの写真。

このページに写っている外商の人が置いたものなのか、あるいは別のだれかがあるとき置いたものがそのままになっているのか。
でも、確かなことは、ジョンがこの部屋全体を見つめ続けていたということ。ジョンが見つめられ続けていたかどうかはわからないけど。

このページの写真をここに貼ろうかと思いましたがやめておきます。
代わりにジョンのこの曲を。

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by hinaseno | 2013-09-27 09:40 | 雑記 | Comments(0)