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Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
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HEAVEN AND PARADISE


ここは天国、それとも楽園。
そんな気分にさせる島、C島。正式な名前はセシーリア島。
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僕は昨日からここで「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の50’s Chorus Group特集を聴き続けています。放送されたのは1976年8月2日。ちょうど37年前の昨日。
この日は、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」で初めて1950年代のドゥーワップを特集した日なので、ドゥーワップの代表曲ばかりかけられています。その4曲目にかかったのが The Harptonesの「The Shrine of St. Cecilia」。The Harptonesはドゥーワップで一番好きなグループで、何枚もCDやレコードを持っているのですが、「The Shrine of St. Cecilia」がかかった瞬間、初めて聴く曲! と思ったのですが、実は持っていたレコードに収録されていました。恥ずかしいことに聴き流していたんですね。でも、まさに「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の魅力はそこにあって、今まで聴き流していたような曲のよさを発見するんですね。

さて、「The Shrine of St. Cecilia」の次に、「The Shrine of St. Cecilia」と似たようなメロディラインを持つ曲がかかります。
Lee Andrews & The Heartsの「Tear Drops」。

この2曲は大瀧さんの「夜明け前の浜辺」にメロディ・ラインにとても似ている所があるということで紹介されているのですが、確かに「砂の上に横たわり...」と歌われる部分とメロディがぴったり重なっています。でも、下敷きにしたんではないんですね。それどころか大瀧さんは曲を作ったときにはそれらの曲を聴いていなかったということ。安易な元ネタ探しは、逆に音楽というものに対する理解のなさをさらけだしてしまうことになりかねません。気をつけないと。

ところで、この「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の50’s Chorus Group特集の2曲目にかかったのがThe Flamingosの「I Only Have Eyes For You」。

たぶん僕らの世代の多くは達郎さんのカバーで知った曲ですね。この曲をかけたあとで大瀧さんがこう言います。
「『I Only Have Eyes For You』は作曲者がハリー・ウォーレンで、前にもクリス・モンテスのときにも名前が出たと思います。『The More I See You』とかを作った人です」

これを聴いたときに僕の中にハリー・ウォーレンという名前が刻まれたんですね。今も続くハリー・ウォーレン・ブームのきっかけでした。先日、石川さんから送っていただいた”+α”は石川さんがハリー・ウォーレンの曲を集められたCD。なんと4枚も。僕もいろいろ集めていましたが、知らない曲だらけ。特に東海林太郎をはじめとして日本人が歌っている音源にはびっくり仰天でした。

さて、「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の50’s Chorus Group特集の11曲目にはThe Jestersの「The Wind」がかかります。

この曲はローラ・ニーロのカバーで知りました。

このローラ・ニーロの「The Wind」の収められた『Gonna Take A Miracle』は死ぬほど好きなアルバムなのですが、そのジャケットの裏にこんな言葉が記されています。
ローラ・ニーロが少女のときに過ごしていた場所を描いた短い詩のような言葉。

Nights
   in New York
     running down the steps
       into the echoes of the train station
                      to sing...


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ニューヨークの夜
 階段を駆け下りて
  地下鉄の駅の構内のエコーの中に入って行く
                 そこで歌を歌うために

もし、タイムマシンがあれば、僕が真っ先に行きたいのは、いくつものドゥーワップのグループがデビューを夢見て一生懸命に歌を練習している、50年代後半のアメリカの都市のエコーがきれいに響くストリートコーナーか駅の構内。

でも、このC島にいると、あたかもそのような場所にいる気分にさせてくれます。目の前にいくつものドゥーワップ・グループが現れて歌を歌ってくれます。そしてその歌声は聖堂の中にきれいに響き渡っている。

Today's Song: Heaven & Paradise / Don Julian & The Medowlarks
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by hinaseno | 2013-08-03 14:27 | ナイアガラ | Comments(0)