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by hinaseno

チャーリー・ブラウンが選んだクリスマス・ツリーは...


昨日、大好きな2枚のクリスマス・アルバムをとりあげましたが、もう1枚、もう何年も聴き続けている大好きなクリスマス・アルバムがあります(「唯二無三」と言った昨日の言葉はどこに...)。

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ヴィンス・ガラルディの『A CHARLIE BROWN CHRISTMAS』(邦題は「スヌーピーのクリスマス」)。同じタイトルの映画のサウンドトラックですね。でも、内容はというと、とびっきりオシャレなピアノ・トリオによるジャズのクリスマス・アルバム。声が入ってないので、言葉のことを考えなくてはならない作業をするときには(実は圧倒的にその作業が多いのですが)うってつけのアルバムです。
ちなみにあの映画はクリスマス・ツリーをめぐる話。原題通り、チャーリー・ブラウンとクリスマス・ツリーの物語。スヌーピーはあくまで脇役。でも、邦題は「スヌーピーのクリスマス」。スヌーピーは大好きですが、チャーリー・ブラウンがかわいそう。

このアルバムにはスタンダード(クリスマス・ソングだけではないですね)とともに、ヴィンス・ガラルディのオリジナル曲がいくつか入っています。それがとびっきり素敵なんですね。全部紹介したいところですが、今日は2曲だけ。
まずは、おそらくはテーマソングである「CHRISTMAS TIME IS HERE」。


「CHRISTMAS TIME IS HERE」のボーカル・バージョンもあるので、こちらも貼っておきます。映画の映像がついています。歌っているのは子供たちの合唱団でしょうか。


もう1曲は「Skating」。子供たちが凍った池でスケートをしている場面で使われた音楽ですね。


さて、紹介した2曲、何かに気づいたでしょうか。片方がスローでもう片方がアップテンポなのですが、共通していることがあります。そう、2曲ともワルツなんですね。4分の3拍子。

ヴィンス・ガラルディはもちろんいろんな曲を作っているのですが、僕は彼が作るワルツが大好きなんです。ワルツを弾く時のピアノの感じはとても楽しそう。
僕が好きなヴィンス・ガラルディの曲に「You’re In Love Charlie Brown」という曲があります。やはり、スヌーピー(チャーリー・ブラウン)関連の曲を収めた『OH GOOD GRIEF』というアルバムに入っています。これもやはり素敵なワルツ。


このアルバム、昔、元ピチカート・ファイヴの小西康陽さんが好きなアルバムとして取りあげていたので手に入れて聴きました。小西さんが作ったピチカート・ファイヴのこの「優しい木曜日」という曲を聴くと、ヴィンス・ガラルディの作ったワルツの曲の影響を強く感じます。


チャーリー・ブラウンが選んだクリスマス・ツリーは..._a0285828_1429278.jpg

Commented by 39nemon at 2012-12-14 00:09 x
歌詞がなくとも、タイトルに"CHRISTMAS"と入っているだけでとても特別な時を過ごせるような気がする。(曲の好みはありますが)

by hinaseno | 2012-12-08 14:31 | 音楽 | Comments(1)