Nearest Faraway Place nearestfar.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

Talks About Music, Books, Cinema ... and Niagara


by hinaseno
プロフィールを見る
画像一覧
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

今日はいい天気、というよりは晴れたり曇ったり。曇ってるほうが多いかな。ただ気温は高くて(室温は14℃)暖かい。今日のような日ではなく、もっと気温が低くて、でも雲ひとつなくスッキリ晴れたような日に口ずさむのがこの「Sunny Winter」という曲。今年はすでに何度か口ずさみました。




歌っているのはキャロル&シェリル(Carol & Cheryl)という2人組の女性グループ。レーベルはコルピックスですね。プロデュースはもちろんステュ・フィリップス。


「Sunny Winter」という曲を初めて聴いたのは山下達郎さんの『サウンド・ストリート』のサーフィン&ホット・ロッド特集でした。放送されたのは1984年9月13日。

冬の、しかもサーフィンでもホット・ロッドでもない曲が「サーフィン&ホット・ロッド特集」でかかったかというと、この曲のA面が「Go Go G. T. O. 」というそこそこ有名なホット・ロッドの曲で、でも達郎さんはB面の綺麗な「Sunny Winter」が好きなのでこっちをかけたということ。そのとき以来、僕も大好きになったんですが、でもこの曲、いまだにまともな形でCD化されていないんですね。A面の「Go Go G. T. O. 」は宮治さんが監修して3年前の夏に発売された『ワーナー・サーフィン&ホット・ロッド・ナゲッツ』に収録されました。早くきちんとした形でCD化して欲しいですね。というよりもシングル盤がほしい。けど、めっちゃ高い。


ちなみに「Sunny Winter」が収録されたCDで僕が持っているのはこのCD。もちろん正規盤ではありません。でも、今となったらかなり貴重なものかもしれません。


a0285828_14214417.jpg


このアルバムの写真に写っているのがキャロル・コナーズ(Carol Connors)という人。キャロル&シェリルのキャロルがこの人です。

キャロル・コナーズについてはこの日のブログとか何度か書いていますね。その日のブログで紹介しているThe Storytellersというのは彼女とスティーブ・バリが作っていたのいたグループ。『ワーナー・サーフィン&ホット・ロッド・ナゲッツ』と同時に発売された『ワーナー・ガール・ブループ・ナゲッツVol,4』に収録されてびっくりした「Time Will Tell」はキャロル・コナーズとスティーブ・バリの共作。女性の声は一人ではない気がするのでたぶんシェリルも参加しているのではないかと思っています。


そのシェリルというのは彼女の妹。達郎さんの番組でも「妹だと思います」と説明しています。まだ情報が少ない当時、限られた資料で的確な推測をしていますね。そういえばその時の放送ではキャロル・コナーズがテディ・ベアーズのアネット・クラインバートと同一人物かどうかまではわかっていなかったようで、達郎さんも「一説には言われていますが、定かではありません」という表現に留めています。

このあたりのことは大瀧さんといろんな情報を交換しあっていたことは間違いありません。


さて、今年、最初に「Sunny Winter」を聴いた日だったか、その次の日くらいに、そのシェリルの方に関する驚くような情報を目にして、椅子から転げ落ちそうになりました。そっ、そんなところにまで、という話。

その話はまた次回に。


[PR]
# by hinaseno | 2018-01-18 14:22 | 音楽 | Comments(0)

今日は、数日続いていた寒さがふきとんで、春のような陽気。目の前の庭の木にも小鳥がやってきています。

これくらい暖かいと、くまくまちゃん色したマフラーも必要ないですね。僕の肩の上にある(はずだとおもっている)やさしさも、震えるどころか、小鳥のように飛び立とうとワクワクしている感じです。行きたい場所は姫路のおひさまゆうびん舎。


その話の前に昨日アップしたブログ、引用した歌詞の空けていたはずの行がくっついた状態になっているのに今朝気づきました。

下書きではきちんと空けていたのに、アップするとなぜか空きがなくなってしまうんですね。隙間がなければなんのこっちゃです。とりあえず直しておきました。


さて、ちょうど1年前の1月16日に、新刊の『くまくまちゃん、たびにでる』とともにくまくまちゃんシリーズ3冊が同時に発売されたんですね。

というわけで、それをお祝いして今日、姫路のおひさまゆうびん舎でくまくまちゃんパーティが開かれるようです。残念ながら行くことはできないけど、僕の心は小鳥か、あるいは天使になってそこに飛んで行ってます。

いったいどんな会になるのか想像するだけでワクワクしますね。それぞれの人がどのくまくまちゃんが好きかなんて話すだけでも楽しそう。ちなみに今僕が好きなくまくまちゃんはこれかな。

a0285828_13042755.jpg


♫水いろのひかりさしこむ窓にくまくまちゃんがひとりぽつん♫ です。ちょっと歌うのには無理があるか。それはさておき窓際にひとり佇むくまくまちゃんはどれも最高。とりわけこの後ろ姿のはいいですね。よく見たらくまくまちゃんの体は楕円形。温かな膨らみのある楕円です。


くまくまちゃんで好きな絵といえば、先日高橋さんのブログでアップされていた絵も、涙が出るくらいに素敵な絵でした。

実はこの絵、昨年のクリスマスにこっそりいただいてたんですね。

a0285828_13081236.jpeg


赤い実がなったマンリョウの木のそばで、一羽の小鳥がくまくまちゃんに赤い実の贈り物をしています。あ〜、たまらない。


今では3・21(3月21日)がナイアガラ・デイとして定着し、いろんな場所でいろいろな形のお祝いがされる日となっていますが、1・16はくまくまちゃんデイとして、これから毎年何かのお祝いをしていけたらいいですね。


と、そんなことを書いていたら、赤い単車に乗ったお兄さんがやってきました。出てみると小さな小包。おひさまゆうびん舎からの郵便でした。中身はもちろん…。

これを見て、あの少女たちがどんな顔をするか、今から楽しみです。

a0285828_13062714.jpg


というわけでこれからひとりで『くまくまちゃん』を読みます。

a0285828_13064900.jpg


[PR]
# by hinaseno | 2018-01-16 13:07 | 雑記 | Comments(0)

松本さんによって1番の「水いろの陽に濡れるテーブルに/きみはほおづえき/今朝の夢のつづき思い出す」に相当する3行分の歌詞が加えられたことで言葉数も整い、ようやく曲は完成に…と、行くはずだったのにそうはならなかったんですね。

原因はやはり松本さんが書いた本来の詞の行や段落分けを無視した大瀧さんの曲作りにありました。


改めて1番のサビまでの歌詞の確認を。松本さんが書いた詞はこうなっていました。


 水いろのひかりさしこむ窓に
 きみはひとりぽつん
 風にきみの顔がにじんで

 水いろの陽に濡れてるテーブルに
 きみはほおづえつき
 今朝の夢のつづき思い出す

  さあ
  あたまに帽子のせて
  でかけなさいな
  ほら外はいい天気だよ

ここを大瀧さんはこう歌うようなメロディにしたんですね。

 水いろのひかりさしこむ
 窓にきみはひとりぽつん
 風にきみの顔がにじんで
 水いろの陽に濡れてるテーブルに

 きみはほおづえつき今朝の
 夢のつづき思い出す

  さあ
  あたまに帽子のせて
  でかけなさいな
  ほら外はいい天気だよ

さて、この形で新たに書かれた3行の入った2番の歌詞を1番で作られたメロディに入れてみると、こう歌うことになります。

 水いろのひかりあふれる
 部屋に朝は悲しすぎる
 風にきみの夢がにじんで
 水いろの陽に溶けだした朝

 きみの肩のうえでやさ
 しさが小さくふるえている

 さあ
 あたまに帽子のせて
 でかけなさいな
 ほら外はあんなにいい天気だよ

1番で、本来は次の行の最初に置かれている「今朝の」という言葉を前のフレーズの最後に入れたために、2番では「きみの肩のうえでやさ/しさが小さくふるえている」と歌わなければならなくなっているんですね。

「やさしさ」が切り離されている!

いくら大瀧さんでもこれには抵抗があったようです。多少つながりがおかしくなっても(でも、不思議な面白さが生まれる)言葉を切り離してしまうことをしばしばされますが、それはあくまで文節単位。一つの単語まで切り離してしまうことは(たとえば「颱風」のように自分で書いた詞でない限り)まずやらない。


それからもう一つ、この「外はいい天気(だよ)」にはリンダ・スコットの「I've Told Every Little Star」のイントロの部分を取り入れていて、で、「I've Told Every Little Star」は最後に再びイントロのフレーズに戻るという構成になっているので、それと同じようにするにはサビを最後に持ってこない方が自然な感じがすると判断したかもしれません。

ということで、最後のサビと「きみの肩のうえで/やさしさが小さくふるえている」の2行をカットして、「水いろの陽に溶けだした朝」まで歌って最初のフレーズに戻るというパターンも考えてみたはず。でも、「溶けだした朝」で終わるのも歌ってみたらかなり不自然。


で、結局、松本さんにわざわざ考えてもらった3行をバッサリとカットして「風にきみの夢がにじんで」で終わる形にしたんですね。限られた時間の中で曲を仕上げなければならなかったので仕方がなかったんだと思います。歌詞メモに大きく×を入れたのはもちろん大瀧さんのはず。


曲を完成させたものの大瀧さんにはいくつかの不満足感が残ったので(もっといい曲になるという感触があったんでしょうね)、たぶん早い段階で、おそらく帰国してすぐくらいに曲の作り直しを始めたにちがいありません。

とりわけ気になったのがカットした3行のうちの最後の2行。「きみの肩のうえで/やさしさが小さくふるえている」の部分ですね。いい言葉だけにカットしたことにうしろめたさを感じたのかもしれません。


というわけでそれをなんとか入れようといろいろ考えて仕上げたのが「風にきみの夢がにじんで」のすぐあとに、「きみの肩のうえで/やさしさが小さくふるえている」を「小さく」を重ねてつなげるという形。言葉数を整えるために「ふるえている」を「ふるえてる」にして。で、出来上がったのがこのフレーズですね。


 きみの肩のうえで やさしさが
 小さく 小さく ふるえてる

そしてもう一度繰り返す。


 小さく 小さく ふるえてる


で、イントロのフレーズに戻る。

見事という他ないです。

それからもともとは「あんなに」が入る予定でメロディを作ったはず「ほら外はい~い~い~い~天気だよ」を「ほら外はあんなにいい天気だよ」に戻して。

もう一つ言えば、一番のサビの後に転調して半音上がる形になっているのも素敵です。


というわけで今年最初にギターで弾いているのはもちろん「外はいい天気だよ」。単純な巡回コードを使った曲なんですが、「やさしさが」の後に一瞬ポロンと出てくるディミニッシュ・コードがたまりません。でも、そこにそのコードが入るのはねらったわけでなく、たまたまなんですね。


[PR]
# by hinaseno | 2018-01-15 13:08 | ナイアガラ | Comments(0)

この話もいよいよ大詰め。

本当は2回で終わりにして、「きみの肩のうえでやさしさ…」の部分は大瀧さんが考えたんだという結論にするつもりだったんですが、実はそうでなかったということで長い話になりました。あれは松本さんから出た言葉だったとは。しかも想定外の「3行」。それがきちんと証拠として残っているのだからびっくり仰天でした。


ところで昨日は終日『定本はっぴいえんど』を読んでいました。とりあえずまずは大瀧さんのインタビュー、それから松本さん、細野さんのインタビューを読みました。大瀧さんのが一番長いんですね。まあ、大瀧さんは当時の出来事をきちんと書いた手帳や、歌詞のメモなどいろんなものを持っていたので、証言としては一番信用がおけたのだろうと思います。


さて、いろいろ読んでいて、ひとつだけおっというものを見つけました。それは松本さんがロスから国際電話で歌詞を聞いた相手のこと。

僕が持っている『HAPPY END』のCDの解説や、あるいは大瀧さんの2012年のインタビューでは電話した相手は当時のはっぴいえんどのマネージャーの石浦信三さんということになっているんですが、『定本はっぴいえんど』の執筆者の『HAPPY END』の解説では電話したのは石浦さんではなく松本さんの奥さんということになっていました。


大滝がアイディアを使いはたし詞が書けないということで、松本が国際電話で自宅に電話し、夫人に『風のくわるてつと』の中で、まだ曲のついてないものを読んでもらい、それを控え、大滝に渡している。

まあ、マネージャーの石浦さんからにせよ、松本さんの奥さんからにせよ、『風のくわるてつと』に収められた形の詞が伝えられたことだけは確かなようです。


さて、改めて『定本はっぴいえんど』に掲載された「外はいい天気だよ」の歌詞の手書きメモを。

a0285828_14200896.jpg


それからこちらは『風のくわるてつと』に載っている詞。

a0285828_14180778.jpg


最後の×の部分以外は基本的にはそのままですね。漢字、ひらがなの表記もほぼ同じ。

違いはというと『風のくわるてつと』では「机」となっているのが「テーブル」に、「ほおづえついて」が「ほおづえつき」になっています。

おそらく字数を整えるために変更したはずなので、このメモは電話で伝えられたのを書き取ったそのままのものではなく、大瀧さんが曲を作り始めて、大瀧さんの意見を取り入れる中で書き換えられたものと推測できます。


大きな違いは『風のくわるてつと』の詞では最後に「さあ あたまに帽子のせて…」のサビが繰り返しがくるのですがメモの方ではカットされて、新たな歌詞が3行加えられていること。


メモで最後のサビがカットされていることに関しては、ただ単に繰り返しなので書くのを省いただけのことだろうと思っています(最初に大滝さんに渡されたメモには当然書かれていたはず)。大瀧さんが作ろうとした曲の1番の構成を見ればわかるように、最後にサビが来るからこそ必要な部分としてあの3行が書き加えられているはずなので。


ちなみにその最後のサビはこんな歌詞。1番の後に出てくるサビと少し違っています。


 さあ
 あたまに帽子のせて
 でかけなさいな
 ほら外はあんなにいい天気だよ

最初のサビの「いい天気だよ」の前に「あんなに」という言葉が入っているんですね。4文字も多い歌詞を同じメロディで歌うのは難しいのでは、と、知らない人であれば思うかもしれませんが、実はこの曲は「あんなに」が入った方が自然な形のメロディになっているんです。ところが『HAPPY END』版の「外はいい天気」でも、結局最後のサビがカットされて、「あんなに」が入っていない最初のサビだけが残ったのでそこは「い~い~い~い~」と歌っているんですね。はっきり言えばかなり不自然。

やはり大瀧さんは最後に「あんなに」を入れた形のサビがくる形の曲作りをしていたことは間違いありません。だからこそ、そのために1番と同様の形をした3行の言葉を松本さんに考えてもらう必要があったんです。


ちなみにはっぴいえんど後に作り直された「外はいい天気だよ」では、最後にサビは来ないものの、一度目のサビで「あんなに」を入れて歌っているんですね。そっちの方がもちろん自然です。


[PR]
# by hinaseno | 2018-01-14 14:18 | ナイアガラ | Comments(0)

いやあ、寒いですね。今朝起きたら室温は4度。部屋に温度計を置いてから最低を記録しました。外はマイナス4度だったようです。僕の肩の上にある(はずだと思っている)「やさしさ」もぶるぶるとふるえていました。

これでは肩に上にある(はずだと思っている)「やさしさ」が凍りついてしまいそうな気がしたので久しぶりにマフラーを買いに近くのスーパーに行きました。

で、紳士服売り場をぶらぶらと歩いていたら、くまくまちゃんカラーのミニマフラーと目があって即買い。ちなみにブランドはゴールデンベア。

ほくほくした気持ちで家に戻っていざ巻こうとしたら巻き方がわからず悪戦苦闘。仕方がないのでネットで調べたら片側に穴が空いていてそこを通すことがわかりました。ということでくまくまちゃんみたいなかわいい格好でこのブログを書いています(ちなみに部屋にエアコンは付けていません。音楽のジャマなので)。


ところで例の資料、昨日の午後ようやく届きました。いやあ、すごいですね。とりあえずまず最初に分析作業を数時間。予想以上に難航。ある程度結論付けたものの、確信までは至らず昨日は終わり。今朝目が覚めて、寒いけど水色の光が差し込む中、ふと、ある対談が載っている本のことを思い出して確認。なんと、そこにはっきりと書かれていました。

ということで新年早々、うれしい発見になりました。情報をくれた方、本当にありがとうございました。

それにしても、元日の朝、天気が良くて、たまたま流れてきたフレーズから、数年来置き去りにしていたままの謎がこんなふうに解決しようとは思いもよりませんでした。


と書いてもなんのこっちゃ、ですね。

ある情報をいただいてすぐに注文したのは『定本はっぴいえんど』(1986年)。はっぴいえんど研究には必読の書と言われていますが、持っていなかったんですね。そこに掲載されていたのがこの写真。

a0285828_14554342.jpg

破りとられた紙に書かれているのは「外はいい天気だよ」の手書きの歌詞。隣のページの下には「「外はいい天気だよ」歌詞のメモ 於ロスレコーディング」というコメントがあります。


一番下の大きく×が付けられた箇所も気になりますが、まずは筆跡鑑定から。松本隆さんの字なのか、それとも大瀧さんの字なのか。

松本さんの字は個性的なので見ればすぐにわかるだろうと思っていたんですが、思った以上に難航してしまいました。

上に貼った写真には隣のページに掲載された「はいからはくち」の歌詞メモも入れたんですが、その歌詞を書いているのはもちろん松本さん。松本さんは『風街ろまん』や太田裕美さんの『手作りの画集』の歌詞カードを書いているんですが、誰が見ても松本さんの字ってわかるような字なんですね。

ただしそれは清書した段階でのもの。「外はいい天気だよ」歌詞のメモは清書ではなく、たぶん急いで走り書きされたものなので、よく見慣れた松本さんの字とは感じが違うんですね。で、確認のために大瀧さんの字をいろいろと調べてみたんですが、大瀧さんの字だという判断も、大瀧さんの字ではないという判断もできない。う~ん、困ったな、なにか特徴的な文字はないかと逐一調べて、ようやくひとつ見つけました。

それは「か」。

松本さんの書く「か」はいつも必ず右の点が下の方に打たれ、しかも左側の部分にくっつくように書かれているんですね。それに対して大瀧さんは右上に離れて打っています(普通の人はそう書きます)。というわけで「外はいい天気だよ」歌詞メモは、×が付けられた部分も含めてまず松本さんが書いたもので間違いないという結論に至ったので昨夜は眠りにつきました。


今朝目が覚めて、できればもう少し確証のようなものがあればと考えていたとき、ふと、そういえば『風街茶房』に載っている大瀧さんと松本さんの対談で、確か歌詞のメモに関する話があったことを思い出しました。

で調べてみたらなんと! はっぴいえんどのメンバーの記憶はいい加減なものが多いという話からです。ちなみに対談が行われたのは2000年2月21日。


大瀧:覚え悪いんだよ、みんな。全然ダメ(笑)。
松本:誰も信用できない(笑)。
大瀧:俺の話を聞いていれば間違いないよ。手帳つけているからね。『定本はっぴいえんど』に書いているはっぴいえんどのスケジュールなんて、全部おれの手帳を写したんだから(笑)。あと、今日持ってくれば良かったんだけど、松本の手書きの詞も全部残ってるんだよ。「はいからはくち」、「乱れ髪」、「外はいい天気」……みんなあるんだよ。銀行のメモ用紙とかその辺のノートに書いたやつ(笑)。それ全部集めてまとめたんだけど、まとめるとモノって目の前から消えるもんだね。

ということで、『定本はっぴいえんど』に載っていた「外はいい天気だよ」は、大瀧さんが松本さんから渡された松本さん手書きの詞であることはまちがいがなさそうです。


これが確かめられたということで、いよいよ詞の分析ということになります。ポイントはもちろん×が付けられた最後の3行ですね。そこには『風のくわるてつと』にはなかった言葉が書かれています。

そして問題の最後の「2行」に書かれていたのはこの言葉でした。


 きみの肩のうえで
 やさしさが小さくふるえている



[PR]
# by hinaseno | 2018-01-12 14:56 | ナイアガラ | Comments(4)